ゆりかご

10月31日
先週は一週間、ずっとぐずついた天気でした。


今日は日曜日、午前中は天気も幾らか回復し、私も休日だったので、
コンビニへ買い物もかねて、雨の振る前にルークとリオを連れて、
ちょっと長めのお散歩に出かけました。
我が家からコンビにへ買い物へ行くためには、長い坂道を下って行かなくてはならないのですが、
その帰りの出来事です。
AM10:30頃
我が家は4月から、山の上の新居へ移り住んでいるので、
帰りは当然登り坂かゆるい階段になります。
その中腹に差し掛かった頃、ルークが足を止めました。
俺は最初、久しぶりの気持ちの良い長い散歩だったので、
帰る事を渋ってダダを捏ねているのだと思いました。そして・・
俺:「ルーク!ほら!帰るぞ!!ちゃんと歩けよ!」と言いました。
するとルークは・・・「コホッ コホッ コホッ」と三つ四つ軽く咳のようなものをしました。
実は昨日の晩、土曜の夜も一所に寝る際に、ルークは咽るような咳をしたのです。
私は、あ~やっぱり風邪かな!?と思いました。
見た目は何時ものルークなのですが、若干元気が無い様にも見えました。
以前居た、ラブって名前のゴールデンも、同じような咳をして、肺炎になって入院した事があり、
その時の感じの咳に良く似ていたからです。
考えてみると、3・4日前にも、私が仕事から帰ると、
玄関の柵の前で、ルークがうつ伏せになって待っていたのですが、
喜んで出迎えたリオが大騒ぎしている最中にも「コホッ コホッ コホッ」と咳をしていたのです。
その時も、飛び跳ねているリオがルークを踏んだか何かして、咽たのだと思いましたが、
これで私が確認しただけでも3回目だし、歩きたがらないし、なんか元気も無いような気がするし、
先週の長雨で、長い散歩はさせていませんでしたが、雨には結構打たれたりしたので、
そんな事が災いして、ルークは風邪を引いてしまったんだと思いました。
俺:「ん~ルーク、やっぱ風邪だな!せっかくのお休みだけど、病院へ行こう」
その後ルークはまた元気になって、何時ものようにチョコチョコ道草をしながら歩き始めました。
帰宅して病院の用意を始めました。
ラブの時は「コンコン」と立て続けに咳をしていたのに対し
ルークはちょこっと咳をしていただけなので軽いものだと思い、
前回お世話になったジェナー動物病院は、事前の予約が必要なので、
風邪なら検査して、お薬貰うくらいだろうし、悪くても注射一本だろうと思い、
家から近い事もあって、高野動物病院へ向かうことに決めました。
AM11:10頃
ルークを車に乗せ、高野動物病院へやってきました。
日曜日は午前中のみという事で、結構混んでいましたが、診察券を貰って順番を待ちます。
リオは連れてくると何かとうるさいのでwお家でお留守番です。
なかなか順番がまわってきません、中の待合所は一杯で、小型犬が多く、
体の大きなルークは怖がられて吠え立てられるので、外で待ちます。
また雨が降ってきました。

私は体を冷やしたらいけないと思い、ルークに上着を掛けて背中をさすってあげていました。
AM11:40頃
思ったより長い時間、寒い雨の中を待たされたので、
私はちょっと不貞腐れてタバコを吸っていました。
女医さん:「ルークちゃ~ん、診察の順番です」
俺:「おぉ!ルーク!やっと呼ばれたぞ~」
何故だか中へ入る事を少し嫌がるルークを連れて、診察室へ入りました。
女医さん:「ルークちゃんは随分お久しぶりですね~今日はどうなされましたか?」
俺:「はい、コホッ コホッ と咽るような感じで咳をしたので風邪かと思い、連れてきました。」
女医さん:「どんな時、どんな状況で咳をしたかお解かりになりますか?」
俺:「初めは3・4日まえで、その時はもう一匹に踏まれて咽たのだと思いましたが
昨日の晩、寝る時と、今日は散歩の途中で坂道を登って居る時に
急に立ち止まってコホッ コホッ コホッと 私が確認できただけで計3回です。
考えてみると、昨日の晩、寝ている時は少し息が荒かったようにも思えます。」
女医さん:「日常は何方かご一緒ですか?」
俺:「いえ、私と犬二匹なので、平日の日中はお留守番です。」
女医さん:「それでは、ご主人がお留守の間にも咳をしていた可能性はありますね。
最近疲れやすくなったとか、歩く事を嫌がったりする事はありませんでしたか?」
俺:「ん~今週はずっと雨の日が多かったので、軽めの散歩だけだったので解りません
ただ、雨には随分打たれたこともありました。」
女医さん:「ん~解りました。それでは診察を始めましょう。診察台に乗せていただけますか」
俺は女医さんに手伝ってもらって、ルークの胸とお腹を抱えて診察台に乗せた。
その時、胸が圧迫されたのか、ルークは「コホッ コホッ コホッ」とまた咳をした。
俺:「あ!この咳です!!」
女医さん:「ん~・・・ルークちゃんは前回来た時の体重は37キロでしたが
いまは33キロほどですね。何かされましたか?」
俺:「それは半年ほど前から助言を頂いて、ドッグフードを変えたのと、
自然食を多くとらせるようにして、徐々にダイエットしたからです。
ただ、6月の末に前立腺肥大の膀胱炎になって、
その時に睾丸に腫瘍があったので7月に切除しました。」
女医さん:「ん~はい、解ります。 見た目もなんともありませんね」
そういって聴診器を当てる。
女医さん:「ちょっと右の肺の呼吸が荒いですね・・・・・・ん!?
ルークちゃんはフェラリアの予防はなされてますか!?」
俺:「ええ@@!フェラリアなんですか?!!!きちんとしているつもりですが!!」
そうゆうと女医さんは大きな機会を引っ張り出してきた。
女医さん:「ちょっとエコーを当ててみます。」
「ああっ!!こっ!!これは!!!」
俺:「ええ@@!やっぱりフェラリアですか@@!!」
女医さん:「いえ!もっと悪いです!!」
がーーー∑⊂*゜д゜*⊃!!ーーーん!!
俺は思いもよらない言葉に呆気にとられた・・・
そしてエコーをあてながら説明が始まった。
女医さん:「いいですか、ここを見てください、
この動いているのがルークちゃんの心臓です。」
俺:「は・・い・・・わかります。」
女医さん:「そしてこの部分が肺です。」
俺:「はい」
女医さん:「そして、心臓と肺の間のこの部分、黒くなっていますよね」
俺:「は・・・はい」
女医さん:「これは恐らく血です。」
俺:「ええええええええ!!!えええええええええええええええええ!!
どっどっどっどどどどどゆうことですか@@!」
女医さん:「詳しく検査をしてみたいと解りませんが、
心臓に何か問題があり、癌かもしれません
それが肺にも広がっているのかもしれません
直ちに検査をして、ちゃんと対応してあげないと
ルークちゃんは間違いなく直ぐに死んでしまいます!」
俺:「し!死ぬぅぅ!!ルークが死ぬーー!!
だってだって、3ヶ月前には血液検査も何もやって!!
内臓も心肺機能もなんの異常も無くって!!!
もう1・2年は何事も無く安心だって!!!!
お墨付きを頂いたばかりなんですよーーー!!!
だってだって!!俺ちゃんと見てるんだから!!!!」
女医さん:「しかし、この状態は間違いなく末期癌です!
はやく検査をしてあげないと!!」
そういって女医さんはそそくさと診察の準備に取り掛かった。
ただの風邪、なんて考えでやってきて、まさかこんな大げさな話になるとは思っても居なかったし
俺はこんな病院にいたらルークが殺されてしまうと思って
自分でもなんだか訳の解らないことを言ってルークを一度連れ出した。
最近のルークのデータが細かく残っているジェナー動物病院に見てもらう方が懸命だと考えたのだ。
ジェナーへ電話をすると、やはり予約で一杯で今からは無理だと言われた。
しかし、ママの力もかりて、事情をよく説明して急患扱いで預かって診察してくれる事になった。
俺は頭真っ白で、目の前が真っ暗になってフラフラとしながらルークを車に乗せて走らせた。
MP1:00頃
駒沢のジェナー動物病院へ付くと、看護婦さんがルークを出迎えてくれた。
これから様子を見て、血液検査や細かい診察やらで時間がかかるという。
夕刻には連絡をいただけるという事なので、
俺は「ルークを助けてください、お願いします!」と言って一度帰宅することになった。
ルークは「ここだここだ」という感じでwそそくさとジェナーへ入っていった。
どうしよう・・・どうしよう・・・ルークが死んじゃったらどうしよう・・・
末期・・・末期・・・末期・・・癌だなんて癌だなんて;;;
真ッ黄・・・黄色いピストル・・・とか冗談であってほしい・・・ヽU*´д`*Uノ
いてもたっても居られない俺に・・・ママは冷静に、誤診って事だってあるんだから
とにかく今は診察の結果を待ちましょうといった。
ガンプママの所にいるミニピンのガンプが、以前ある病院で癌と診断されて、
ジェナーに連れてきたら、ただの胆石だったwという経緯もあるからだ。
とにかく俺は、一度家へ戻り、リオと電話を待つ事にした。
MP20:00頃
MP17:30頃ジェナーから電話があり、ルークは今、点滴を討っているので
19:30頃お越しくださいと連絡があった。
俺が「どうなんですか!?どうなんですか!?」と聞くと、着てから説明するということだった。
少し待たされて20時、診断の結果を聞くために診察室へ呼ばれた。
今日は院長先生ではなく、若い方の先生だった。
順を追って説明が始まった。
先生:「まず、ルークちゃんですが・・・え!?何処が悪いの!?というような感じで
毛艶も良く外傷も無く見た目はとても元気です。
そして、3ヶ月前に来た時よりも、体重も少し増えています。
俺:「はい」
先生:「ただ、歯茎を見てみると、通常ピンク色の歯茎が白くなっています。
これは、貧血気味の証拠です。」
先生:「外傷もなく、貧血気味と言う事で血液検査をしました・・・
血液検査の結果から、ルークの血小板や赤血球が、通常よりも遥かに少ない事が解った。
これは、体の何処からか出血していて、それを止めるために消費しているからだ。
外傷は無い、では体の中の何処に異常があるのか調べていくことになる。
まず、内臓器官、胃・腸・腎臓・肝臓は、
前回、エコーやレントゲンを撮った時と同じように、綺麗なままで異常は見られなかった。
素人目には、3ヶ月前の前立腺肥大による膀胱炎が、何か影響しているのではないかと思ってしまうが、
今回の検査では、膀胱の方も異常は無く、綺麗な状態だったとか・・・
ただ、データの保存の関係で、今は何処へ記録したか解らなくなってしまったので・・・とかなんとか、
一番気になる所を、スススーと通り過ぎようとする感じで、見せてもらえなかったのがちょっと気になった。
そして・・・次に脾臓・・・
脾臓のレントゲンを見せてもらうと、一部分の形が崩れ、そこから出血して
血様の液体らしいものが縦6cm横4cm位の玉になって溜まっているらしいのだ。
次に咳をするということで、肺のレントゲンが映し出される。
やはり3ヶ月前のものは、とても綺麗な状態で、
今日撮ったものには、肺の中にビーダマをばら撒いた様な、白い点が一杯に広がっていた。
これが、風邪や肺炎だと、薄い霧が全体に広がったようになるのだが、
認めたくはないが、肺がんの可能性が高いということだった。
そして心臓・・・
心臓事態は正常に動いてはいるが、右側がやや肥大しているようにも見えた。
さらに右心房辺りに何か腫瘍のようなものが二つ映っていた。
はっきりとは確認できないが、8分くらいの撮影で、その辺りか血管から出血しているようであった。
上記の診断により、血管肉腫の可能性が高いという事になった。
血の癌である。
犬・血管肉腫
血管肉腫は血管の内皮というところから発生する腫瘍です。このため、血管の豊富な組織、特に脾臓や肝臓に多くみられる腫瘍です。それ以外にも、皮膚や心臓などにも発生がみられます。
血管肉腫は中年齢から老年齢にかけての犬で、特にゴールデンレトリバーやジャーマンシェパードといった犬種に発生することが知られています。血管肉腫ができた部位によって、症状は違ってきますが、肝臓や脾臓にできた時には腫瘍が破裂することがあり、それにより腹腔内に出血が生じ、貧血による症状が出現することがあります。また、心臓にこの腫瘍ができた場合では心膜という心臓を包んでいる膜の内側に液がたまり、心臓の働きを阻害することがあります。このような時には、不整脈などが起こりやすく急に倒れてしまうという症状も認められます。
腫瘍に侵されてしまった体は、一見元気に見えますが、徐々に徐々に体の機能は阻害されていくことがあります。
犬の血管肉腫の転移は急速で血行を介して肺・肝臓・心臓・大網膜・筋肉・脳などへ起こります。
外科的手術によって腫瘍の切除を行います。広範囲な切除の場合には、化学療法がすすめられることもあります。
他には、オスの方がメスより発生率が高いとか、高齢になると体の免疫力が低下して発生しやすくなるとか、
発症の原因は不明だとか・・・
それだけ見せられれば俺にだって解る。。。ルークはもう助からない・・・
それに、肺がんのおまけつきである。。。
だけど認めたくない!!だってだって!!つい3ヶ月前にはお墨付きをもらってーー!!
先生もどうして3ヶ月ここまで悪くなってしまったのか全く解らないという。。。
俺は言った。「どうせ死ぬなら家で死なせてやりたい」と・・・
先生:「診断の結果、ルークちゃんの余命は長くても1週間~2週間と思われます。
今一緒にいることを楽しみ、共に過ごす時間を大切にしてあげてください。」
業界では「神の手」といわれる名医が、診察をしてそういうのだ・・・
ルークもう助からない・・・
3ヶ月前、膀胱炎の手術をして、他には悪いところは見当たらないし
もう~1・2年は大丈夫です!!と自信満々に言ってたくせに・・・
それとこれとはまた話が別なのだろうが、俺だって人間だ!ちっこい人間だ!!
余命1・2週間と言われ、谷底なんか通り過ぎ、もう真っ暗闇だ!!
いっそこのあんちゃんのドタマをこの椅子と机で叩き割ってやろうかと憎悪がつのる。。。
しかし、あとの祭り、いまはルークの方が何よりも優先である。
俺はルークが少しでも苦しまないようにしてあげる事はできないのかたずねると、
ここからルークの命を救う!ではなく、ルークの命を繋いで行く話に変わっていく、
まずは今現在出血している血を止めなくてはならない、
このまま放って置けば出血で確実に死んでしまうからだ。
その為にオンコビンという血小板を増やす抗がん剤を討つという。
次にステロイド+生薬で抗炎症・免疫を増やして効力を高めバランスをとるという。
ただし、若干肝臓への負担が掛かってしまうらしい、
そして肺、これだけは出血を止めるまで手が付けられないという。
なので、
①出血を止める ②輸血をして貧血を戻す ③胸に溜まった血を抜く ④その後薬で肺がんを抑える
と提案された。
俺は自分の体にもメスを入れた事が無いので、
胸に溜まった血を抜くために心臓近くまで穴を開けるというのがどうしても了解できなかった。
(ただ、薬が上手く効いて、状態がよければ、血は自然と引いてくれる場合もあるという。)
もしも自分が助からないと診断されて、
注射漬けの薬漬けの挙句、体に穴まで開けてボロボロになってまで生きたいとは思わないからだ。
とりあえず血を止める事と、輸血までは了解した。
その後は治療の経過を見て という事になった。
輸血にはリオの血を使う事になった。
この輸血はルークの抗体の関係で一回のみ有効だという。
生後4ヶ月で行き場を失って我が家にやってきてリオが、
わずかだがルークの命を繋いでくれることになったのだ。
今更だが俺はリオの存在に物凄く感謝した。
早速ルークの治療が始まった。俺はその間にママへ電話をかけて、現在の経緯を説明する。
まだ時間が掛かりそうだったので、ルークが家でゆっくり休めるように、
ルークが子供の頃使っていたような、大型犬用のベッドをお願いした。
いまは寝室で一緒に寝ているのだが、
ベッドの段差は今のルークにはきついものだろうと考えての事だ。
今日の治療が終り、とりあえず今日はこのまま連れて帰ってまた明日という事になった。
ルークは何食わぬ顔でヒョコッと現れた。
見た目は何も変わらぬ何時ものルークなのである。
PM22:30頃
家に着くと玄関先にルークのベッドが置かれていた。
俺がリビングにベッドを置いて、ルークをそこへ誘導すると、ルークは迷い無く入っていった。

ゆりかごで眠る仔犬のようです。
ちょっと小さめだけど、ルークがチビだった頃は、いつもこんなベッドで眠っていたっけ
俺は居間へ布団を持ってきて、ルークの隣で眠る事にした。
明日はまた朝からルークは病院で、診察とオンコビンとステロイドを射ちに行きます。
色々思い悩んでいましたが、今日の疲れが幸いして直ぐに眠りにつく事ができました。
この記事へのコメント
ルークの記事へコメントを頂ありがとう御座います。
犬の血管肉腫の検索で、このブログへ辿り着く方は毎日多々いらっしゃいます。
知らない何処かで訳も解らず苦しんでいる方がこんなにも多いのかと驚かされます。
私にはもう5年も前の出来事になりますが、当時のショックがあまりにも大きく、
今でも鮮明に覚えています。
あれからも少しずつ偶然知ったり、やっと理解出来るようになった事もありました。
まず、血管肉腫が肺へ転移している時点でもう手の付け様の無い末期ということです。
肺への転移がなければ、治す事は出来ませんが、延命の処置や方法はいくつかありました。
何もしてやれず、気が付いたら手遅れという点では、家のルークとよく似ていますね。
これは辛いです。お気持ちお察し致します。
私なんて「雨に打たれて風邪を引いたんだ」なんて悠長に考えていたのですからw
これは最近やっと知った事なのですが、
犬は風邪を引かない凄い生き物なのです!
風邪も引かず、何時も元気な犬が、具合を悪そうにしている事を飼い主が気付く時には、対外相当悪くなっていると思って良いと思います。
そんな時は主にウイスル性の場合が多いそうですが、
私にとって、ルークとの別れが犬との始めての別れでしたので、
やっぱり全てを受け入れるには余命3日というのは余りにも短過ぎました。
ただ、今はあの苦しみを、同じ後悔をしないように、
後輩犬達の為に、精進しようと心がけています。
愛犬の為に、沢山泣いてあげて下さい、
それで良いと思います。
小さな犬一頭の命、
これからもずっと、悲しんで上げられるのも思い出して泣いて上げられるのも
彼方しかいないのですから、
私は12歳のラブラドールと暮らしています。
現在、突発性心タンポナーデ(血管肉腫の可能性大)と戦っています。
この記事をよんで、驚きと共感があったのでコメントさせて頂きました。
私の子は4月末に健康診断(血液検査・エコー検査・レントゲン)を受け、腎嚢胞という病気が発覚しましたが、それ以外は異常もないため、経過診察していきましょうと言われました。
その後、6月初めに何もしていないのにはぁはぁするようになり心配で病院へ行きましたが、心臓も肺も腎嚢胞にも異常はないため精神的な問題だろうと診察されました。
しかし、1ヵ月たっても収まらず、咳をするようになったため、病院へいきました。
するとそこで心タンポナーデが発覚。突然、あまり長くはないといわれました。
ここ数か月で何回もエコーやレントゲンをしていたのに突然そう言われて頭が真っ白になりました。1ヵ月前は心臓はきれいだって言っていたのに…って少し先生を責めたくもなりました。
ルーク君もそうだったように、この病気は突然発症する子が多いのかもしれませんね。どのブログを見ても、亡くなる直前までは喜んで散歩に行ったりと元気な子ばっかりです。元気なのはとてもうれしいですが、この子はまだ元気でまだ大丈夫とおもったら急に倒れたり。この病気の怖いところは、愛犬の死を覚悟していてるつもりでも、元気な姿をみてまだ大丈夫だと思えてしまうところにあるなと私は日々思っています。
長文すみません。
数か月に大丈夫だと言われたのに…ていうところに共感してついついコメントしてしまいました。この病気で亡くなる子が少しでも減るようによい治療法が見つかってほしいですね。
久しぶりに覗いたらコメントがあったので返信いたします。
もう十数年以上も前の話になり
当時は頭真っ白なまま何も出来ず見送ってしまった悔しさから
「大丈夫だって言ったのに!」と病院や先生を呪ったものです。。。
後から悔しくて悔しくて悲しくて悲しくて色々調べたりしましたが、
解けないパズルを永遠に何度も何度もどう順番を並べ替えても
最後には死にしか辿り着かないので、そのうち考える事をやめました。
現在3代目のゴールデンを飼う中で、
色々なお友達とも沢山知り合えて解っていく中で
ある日突然にどうしようもない爆弾が破裂してしまうんだと知りました。
どうしようもない事です。
どんなに健康管理に気を遣っても
優れた健康食を与えても
短命な仔は短命に終わってしまったり
安価なドッグフードでも長生きする仔は長生きするのです。。。
血管肉腫は血の癌なので、血流を略してアッと言う間に転移してしまいます。
だけど無痛の病とも言われています。
本人にも自覚の無いまま進行し末期を迎える事が多いそうです。
実際旅経つ寸前まで元気に走り回っていた~とか
前日までは普通うに散歩をしてご飯も食べていたなんて話も多いし
私も身近な仔で何度か見ました。
本当に憎たらしい病です。。。
でもどんなに拒んでも命には限りがあります。
心の準備が出来ていないのは、弱い飼い主のほうなのかもしれません;;
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血管肉腫 - アキ - 2015年06月27日 15:04:59
私も愛犬ミニチュアダックス11歳を血管肉腫で今月2日に亡くしました。
突然の告知から、僅か1週間
こんなお別れありますか?
病気が憎くて憎くて殺してやりたいです
肺の転移がありました。なので、呼吸が浅く早く、気になり受診したら1日かけて検査結果がこれです。
どんな覚悟ができますか?
肺炎も疑い、その日から入院治療。
入院してから全く食べなくなり、補液のための点滴や入院。
たった1週間しか居られないなら病院になんか預けなかったのに・・・
ただただ悔やまれるだけです。
悲しみが浅くなる日はないですね・・・