弁当場への道 ① (須山浅間神社~忠ちゃん牧場)

今日は、富士山の麓にある「須山口登山歩道」の起点(入り口)とされる須山浅間神社へ来ています。
伝助が8歳になったら、この道を行こうと決めていました。あの時のリオと同じ、
それは今から約9年前、伝助が生まれる前に、愛犬ルークを失った悲しみから心機一転!
リオと二人で1からこの麓の神社から富士山登頂を誓って歩み始めた思い出の場所だからです。
AM8:22 須山浅間神社 到着

前回、パパの朝寝坊と高速道路の度重なる事故による渋滞でw諦めた富士登山ヽU*´д`*Uノ
今日はしっかりと前日の夜から出発して、こちらの浅間神社の駐車場(無料)でしっかりと仮眠をとって挑みます^^

まずはしっかりとお参りをしますヾU*・ェ・*Uゝ
あれれ?なんだか以前来た時と雰囲気が随分違うな~σU*´д`*U?
建物が立派になっているような気がします?・・・
富士山が世界遺産に認定されてから、参拝者も増えて儲かっているのだろうか???ムフフッ

須山口登山歩道は、今では数ある富士山の登山道の中では最古の登山道と言われていて、
この須山浅間神社は、その入り口の起点とされ富士山信仰者もここで参拝してから登山に赴きます。

樹齢500年といわれるデッカイ杉の木は何も語りませんがwその長い歴史の中で何を見てきたんでしょうね?

こちらの離れも立派になって、またお賽銭箱が置いてあります。お賽銭の二重取りです(笑)

私と伝助、二人分のお賽銭を入れて登山の無事を祈願します。今日はここから弁当場を目指します!
弁当場といっても、富士山の登山道で有名な美味しいお弁当屋さんがあるわけではなくw
昔の源氏だかなんだかがそこの水でお弁当を食べた!という名水の場の事です。
AM8:30 出発!

参拝を済ませ、いざ出発です!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
ここから富士山頂を目指したリオ!そしてここまで三度の登頂と御中道と大きな事ばかりやってきた伝助。
8歳を過ぎて二人はほぼ同じ年齢に並びました。

伝助も今日ここから弁当場への足跡を繋げれば、富士山を麓から通して山頂までを全て登った事になります。

私がルークとリオと富士登山を始めた頃は、須山登山道は人も滅多に通らないような荒れた登山道でした。
それが今では世界遺産に認定され、あちこち整備も進んで始めて訪れる人にも随分優しい道となりました。

思い出を削られてしまうのは悲しいけど、何時までも変わらない物は無いし、
それはそれで、時代と共にまた新たな登山者の別の思い出となって受け継がれていくのでしょう。

さ~浅間神社を出て登山道?を登って行きますヾU*・ェ・*Uゝ

登山道と言っても、ここは麓で既に住宅が立ち並んでいるので、看板を頼りに道路を歩いて行く事になりますw

まぁ~昔はこの辺りも山の中で、神社から登山道が続いていたって事なのですヽU*´д`*Uノ

道標を頼りに進んで行きます。

遠くに綺麗に富士山が見えていますが。。。此処も富士山です!(笑)

まずは住宅街を抜け山道へ入り、そこから中間地点の「忠ちゃん牧場」を目指しますヾU*・ェ・*Uゝ

若干名残が残っている場所もあり、昔は山の中で登山道が続いていた跡が窺えます。

9年前、リオと歩いた時には伝助はまだ生まれても居なかったんだもんな~

当時のリオは8歳半、いまの伝助は8歳3ヶ月ちょっと、ほぼ追い付いた^^;

常夜灯があります。
昔は下山者が道に迷わないように、夜間はずっとここに火を灯して辺りを照らしていたのでしょうね!
つまり、この辺りは昔から開けていたって事なのかなσU*´д`*U?

道路を歩いてはいますが、ここは富士山登山道なのでwもちろん上り坂ですよ!

AM8:45 貯水場 通過

富士山の中腹の水源から引いた美味しい水を此処に溜めて、麓の集落へ水を供給しているらしいです。

スタートの浅間神社から15分、貯水場を通過します。

貯水場の上には広い芝の広場があり、そこにチョコンと管理小屋が建っています。
伝助は迷わず小屋の木陰へ入っていきましたヾU*・ェ・*Uゝ私は目頭がちょっと熱くなりました。
やる事があの時のリオと同じだったからですU*ノд`*U。。

恐らく今の伝助の頭の中は・・・「今日はここでボール遊びするですか!?」みたいな感じでしょう(笑)

いえいえ、今日は登山です!ボールは持ってきていませんよ!w

9年経っても何も変わっていませんね^^;あの小屋に住んでこの芝の広場が庭だったら~伝助には最高だな!w

さ~芝の広場を抜けるとここからは一転!杉の深い森へ!本格的山道を登りますヾU*・ェ・*Uゝ

はい!アッというまに景色も雰囲気もガラリと変わります。

山道は上へと続いて行きます。

スギ花粉が心配ですが、コロナよりはマシです(笑)

この翌日、コロナウイルスの緊急事態宣言が発動されるわけですが、

私と伝助は富士山で自粛ですヽU*´д`*Uノ

自粛登山です(笑)

見渡す限り杉ばかり、でも伝助は楽しそう♪


それでもやっぱり綺麗に見える。木漏れ日が照らし出す苔の感じがとても良いです^^

登山道と言っても麓なので緩くのんびり登っていけます。

あの時のリオもまだまだ底無しの体力!なんて思ってたけど伝助も元気だの^^
でも、8歳過ぎてから流石の伝助も老化が早いかな~なんて思わせるところもあります。

人間の年齢にするともう60歳くらい?なのでNOとOFFの切り分けがハッキリしてきて、
夢中になれるような好きな事に対しては元気ですが、それ以外はのんびりしてゴロゴロしている時間が増えました。

もちろん、今日は大好きな登山なので、御覧の通りあっちフラフラこっちフラフラ元気です(笑)

カメラの性能のお陰で森の中でも明るく写っていますが、実際はこんな感じだと思います。

一度だけ国道を横切るので一度繋ぎます。


国道を渡り~

再び杉の森の中へ

放してもらえて安心の伝助♪

晴天の日曜日なのに・・・誰も居ないなw人気ないのかな・・・ここw
でも杉のお陰で直射日光は遮られて風は良く通るので歩き易いよな~

お!何か見えます!

あ!ボロの丸太橋だ!まだあったんだ@@!懐かしいな~

橋の苦手な伝助君は、もちろん避けて通りますヽU*´д`*Uノ

リオと来た時には、この辺りで道標を見失って一度迷った記憶がありますが・・・

あの時には、折れたり倒れたりしていた道標がちゃんとありましたヾU*^ェ^*Uゝ


あ!この道標は!私とリオで倒れていたのを立て掛けた記憶があります!懐かしいな~

そうだそうだリオと来た時はまだ積雪が残っていて、この深い杉の森の中で足跡も無く、
道標も倒れて隠れていたので道を見失ったんだな~思い出した^^;

お!この看板も見覚えがあるぞ!ぶっちゃけこの杉の森の中で、足跡も道標も無ければ全て同じに見えるw


あの時のリオと同じか~早いなぁ
この9ヵ月後に伝助は生まれ、一年後に我が家へやってきて1歳8ヶ月で富士山頂へ登ったんだから、
リオさんのお陰だな!やっぱりリオ大先生は偉大だったんだ!ヾU*^ェ^*Uゝ

リオさんが居なかったら、私と伝助が初めての挑戦だったら、きっとまだ五合目辺りをウロウロしていたに違いないw

そんな思いに浸りながら登っているうちに杉の森を抜けました。

忠ちゃん牧場はもう直ぐですヾU*^ェ^*Uゝ

一度通った事のある道を辿る事は迷いも無く容易い、

何時だって一番最初に道を開いた先拓者は偉大である!

後の者は続くだけで良いのだから、

さ~見えてきましたよ~

AM9:37 忠ちゃん牧場 到着

スタートの須山浅間神社から1時間7分、中間地点の「忠ちゃん牧場」へ到着しました。
距離はありましたが、迷いが無かった分早かったと思います。 (前回1時間43分)

リオに遅れること9年、あの時とリオと同じ年齢になった伝助が、麓の須山浅間神社から山頂への道を繋ぎます。
ここで水分補給としばしの休憩を挟んだ後、登山道で有名な美味しいお弁当屋さんのある?いえいえ水のあるw
富士山の名水の場 「弁当場」 を目指しますヾU*^ェ^*Uゝ
偉大なるリオ大先生の記事はこちら⇒ 須山口登山歩道1(須山浅間神社~忠ちゃん牧場)
- つづく -
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この記事へのコメント
リオさんの思い出を共有できる人が少なからず居て嬉しい限りです。
今の伝助と違って、ルークとリオとの暮らしはひっそりとしたものだったので、
見ている人が居るのか居ないのか?よく解らないまま思い出の置き場として不定期に更新していただけでした。
それでも私以外の誰かの思い出に記憶に残っていてくれた事は本当に嬉しく
陰ながら見守られていた事に有り難く思います。
ルーキーズ、懐かしいですね~思わずさかのぼって読み返してしまいました。
そんな事もあったな~と振り返り、しかし良く覚えていらっしゃいましたね!
私も言われなければ忘れかけていましたヾU*^ェ^*Uゝ
何時かラックさんがゴールデンを飼う事があったら、
リオの形見を送らせて下さい、首輪や胴輪、洋服なども多々残っています。
ボロサッカーのボールもね!捨てられないし、誰かに使ってもらって、
古くなって無くなる事が私としては一番理想なのです。
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- ラック - 2020年04月09日 23:32:08
リオ先生、ボールくわえながら歩いているので、落とさないかハラハラしながら読ませて頂いた記憶があります(笑)
伝ちゃん、もう流石にリオ先生のにおい残ってなかったかな?
私の1番好きなリオ先生は、お散歩の時偶然ルーキーズの撮影していて、その時リオちゃんが吠え
て周りの空気がさむ〜くなった時です!
もう、本当リオちゃん空気読んでるね(笑)
大好きです!