AM6:45
腹ごしらえと準備を済ませ、秋の富士登山へ向かう準備が出来ました。
去年までは御中道制覇の高い目標を掲げて、半分命がけの登山をしていましたが、今年は違いますヾU*^ェ^*Uゝ
本日のコースです。
本日選んだコースは、富士宮口五合目にある「宝永火口周遊コース」です^^
①ー②ー宝永第一火口ー③と、グルッと回って普通に歩けば2~2時間半くらいの軽いコースです。
これまで富士山四大登山道制覇から3度の登頂を果たし、御中道一周までしてきた伝助と飼い主です。
そんな大きな事をしなくても良い場所は沢山知っています。
今日はのんびり横歩き、短時間で富士山の良いところを沢山見れる軽いコースにしました。

近所の散歩や公園などの歩くだけの散歩だと、シッコとウンコをすると直ぐに帰りたがる癖にw
今日はスカイラインを登り始めた辺りから大興奮で大騒ぎしていた伝助w富士山だとやる気満々ですU*`д´*Uノ”

「GO!」と言うと息勇んで駆け出して行きましたヾU*・ェ・*Uゝ

まずは森林限界の森の中のコースを朝日を浴びながら進みます。

標高の高い富士山ですから、もう紅葉が見れるかな~と思いましたが、ちょっと来るのが早かったようです^^;

私を待っている間、伝助はこうやって麓を眺めています。

木々が少なくなるほどに、足元はゴロゴロ岩が転がり始めます。

それでも普通に歩けるほどの登山道です。

今日は天気が良いので気分もとても良いです^^

伝助は遅い私をチラホラ振り返り、追い付くとまたスタコラサッサと登っていってしまいますヽU*´д`*Uノ

ほぼ横歩きをしながら時折上へ上がるような感じで、登るほどに木々が段々小さくなっていきます。

ここは以前来た時には、丸太で崖の浸食を食い止めていたところですが、

雪解けの度に流されて削られて、今ではただの沢のようになっていました。でも普通に歩けます。

崖崩れの沢を抜けると、もう一度森林の中へ入りました。

先へ行っていた伝助が戻ってきました。何かあるようです!

そうだ!この場所!このコースの一番の見所でもあります。
森林限界を抜けた途端、目の前がパーッ!と開けて、宝永山がドカーン!と見えるのですヾU*・ェ・*Uゝ
AM7:10 宝永第二火口縁 到着
スタートから25分、宝永第二火口縁へ出ましたヾU*・ェ・*Uゝ
宝永火口には、第一、第二、第三、と3つの火口が連なっているのですが、
その真ん中へ出て、ここから全ての火口が見渡せ、正面には宝永山の尖がりが見えます。

ゴーと風の音が渦を巻いて吹き付けます。


朝日を浴びて、宝永第二火口をバックに記念撮影ですヾU*・ェ・*Uゝ

ここから真っ直ぐ上へ、宝永第一火口を目指して登って行きます。
ここがこのコースで一番キツイ登りとなります。でも5分ぐらいです^^;

今日は伝助、リュックを背負って600mlの水を2本運んでいます。何があるか解りませんからね!

黙々と登る伝助、後ろからヨロヨロフラフラしながらオッサンが登りますヽU*´д`*Uノ
はて?あの見慣れたシルエットはなんだろう。。。。σU*´д`*U?
AM7:31 宝永第一火口縁への分岐 到着
第二火口から写真を撮ったりしながら登る事21分、宝永第一火口への分岐へ到着しました。
そこで驚いた光景が!∑⊂*゜д゜*⊃!!
大きなゴル クルルくん 2歳 ヾU*^ェ^*Uゝ
なんと!別ルートからやって来たという。とても大きくて立派なゴールデンレトリバー クルル君に出会いました!
犬連れ富士登山を始めて十数年、ラブやフラットには出会った事はありましたが、ゴルに会ったのは初めてでした!

パパさんと埼玉から来ているんだって!色々話を窺ってみると、家が富士登山を始めた頃によく登っていた。
今は水ヶ塚公園からのコースや新御殿場五合目辺りを中心に登っているそうです。
私は、家みたいな人が他にも居たんだ~と思ってとても嬉しくなりましたヾU*^ェ^*Uゝ

嬉しい出会いのついでに意気投合してw一緒に第一火口縁まで行く事になりましたヾU*^ェ^*Uゝ
こんな事も初めてなので本当に嬉しかったです^^


伝助、富士山登山の先輩として先頭を引っ張りますU*`д´*Uノ”ぉぅ!

その後を真似をしてクルルくんが着いて行きます!なんかルークやリオを思い出してとても懐かしい気もします^^

火口の手前までやってきました。
AM7:55 宝永第一火口縁 到着
スタートから1時間10分、のらりくらりと歩いてきて70分で第一火口縁へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ

一緒にやってきたクルルくんも一緒に記念撮影です^^

クルルくんとパパさんは、「雪が触りたい」と言ってそのまま宝永山を登って行きました。
今はまだ5合目辺りの冒険だけど、いつかは山頂を目指すのであろうか!?今後がとても楽しみですね!

火口の底から見上げると、上の方には雪が積もっているのが見えます。

さて、家はどうするかと思いましたが、御中道を達成したいま、もはや何も無理をする必要が無く、
私の気力もその時に切れたようでwのんびりまったり歩きと景色を楽しむ登山をすべく、引き返す事にしました^^;

これまでずっと命を削るようなマネばかりしてきたので、時間に追われる事も無くのんびり景色を楽しみましょう^^

ここへ初めて来たのがルークとリオ、それから富士山頂制覇の前哨戦として宝永山山頂へリオと伝助で登った。
それから御殿場ルートから山頂を目指すプリンスルートとして、一昨年は御中道一周の通過点として登りました。
その時その時で登る目的は違うけど、沢山たくさん思い出があります。

コロナ規制明けで、この時期には経験の無いほど人が後から後から増えてきたので、
やはり安全の為、ずっと繋いで登る事は私にも伝助にも負担が大きいので、今日はここで引き返す事にしました。

ゴム靴を履いて来た道を戻ります。登っていったクルルくんとパパさんはもう見えなくなっていました。

さ~もどりますよ~

ここから富士宮六合目へ向かいます。

もはやシーズン外ですが、コロナ規制解除で待ちわびた人達が後から後から多く歩いてきました。

天気も良いし最高の登山日和ですからね~

見通しが良いので、繋いだり放したりして行きます。

火口からほぼ横歩き、ゆっくり登る感じで六合目へやってきました。
AM9:08 六合目 雲海荘 到着
火口から引き返すこと24分、六合目の雲海荘へ到着ですヾU*^ェ^*Uゝ

六合目からの景色です。雲の向こうの海まで見えています。

ここまで背負ってきたリュックを外し、運んで来たお水で水分補給です。ここまでご苦労さんでした^^
これまでは目標を達成する為に、時間に追われていたので何時も急いでいましたが、
こんなにのんびり休憩を重ねて歩く富士登山は久しぶりの様な気がします^^;

さ~ここから五合目のゴールまでもう少しだ!

人が多いので、登山道の一つしたのブル坂を使って降りて行きます。
AM9:30 富士宮口五合目 到着
スタートから2時間45分、富士宮口五合目へ帰ってきましたヾU*^ェ^*Uゝいや~超マッタリ登山でした(笑)
あんなにゆっくり歩いて休憩も結構していたんだけどね、まぁ~人が多かったし景色を楽しめたから良いな!^^
AM10:24 水ヶ塚公園 腰切塚
時間にゆとりがあったので、帰りに水ヶ塚公園へ寄っていきました。
今年の初めに無くなってしまった腰切塚の展望台が、あれからどうなったのか確認したかったからです。

何処へ行っても勝手知ったる道なので、伝助は登るのがメチャクチャ速いです^^;
新・腰切塚展望台
ああああ!!新しい展望台が出来てる!!∑⊂*゜д゜*⊃!!
もしかしたらと思いましたが、今年の初めに撤去されて更地になっていた腰切塚の山頂に、
あのコンクリートで出来た小さい展望台の変わりに、木造の大きな新展望台が出来ていました∑⊂*゜д゜*⊃!!

高さも以前の1・5倍くらいになり、階段も幅が広くなって屋上も数人乗れるほど大きくなっていました!
残念ながら富士山の頭が雲に隠れてしまいましたが、絶景の写真は次回の楽しみにしたいと思います。
- おしまい -
宝永火口周遊コース まとめ動画
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