茶臼山と縞枯山 (後編)

麦草峠から茶臼山を越えて、急ぎ足で約2時間ほど掛けて登ってきた縞枯山、
美しい緑とコケに囲まれ素晴らしい景色ではありましたが、期待していたような展望はありませんでしたヽU*´д`*Uノ
なんだか骨折り損のような気になって下山の途につきます。
ここからのコースです。

なんだか急ぎ足で登ってきた縞枯山、下山は登ってきた道をそのまま戻る事になります。
登頂を優先した為に、これまで素通りしてきた展望台への分岐道、帰りはそこへ寄ってから戻る事に決めました。

来た道を戻る事は容易い

あっという間に展望台への分岐道へ戻ってきました。

面白かったのは、普段なら来た道を黙々と戻っていくのが伝助の習性なのですが、
この時は寄って当然の如くw展望台の方へ向かっていったのでしたσU*´д`*U?
飼い主の意思が通じていたのでしょうか??

おお!さっき見えていた頂上だと思っていたあの岩山が展望台だったのか!登れるかな??

うおおおお!展望台!!良いところじゃないか~~~ヾU*^ェ^*Uゝ
さっきまでの無駄足だった感が一気に吹き飛んだ瞬間でした!!ヾU*^ェ^*Uゝやった~♪

よーし!展望台登るぞ~~U*`д´*Uノ”ぉぅ!このなると身が軽くなる飼い主♪

また一つ、また一つと大きな岩を登って行きます。
AM9:45 縞枯山展望台 標高2387M

これまでの苦労が一気に報われた瞬間となりましたヾU*^ェ^*Uゝ
素晴らしい展望の展望台です!しかも入ってみれば分岐から直ぐだったしw
突き出した大岩の上から美しい北八ヶ岳の景色を一望する事ができました!ヾU*・ェ・*Uゝ

こうなると来る時に通り過ぎてしまった茶臼山の展望台の期待も高まります!(笑)

ただ戻るとの期待感を抱いて引き返すのではモチベーションが遥かに違います!


縞枯山を下り、茶臼山へと結ぶ尾根へ降りてきました。

グッショリ汗を搔くほどではありませんが、それでも直射日光は焼けるように感じます。水分補給はこまめに取ります。

でんちゅけくんは疲れ知らずwこのくらいの山なら近所の散歩と変わりませんヽU*´д`*Uノ

さ~茶臼山を登るぞU*`д´*Uノ”ぉぅ!

小鳥の鳴き声に時折耳を傾けながら登ります。

そういえばここは結構急で、一気に駆け下ってきたんだっけ^^;

登るとなると結構キツイなヽU*´д`*Uノ

「わ~ワンコだ~~」と、陽気な登山者さんと記念撮影♪これから縞枯山へ向かうそうです^^


こちらは小さなお子さん連れのご家族で仲良く登山♪シーズンなんですね~


さ~茶臼山展望台への分岐へ戻ってきましたよ!ここでも伝助は当然のように展望台の方へ向かっていきました。


こちらはさっきの縞枯山展望台のように入って直ぐではないようです。

5分くらい歩くでしょうか?
視界の広がるような感じの無い森の中を歩くので一瞬、え?この先に展望台なんてあるの?なんて思えます。
抜けたかな?と思った瞬間、ぶわ~~と展望が開けますヾU*^ェ^*Uゝ何故かトンボが沢山飛んでいます(笑)
AM10:20 茶臼山 標高2384M 展望台 到着

縞枯山の展望台から引き返す事約35分、茶臼山の展望台へ到着しました。
実は来る時に、展望台への分岐のところが茶臼山の山頂だと思っていたのですが、
こちらは縞枯山と違って、この展望台がそのまま茶臼山の山頂となっていたのでした。

こちらは180度、パノラマ写真のように景色がバーーンと抜けています。

縞枯山の展望台は周囲の山々を見渡すような展望でしたが、
こちらの茶臼山の展望は半円の麓の景色を見下ろすような展望となります。

展望マニアの伝助君には、こちらの方が気に入ったようです^^

うん!ここはいい!思わずお弁当が食べたくなる!そんな場所です。
ただ山頂を目指して黙々と登っていただけの登山が、一気に楽しく素晴らしく充実したモノとなりましたヾU*^ェ^*Uゝ

そして後は下るだけ、気分も軽くなる♪

これから登ってくる登山者達さんへも気持ち良く挨拶が出来る^^

山の中で思わぬ来訪者のワンコに笑顔がこぼれる登山者さんたち

「いや~でっかい足跡があるから何の足跡だろう?と思ってたけどこのワンちゃんかw」と、おじさん^^

ご夫婦でしょうか?みなさん優しい顔をしております^^

伝助を可愛がってくれて有難う御座いますヾU*^ェ^*Uゝ
富士山と違って、八ヶ岳へ登るようになってから女性の登山者さんを多く見かけるのでビックリしました。

こちらは縞枯山の先の八ヶ岳ロープウェイまで行かれるそうです。うちより凄いじゃん!
富士山などでも女性の方に抜かされて追い付けない事も多いので・・・私は全然大した事ないんです^^;

すれ違った登山者さんたちのほとんどが始めて登る方々のようでした。
私は「展望台がいいですよ!」などと知ったかぶりで話していましたが・・・・ちっこい男である(爆)

こちらは疲れ知らずの伝助君、黙々と飼い主を引っ張りますヽU*´д`*Uノ


よし!中小場まで戻ってきたぞ~もうひと越えだ!U*`д´*Uノ”

タンタンタンと下っていきますが、
私が足を着地する時に、丁度リードが伸び切って引っ張られると足元をすくわれそうになります(汗)

富士山の様に遥か彼方まで見渡せれば放しても行けるのですが、ここではそうは行きませんのでリードは放せません、
私と伝助を繋ぐリードと胴輪の間に、もうワンクッション、バネみたいな物を仕込みたいと考えるのでした。

さ~渡り板を抜けたらゴールはもう直ぐだぞ!

茶水の池
最後に、余力があったので「茶水の池」のまわりを探索して帰ろうと思いましたが、
まだ渡り板の歩きにようやく慣れたばかりの伝助には、池の上を渡るのは難しいようでした^^;

まぁ~ここはまた来るだろうから、その時に成長を量りにまた挑戦してみましょう^^
AM11:00 麦草峠 到着

縞枯山の山頂から1時間30分、スタートから往復3時間28分、本日の冒険も無事に終わりました。
*本日の教訓* 急がば回れ 縞枯山と茶臼山は!展望台ですよ~~~!!
八ヶ岳渓流

帰りは麦草峠から約40分、何時もの渓流へ寄って湿地で汚れた泥を洗うついでに泳がせに行きました。
でんちゅけはまだまだ全然疲れ知らずヽU*´д`*Uノここで1時間近く泳いだ後、尖り石広場へ乾かしにいきました。
ー おまけ -

長年使っていた伝助の首輪を新調しました。こうして並べてみると、いかに色あせて古びていたかが解ります。
今日までずっと伝助と冒険を共にしてきた首輪です。新しくしても大切に残して置きたいと思います。

首輪ついでに買ってしまったのがこれ!wただゴールデンレトリバーと書いてあるだけで・・・買ってしまった(爆)

手作り食は続いていますヾU*^ェ^*Uゝ
豚肉 ごぼう れんこん にんじん だいこん さつまいも コンニャク 椎茸 白菜 小松菜
黒スリゴマ 白米 にぼし(無塩) キャベツ オグラ トマト タマゴ(黄身) 納豆(半分) パセリ(少量)
*新しい食材としてはパセリ* 少量でも長く継続的に与えると肝臓に良いとの事。
ー リオ先生とチビ伝助③ -
始めてが一杯の伝助、しかし始めて行った富士山で砂流に足元を取られ、顎先と右前足を打って脳震盪を起こす。
当時14キロの伝助を抱えて慌てて下山した苦い思い出です。しばらくしたら普通に歩けましたが、
ここで痛めた前足の筋は癖になり、今後伝助は1年半ほどビッコと完治を繰り返す事となりました。
- おしまい -

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この記事へのコメント
先日、自由が丘を歩いていたらおっきなゴルちゃんがいて、何と45キロだとの事。顔が身体の3分の1ありました。んな事あるかい!
標高2000M↑なのですが、湿地で岩の下は泥道になっていて驚きました。
登頂を急いだ為に展望台を通り過ぎていlまったのですが、
展望台からの景色は最高でした!
道中も緑がとても綺麗で写真撮りまくりでした^^;
ゴールデンのロゴが付いたシューズなんて初めて見たので・・・
思わずクリックしてしまいましたヽU*´д`*Uノ
そうです、伝助も初めから綺麗に華麗に泳いでいたわけではないのでした。
ドンドンパシャパシャ水しぶきを上げて立ち泳ぎみたいで
初めは溺れているんじゃないかと心配したほどです^^;
今回は右手にカメラ、左手にハエ叩きを持って両手が塞がった状態での登山でしたw
下は泥なので石の上を上手く渡るように歩いていたのですが、
伝助に引っ張られた瞬間に足を着地すると足元を抄われてかなりやばい状態でしたw
危うく後頭部を岩に強打して紙面を飾るところでした。
「山で後頭部を強打した飼い主を愛犬伝助号が担いで下山」
んなことあるかい!U*`д´*Uノ”
登山者の皆さんが笑顔になるのがよ~く分ります
動画 懐かしく観させていただきました
やっぱり優しいリオさんです
伝助くんの泳ぎ 思わず頬が緩んじゃいましたよ
可愛い~~~
この元気息子の疲れ果てる姿を一度みてみたいものです。。。
富士山とは違って、見通しが悪いので繋いでいますが、
人が来ると立ち止まっているので逆に人の方から寄って来ます^^
自分自分構って構ってのリオさんが伝助が来たらいきなり面倒見の良いお姉さんへ変身するのですから驚いたものです。
今見るとリオにしがみ付くように泳いでて笑っちゃいますよね^^;
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- さよ - 2017年08月06日 09:32:54
でもその分頂上の展望は最高ですね。
いいおさしんがいっぱい!
お~かっこいいシューズ!
ゴールデンレトリバーのロゴだけで欲しくなっちゃいます。
はじめて泳いだときは伝助くん、バシャバシャ泳ぎだったんですねえ。
今の伝助くんが上手に泳げるのはリオ姉ちゃんのおかげかな。