リュックを背負って~秋色の霧ヶ峰高原♪(後編)

リュックを背負って500mlのペットボトルを運んで、伝助とリュックの様子を確認する為の今回の冒険、
3回目の富士山登頂を目指して、いつも足りなくなってしまう水を、犬が無事に安全に運ぶ事が出来るのでしょうか?
今日は3時間~4時間のロングコース、今のところ片寄りや身体への異常も無くしっかりと仕事をこなしていました。
ここからのコースです。

今居る所が地図で一番上の「ゼブラ山」
スタートの車山肩から車山湿原を回り、沢渡りを通り約束付きで八島ヶ原湿原を抜けてきました。
ここからでんちゅけの一人走りでお馴染みのw北の耳~南の耳を経由して車山肩へと戻ります。
晴天でまだまだ明るいですが、山岳は日の沈むのも早いので、18時前までがタイムリミットだと思われます。

さ~まごまごしている余裕はありません、ゼブラ山を下り次の北の耳へ向かって出発です!ヾU*・ェ・*Uゝ

下り始めて直ぐ「カンカンカン」と鳴き声がして、3頭ほどの鹿が森の中へ駆け下って行きました∑⊂*゜д゜*⊃!!
去年から何度も訪れていましたが、霧ヶ峰で歩いていて鹿を見るのは初めてでした。
カメラを構えるよりも早くw森林の中へと消えていきましたヽU*´д`*Uノ

リオさんだったら~鹿を追いかけて何処までも行ってしまっていたのですが・・・
伝助は「?」みたいな顔してただ見つめているだけでしたヽU*´д`*Uノ

向こうに見える二つの出っ張りが「北の耳」と「南の耳」です。
でんちゅけが良く独り駆けしている区間ですね!w


さ~北の耳を登り始めます。左からグルッと回り込む感じに登ります。

でんちゅけはまた一人で行ったり来たり♪

変な蟻・・・

北の耳の中腹で、伝助が木陰に入り休んでいたので、
後から追いついた私も座るのに丁度良さそうな小岩があったので腰を掛けました。
その瞬間!下から無数の蟻が私のズボンにワサワサッ!と飛ぶように跳ねるように這い上がってきました!!
最初「蜘蛛」かと思ったのですが、その蟻は赤茶けて脚がとても速く!とにかく動きが尋常ではなく!
その動きに背筋が震えるような驚きを覚え、焦った私はすぐさま立ち上がって逃げながら帽子で叩き落としました!
今まで40数年生きてきて、あんな大きくて赤くて脚が長くて動きが速く機敏な蟻は始めてみました!
きっと岩の下に巣があって、私が腰掛けた事で刺激されて、外敵を追い払う為に出てきたのでしょうが、
座って息つく間もなく「あっ!」というまにズボンが蟻だらけになったので驚くべき運動能力と攻撃性です!!

とにかく!その場から直ぐに立ち去りましたヽU*´д`*Uノ幸い伝助の方へは行っていなかったので良かったです。
あれが噂の外来種!?最近話題の「ヒアリ」とか「ハヤトゲアリ」!?だったのでしょうか??
しかしここは日本の中心といわれるほどの信州の山奥なんだけど・・・とにかくビックリしました∑⊂*゜д゜*⊃!!

背中がむず痒くなった私は、最後までズボンに喰らい付いている2・3匹を帽子で叩きながら先へ進みました。

伝助の方へ行っていなくて良かった♪私も厚手のズボンで助かりました。あんなのに刺されたらどうなる事やらw

ちょっと放れたところで再度チェックチェック!ふぅ~っと肩を撫で下ろしましたヽU*´д`*Uノ

さ~歩みを進めますよ~







あまりの景色の良さに言葉を失うばかりです。うん、言葉は要らないね!ヾU*・ェ・*Uゝ

さ~もう直ぐ頂上だU*`д´*Uノ”ぉぅ!

PM16:14 山彦 北の耳 標高1828M 到着

ゼブラ山から30分ほどで「北の耳」へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
北の耳からの景色
今日は空気が本当に澄んでいるのでしょうね~こんな遠くの山々まで綺麗にクッキリ見えたのは始めてかな^^

「北の耳」から対面の「南の耳」を見つめます。辺りは段々と陽が落ちた分だけ黄色くなってきました。

さ~行くぞ~!北の耳を下ります。



いつも伝助が独り駆けをしている底を歩いています^^;

伝助はここ好きだよな~w

真っ直ぐな一本道をひたすら走ります。

「パパ遅いでおじゃるよ~」と言った顔でw南の耳の麓で私を待っていましたヽU*´д`*Uノ

さ~ここを登れば「南の耳」です。

PM16:26 山彦 南の耳 標高1837M 到着

伝助が一人で走れば往復僅か数分なのですが、私は片道10分掛かりました(爆)ヽU*´д`*Uノ
お盆には伝助の妹の「あんちゃん」「モナカちゃん」もやってきた思い出の「南の耳」へ到着しました。
南の耳からの景色
兄妹で駆け回った楽しい記憶が蘇ります♪あの時は生憎の曇り空となってしまいましたが・・・
この晴れ渡った景色を見せてあげたかったな~・・・でも真夏だったから晴れてたら暑かったか^^;
でんちゅけリュックの破損

ここまで約2時間半、500mlのペットボトルの水を2本運んできた伝助リュックが遂に破損しましたヽU*´д`*Uノ
南の耳を登っている時に、なんだかブラブラと伝助の腰の辺りまで下がっているような気がしてみていたのですが、
水の重みで、土台のハーネスとバッグを繋ぐバックルの縫い目が引っ張られて解れていました。
荷物の中でも「水」はとても重い物なので「どうかな~」とは思っていたのですが、案の定・・・でしたヽU*´д`*Uノ
直せない範囲ではないので、帰ったら丈夫な糸を使ってパパのお裁縫で(笑)補修したいと思います。
まぁこれらの確認がしたくての予行練習ですから、弱い部分、付加の掛かる部分はこれから補強したいと思います。
ふう、これが富士山だったらと思うと・・・危なかったwやっぱり確認の為にハイキングに来て良かった!^^;

伝助の手足、それから体の確認もしました。
特に付加の掛かりそうな部分に身体の擦り傷や怪我も無く、足裏も舗装や砂利道、そして岩場も歩いてきましたが、
普通に、なんともありませんでした。 よし!これなら富士山もゴム靴を履かせれば大丈夫でしょう!
山頂までとはいかなくても、8合目辺りまで運んでくれれば、その頃には私のリュックも随分軽くなっているので、
伝助のリュックを外して、私のリュックへ積み替えれば良い!うん!見えてきた!見えてきたぞ~~ヾU*^ェ^*Uゝ

さ~車山肩へ帰ろう~♪ここからは歩き慣れた道、1時間ほどで戻れるはず^^

リュックを外して急に軽くなったので、でんちゅけの歩きは最初、地に足が着かないような感じでフワフワしていましたw

人も犬も同じですね!

南の耳から車山へ続くこの道は本当に見晴らしが良くて気持ちがいい♪

知らない人はみんな渡り板に沿って蝶々深山~物見岩の方へ行ってしまうんですよね^^;

ちなみにこちらの方が登りも下りも遥かに緩やかで標高も高いんです!尚且つ人も来ない!

まさに!伝助と私にはうってつけのコース!ですね!





感性は人それぞれ違いますが、私は今日この一枚が一番気に入っています^^

トンビが伝助の頭上で輪を描いていますw

夕日が赤くなった山々をよりいっそう秋色に染めています。

この区間の1時間は最高だな!!



いつも霧や雲に隠れてしまっている八ヶ岳も今日は綺麗に見えます。その後ろに・・・

富士山も薄っすらと見えています。

秋の~夕日に~♪と思わず歌い出したくる風景♪

さ~車山の麓までもう少しだ!

より低くなった夕焼けが台地を八ヶ岳を赤く染めていきます。


車山肩へ続く分岐へ合流しました。

休日で賑わっていた人の往来も既に無く、もう辺りには誰も居なくなっていました。

私と伝助は、その誰も居なくなった道を、夕陽に向かってテクテクと歩き出します。








近付くほど沈んで行く太陽が地平線へ消えた頃。。。

PM17:38 車山肩駐車場 到着

ゼブラ山から約1時間50分、スタートから3時間45分、真っ暗になる前に無事に車山肩へ戻ってきました。
ん~やっぱり晴天の霧ヶ峰の景色は最高ですね!なんだか今日は気持ちも晴れ渡って全然疲れませんでした!
伝助リュックの良し悪しも十分把握できたし!実りある素晴らしい一日となりましたヾU*^ェ^*Uゝ
最後に一言! いいハイキングだったな~ヾU*^ェ^*Uゝ
- おしまい -
ー おまけ -

でんちゅけの晩御飯♪ 手作り食は続いています^^
沢山食べて!力つけて!!三度目の登頂をかけて!!行くぞ!!富士山!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

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この記事へのコメント
凄いんです。。。あれでも夏場の伝助はかなりパワーダウンしていたのです。。。
涼しくなった今じゃ~・・・最強です!(笑)
そうなんです!お盆にあんモナちゃんファミリーが遊びに来てくれて~
往復2時間ちょっとのコースでしたが、
連日の雨でドロドロだったのにも関わらずパパさんもママさんも頑張ってくれました。
本当に天気が良くて空気が澄んでいると富士山までクッキリ見えるんです。
やっぱり富士山は日本一大きな存在です^^
食欲の秋になって、伝助もお腹が空くらしく、厳しい冬に向けて脂肪を蓄えたいのか
食欲旺盛になってガンガン食べまくっています^^
家も先代は女の子でしたが、やっぱり基本はのんびりしたいタイプでした。
男の子と違って保守的なんだろうな~と思います^^
山登りが本当に楽しいって表情してます♪ いい笑顔ですね!
伝助くん、リュックは嫌がらずに付けてますね。
最初の頃、ララにもリュックを背負わせて自分の水くらいは運んでもらおうと思っていましたが、足腰に負担が掛かりそうだったので止めました・・・。
富士山の登頂、途中で諦めてしまったので、いつかやり遂げたいですね!
富士山の記事見ましたよ~ヾU*^ェ^*Uゝお疲れさまでした。
初めての試みですが、でんちゅけリュックは上手くいきました。
ただ霧ヶ峰は比較的平坦だという事なので富士山はやってみないと何とも言えません
登りは良いのですが、下りになるとリュックが重みで前へズレてしまって、
負荷がかなりかかるようにも見えました。
登り専用という事になりそうです。
富士山お疲れさまでした!
富士宮口から朝5時6時に出発して昼から1時くらいに登頂を果たすのが理想だといわれています。
下りが3~4時間かかるので、遅くとも14時には必ず下山へ入っている事が明るいうちに戻れる条件です。
暗くなったらもうライトも効きません><。
真っ暗ではなく!真っ黒になって空も足元も見わけが付かなくなります。
その続きは今週か来週、私と伝助が先に行ってきます!
行ってきます!帰って来なかったら・・・捜索願お願いします(笑)ヾU*^ェ^*Uゝ
帰って来てます。ご安心をヾU*^ェ^*Uゝ
膨大な画像と動画の整理に時間が掛かっています。
そしてあまりにも過酷だった為、
帰宅後から飼い主は2日3日体調が悪くw
伝助の散歩とご飯の支度と仕事以外は寝ている状態でした。
もう少しお待ちを^^;
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URL :
- ケイティまま - 2017年10月04日 00:47:33
存じ上げてましたが・・・重いお水を背負いこの距離をスイスイ歩くなんて
すごすぎます。ケイチーと私はやはり、皆さんが登山をされるのを拝見してる
方がいいです(笑)
あんちゃん、モナカちゃん、あの時こちらに来られていたんですね。
それにしてもパパさんやママさんも歩かれたんだからとってもすごいです。
富士山がみえて八ヶ岳が全景見えるなんて・・・ほんとすばらしいところです。
お疲れ様でした。伝助くん、そりゃあ、これくらいはしっかり食べれるよねって
思った次第です。極力動かない省エネのケイチーとは大違いです。