帰路 (富士山頂~富士宮口五合目)
PM13:44 富士山頂 大火口縁

富士山四大登山道全制覇をかけて!
二回に分けて登ってきた御殿場ルート、目の前の山頂から大火口縁を覗き込みます。
これで三度目の登頂も達成し、長く追い続けてきた目的も果たした事になります。

富士山四大登山道全制覇をかけて!
二回に分けて登ってきた御殿場ルート、目の前の山頂から大火口縁を覗き込みます。
これで三度目の登頂も達成し、長く追い続けてきた目的も果たした事になります。
ここからのコースです。
![map-ohachi[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171016173740a04s.png)
今居るところが緑色の御殿場ルートを登りきった「浅間岳」標高3722M辺りです。
そこから「剣ヶ峰」の方へ向かって「富士宮ルート」からは下山せず。運搬用のブル坂を目指します。
四本足の犬などは、重い頭が下を向く下りは苦手な為、急な富士宮ルートを下るのは酷な事となるため、
ジグザグと少し距離は長くなりますが、少しでもなだらかなブルドーザーの運搬坂を利用します。

火口の岩にツララが沢山ぶら下がっています。。。寒いのか!?暑いのか!?ほんとワケ解らんヽU*´д`*Uノ

さ~帰路へ向けて日本の天辺を歩きますよヾU*・ェ・*Uゝ
コノシロ池

富士山頂を「剣ヶ峰」の方へ向かって歩き始めると必ず目に付く水溜り。
何も知らなければ「あ!水溜りだ」「雨水でも溜まったのだろうか?」などとwもしくは全く気にもならないかも知れません、
が!これはれっきとした富士山頂にある天然湧き水の水溜りなのです。神話にも出てくるほどのw
残念なのはそうとは知らずに、汚れた靴を洗ったり氷を割ったりブルドーザーがキャタピラを洗ったりしている事です。
コノシロ池は、私達が生まれるずっとずっと昔からあるわけですから、見かけたらそっとしておいて上げましょう。
PM13:57 剣ヶ峰 馬の背 前

さて、「剣ヶ峰」へ続く馬の背の前までやってきました。
「ここまできたなら是非寄りたい!」と思いましたが・・・時刻は既に14時前・・・
明るい内に安全に下山するには、この時期だと遅くとも14時には下山に入っていなければなりません、
今のフラフラヨロヨロの私には登るのに30分は掛かるだろう・・・登るには時間と水を消費する。
残念だけど、今日の目標は「明るいうちに下山する!」であったので、今回は諦める事にしました。
「剣ヶ峰」なら既に2回登っているんだ、三度目の登頂という目的を果たした今、リスクを犯してまで行く必要は無い、
いままで真っ暗闇でも無事に帰ってこれたのは!・・・だた!運が良かった!だけなのだから・・・

最後に大火口縁を眺めます。
良く目に焼き付けておくんだぞ、ここが日本の天辺だ!恐らく、今後私達がここへ来る事は無いでしょう。

この犬服は、メグやんさんの手作りです。 大型犬専門=めぐ家
富士山頂 大火口縁
しかし、日本の天辺で、服を着て靴を履いた犬が歩いてる「絵」って、凄く違和感ありますよね^^;

ここで水分補給と靴の履き替えを行います。伝助のお陰でまだ水は二本あるヾU*^ェ^*Uゝ
PM14:06 下山開始

四年前の・・・懐かしい気持ちが蘇ります。
あの時、リオ先生と新米犬伝助が一緒に駆け下っていく姿が目に映ります。
2013.10.7 リオと伝助
あの時も晴天で~まるで雲の上を歩いているようだったな~^^
こちらは今日の伝助君
さっき靴を履き替えた時に、リュックから転がり出たボールがどうしても気になって仕方ないらしくw
もう疲れているだろうから走れないだろうと思って投げてみると・・・全然疲れていないようでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
でも危ないので一回で終りね!ヽU*´д`*Uノ

さ~空と岩しか見えない道を、永遠下っていきますよ~

日本の天辺からの帰路。なんとも果てしない帰り道。。。下りと言っても3時間~3時間半は掛かりますヽU*´д`*Uノ

正規登山道を下るよりは遥かに広く緩やかなブル坂、その分大きく呻っていて歩く距離は増えます。

私は犬を連れていてゆっくり歩いているので話し掛けやすいのか?今日は良く道を聞かれました。
驚いたのは、今はシーズン外で山小屋も閉まっているのに意外と女性の登山者さんも多かった事でした。
そういえば、今日は私も汗を沢山掻いたせいか一度もトイレ無しです^^;

のろまな飼い主ですがwもう十年以上も富士山へ通っていて、表富士も裏富士も歩き回っていたのでw
どこを聞かれても意外とすんなり的確に答えてあげられる事でした。しかも全部犬付きだし^^;

道標も何も無いブル坂を下るのは、少々不安もあるかもしれませんが、
富士宮ルートの山小屋がずっと見えているので、それを目印に確認しながら下って行く事ができます。

明るいうちなら「赤い屋根」を目指せ!です!そこが富士宮口五合目ですから^^
暗くなったり迷ったら正規登山道へ乗れ!です。ブル坂は二度ほど正規登山道と交差しています。

ずっと歩いていると錯覚しがちですが、このブル坂も腰を掻けてもお尻がズルズル落ち着かないほどの勾配があります。

雲の切れ間から緑が見えます。緑が見えると「ほっ」とする安堵感があります。

どうやら宝永噴火口の上の当たりまで下りてきたようです。
伝助がリュックで持ってきた二本の水も、ここで最後の休憩をして飲み干しました。
でも、開いている六合目山小屋まではもう直ぐです。始めて水のある安心の下山が出来ました。

この時点で16時02分、どうやら明るいうちの下山が始めて叶いそうです!今日は伝助ナビ!出る幕無し!w

六合目の山小屋が近付いたので、ここで伝助をリードに繋ぎます。
繋いだ瞬間!グイグイ引っ張る伝助@@!どうやら全く疲れていないようでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
プリンスルートは水平距離にすると6.4キロだそうです。。。そうです!歩く距離にすると大した事がないのです!
私にとっては必死の富士登山も、伝助には・・・ただ時間を掛けて歩いてきた! 程度なのでしょう。
こんな事なら2本といわず4本くらい持たせるんだったヽU*´д`*Uノそれじゃ~リュックがもたないか^^;
PM17:08 富士宮口五合目 到着

六合目の山小屋でコーラと水を買って水分補給したあと、PM17:08、始めて明るいうちの下山が叶いました!
山頂から下山を始める事3時間2分、スタートから12時間24分でしたヾU*^ェ^*Uゝ
思ったより時間が掛かりましたが、暗いうちから出発した事、時間を決めて下山した事、
伝助にリュックを背負わせ大目に水を持って登頂した事が全て良い方向へと繋がりましたヾU*・ェ・*Uゝ
これにて、富士山四大登山道の全制覇!と三度目の登頂を果たし!「御中道」への挑戦権を獲得しました!!
よーし!来年は五合目までの道が開放したら「御中道」の下調べに掛かるぞーーー!!
長く見守ってお付き合い下さり有難う御座いました。
ー あとがき -
まず私の事、
これまで5度、富士山頂へ向けてトライして3度の登頂を果たしましたが、いずれも体調を崩したのは、
始めてルークとリオを連れて乗った時、リオと伝助で登頂を果たした時、そして今回といずれも晴天の登山でした。
どうやら晴天だと見晴も気持ちも良い登山とはなりますが、体には非常に厳しいようです。
この後、私は38度の発熱にみまわれ、頭痛と嘔吐で仕事と伝助の散歩以外は3日ほど寝込む事となりました。
物凄い直射日光だったのでしょう。今回は首の後ろからオデコ、鼻の頭、顔、と皮が剥けてボロボロになりました。
寒さ対策、防寒は完璧だったのですがw帽子くらい持っていくべきでした。これが今回の教訓です。
伝助の事。
始めてリュックを背負わせ、持ち物の中では一番重いといわれる水を、500mlを2本持たせたので、
体への負担を非常に心配していたのですがw御覧の通り全く要らぬ心配となりました。
この後伝助は、車に乗って帰宅中「次は何処へ向かうんだろう?」みたいな顔をしてw
目をまん丸にしてずっと前を見続けていましたヽU*´д`*Uノ
さぞ疲れたから大人しく寝るだろうなんて思っていましたが、とんでもない!!
この後、トイレに寄った八ヶ岳のパーキングエリアの芝生でボール遊びを要求したあと、
帰宅後、夜の散歩へ公園へ連れて行ったのですが、普通に何時も通りのボール遊びをしていたのです!!
以前、ラブラドールを連れて13回登頂したというご老人にお会いした際に、
「犬は足の保護だけしっかりとしてやれば全然問題ないから、犬の心配よりも自分の心配をしなさい」
と言われた意味が、よーく解った登山となりました。
ただ、全身体毛に覆われたゴールデンが、唯一無防備なのが鼻の頭です。
今日の登山で、伝助の鼻の頭は日焼け?で真っ黒になりましたヽU*´д`*Uノ
よく、犬の鼻の頭の色は、夏場と冬場では鼻色が違う。と聞いた事がありましたが「なるほど!」と思いました。
ー おしまい -

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![map-ohachi[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171016173740a04s.png)
今居るところが緑色の御殿場ルートを登りきった「浅間岳」標高3722M辺りです。
そこから「剣ヶ峰」の方へ向かって「富士宮ルート」からは下山せず。運搬用のブル坂を目指します。
四本足の犬などは、重い頭が下を向く下りは苦手な為、急な富士宮ルートを下るのは酷な事となるため、
ジグザグと少し距離は長くなりますが、少しでもなだらかなブルドーザーの運搬坂を利用します。

火口の岩にツララが沢山ぶら下がっています。。。寒いのか!?暑いのか!?ほんとワケ解らんヽU*´д`*Uノ

さ~帰路へ向けて日本の天辺を歩きますよヾU*・ェ・*Uゝ
コノシロ池

富士山頂を「剣ヶ峰」の方へ向かって歩き始めると必ず目に付く水溜り。
何も知らなければ「あ!水溜りだ」「雨水でも溜まったのだろうか?」などとwもしくは全く気にもならないかも知れません、
が!これはれっきとした富士山頂にある天然湧き水の水溜りなのです。神話にも出てくるほどのw
残念なのはそうとは知らずに、汚れた靴を洗ったり氷を割ったりブルドーザーがキャタピラを洗ったりしている事です。
コノシロ池は、私達が生まれるずっとずっと昔からあるわけですから、見かけたらそっとしておいて上げましょう。
PM13:57 剣ヶ峰 馬の背 前

さて、「剣ヶ峰」へ続く馬の背の前までやってきました。
「ここまできたなら是非寄りたい!」と思いましたが・・・時刻は既に14時前・・・
明るい内に安全に下山するには、この時期だと遅くとも14時には下山に入っていなければなりません、
今のフラフラヨロヨロの私には登るのに30分は掛かるだろう・・・登るには時間と水を消費する。
残念だけど、今日の目標は「明るいうちに下山する!」であったので、今回は諦める事にしました。
「剣ヶ峰」なら既に2回登っているんだ、三度目の登頂という目的を果たした今、リスクを犯してまで行く必要は無い、
いままで真っ暗闇でも無事に帰ってこれたのは!・・・だた!運が良かった!だけなのだから・・・

最後に大火口縁を眺めます。
良く目に焼き付けておくんだぞ、ここが日本の天辺だ!恐らく、今後私達がここへ来る事は無いでしょう。

この犬服は、メグやんさんの手作りです。 大型犬専門=めぐ家
富士山頂 大火口縁
しかし、日本の天辺で、服を着て靴を履いた犬が歩いてる「絵」って、凄く違和感ありますよね^^;

ここで水分補給と靴の履き替えを行います。伝助のお陰でまだ水は二本あるヾU*^ェ^*Uゝ
PM14:06 下山開始

四年前の・・・懐かしい気持ちが蘇ります。
あの時、リオ先生と新米犬伝助が一緒に駆け下っていく姿が目に映ります。
2013.10.7 リオと伝助
あの時も晴天で~まるで雲の上を歩いているようだったな~^^
こちらは今日の伝助君
さっき靴を履き替えた時に、リュックから転がり出たボールがどうしても気になって仕方ないらしくw
もう疲れているだろうから走れないだろうと思って投げてみると・・・全然疲れていないようでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
でも危ないので一回で終りね!ヽU*´д`*Uノ

さ~空と岩しか見えない道を、永遠下っていきますよ~

日本の天辺からの帰路。なんとも果てしない帰り道。。。下りと言っても3時間~3時間半は掛かりますヽU*´д`*Uノ

正規登山道を下るよりは遥かに広く緩やかなブル坂、その分大きく呻っていて歩く距離は増えます。

私は犬を連れていてゆっくり歩いているので話し掛けやすいのか?今日は良く道を聞かれました。
驚いたのは、今はシーズン外で山小屋も閉まっているのに意外と女性の登山者さんも多かった事でした。
そういえば、今日は私も汗を沢山掻いたせいか一度もトイレ無しです^^;

のろまな飼い主ですがwもう十年以上も富士山へ通っていて、表富士も裏富士も歩き回っていたのでw
どこを聞かれても意外とすんなり的確に答えてあげられる事でした。しかも全部犬付きだし^^;

道標も何も無いブル坂を下るのは、少々不安もあるかもしれませんが、
富士宮ルートの山小屋がずっと見えているので、それを目印に確認しながら下って行く事ができます。

明るいうちなら「赤い屋根」を目指せ!です!そこが富士宮口五合目ですから^^
暗くなったり迷ったら正規登山道へ乗れ!です。ブル坂は二度ほど正規登山道と交差しています。

ずっと歩いていると錯覚しがちですが、このブル坂も腰を掻けてもお尻がズルズル落ち着かないほどの勾配があります。

雲の切れ間から緑が見えます。緑が見えると「ほっ」とする安堵感があります。

どうやら宝永噴火口の上の当たりまで下りてきたようです。
伝助がリュックで持ってきた二本の水も、ここで最後の休憩をして飲み干しました。
でも、開いている六合目山小屋まではもう直ぐです。始めて水のある安心の下山が出来ました。

この時点で16時02分、どうやら明るいうちの下山が始めて叶いそうです!今日は伝助ナビ!出る幕無し!w

六合目の山小屋が近付いたので、ここで伝助をリードに繋ぎます。
繋いだ瞬間!グイグイ引っ張る伝助@@!どうやら全く疲れていないようでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
プリンスルートは水平距離にすると6.4キロだそうです。。。そうです!歩く距離にすると大した事がないのです!
私にとっては必死の富士登山も、伝助には・・・ただ時間を掛けて歩いてきた! 程度なのでしょう。
こんな事なら2本といわず4本くらい持たせるんだったヽU*´д`*Uノそれじゃ~リュックがもたないか^^;
PM17:08 富士宮口五合目 到着

六合目の山小屋でコーラと水を買って水分補給したあと、PM17:08、始めて明るいうちの下山が叶いました!
山頂から下山を始める事3時間2分、スタートから12時間24分でしたヾU*^ェ^*Uゝ
思ったより時間が掛かりましたが、暗いうちから出発した事、時間を決めて下山した事、
伝助にリュックを背負わせ大目に水を持って登頂した事が全て良い方向へと繋がりましたヾU*・ェ・*Uゝ
これにて、富士山四大登山道の全制覇!と三度目の登頂を果たし!「御中道」への挑戦権を獲得しました!!
よーし!来年は五合目までの道が開放したら「御中道」の下調べに掛かるぞーーー!!
長く見守ってお付き合い下さり有難う御座いました。
ー あとがき -
まず私の事、
これまで5度、富士山頂へ向けてトライして3度の登頂を果たしましたが、いずれも体調を崩したのは、
始めてルークとリオを連れて乗った時、リオと伝助で登頂を果たした時、そして今回といずれも晴天の登山でした。
どうやら晴天だと見晴も気持ちも良い登山とはなりますが、体には非常に厳しいようです。
この後、私は38度の発熱にみまわれ、頭痛と嘔吐で仕事と伝助の散歩以外は3日ほど寝込む事となりました。
物凄い直射日光だったのでしょう。今回は首の後ろからオデコ、鼻の頭、顔、と皮が剥けてボロボロになりました。
寒さ対策、防寒は完璧だったのですがw帽子くらい持っていくべきでした。これが今回の教訓です。
伝助の事。
始めてリュックを背負わせ、持ち物の中では一番重いといわれる水を、500mlを2本持たせたので、
体への負担を非常に心配していたのですがw御覧の通り全く要らぬ心配となりました。
この後伝助は、車に乗って帰宅中「次は何処へ向かうんだろう?」みたいな顔をしてw
目をまん丸にしてずっと前を見続けていましたヽU*´д`*Uノ
さぞ疲れたから大人しく寝るだろうなんて思っていましたが、とんでもない!!
この後、トイレに寄った八ヶ岳のパーキングエリアの芝生でボール遊びを要求したあと、
帰宅後、夜の散歩へ公園へ連れて行ったのですが、普通に何時も通りのボール遊びをしていたのです!!
以前、ラブラドールを連れて13回登頂したというご老人にお会いした際に、
「犬は足の保護だけしっかりとしてやれば全然問題ないから、犬の心配よりも自分の心配をしなさい」
と言われた意味が、よーく解った登山となりました。
ただ、全身体毛に覆われたゴールデンが、唯一無防備なのが鼻の頭です。
今日の登山で、伝助の鼻の頭は日焼け?で真っ黒になりましたヽU*´д`*Uノ
よく、犬の鼻の頭の色は、夏場と冬場では鼻色が違う。と聞いた事がありましたが「なるほど!」と思いました。
ー おしまい -

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Entry ⇒ 2017.10.16 | Category ⇒ 富士宮ルート | Comments (10) | Trackbacks (0)
牛歩 (御殿場ルート七合九勺~富士山頂)
10月8日 七合九勺 赤岩八合館 標高3300M AM10:07

天気が良ければ最高の登山!になるはずだった御殿場ルートの攻略戦!
しかし、例年を上回る温暖な週末となったこの日に、完璧な防寒装備で挑んだ飼い主は汗だくになったヽU*´д`*Uノ
空はカンカン照りの焼け付く太陽、日を浴びた防寒服は熱を持って着てはいられない・・・
しかしここは標高3300Mの富士山、気温は脱げば寒いくらい冷たい風が吹く・・・
暑いのか!?寒いのか!?ワケが解らず、ただ容赦なく登るほど近く熱い太陽が頭上を照らし続けていました。

天気が良ければ最高の登山!になるはずだった御殿場ルートの攻略戦!
しかし、例年を上回る温暖な週末となったこの日に、完璧な防寒装備で挑んだ飼い主は汗だくになったヽU*´д`*Uノ
空はカンカン照りの焼け付く太陽、日を浴びた防寒服は熱を持って着てはいられない・・・
しかしここは標高3300Mの富士山、気温は脱げば寒いくらい冷たい風が吹く・・・
暑いのか!?寒いのか!?ワケが解らず、ただ容赦なく登るほど近く熱い太陽が頭上を照らし続けていました。
ここからのコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171014192117423.jpg)
富士宮口五合目からプリンスルートを経由して、
宝永第一火口~宝永山~馬の背~下り六合~御殿場ルート六合目~七合目~と七合目九勺までやってきました。
地図だけ見ると、もうほとんど登ったような気になってしまいますが・・・よーく見て見ましょう@@!
最短で登れるという隣の富士宮ルートの八合目(標高3250M)と大差の無い位置なのです。。。
五合目から登る富士山は、八合目で半分と言われています。。。
それは、富士山は八合目辺りから反り上がって上りが更に急になるからなのです。。。そうです。。。まだ半分なのです。

伝助の靴をフルセット新品に履き替えさせて、
御殿場ルート最後の山小屋「赤岩八合館」の後ろから空へと続くような階段を登っていきます。

大きく深呼吸しても何故か足りない・・・そうです。空気も随分薄くなってきましたヽU*´д`*Uノ
本来、自分の実力では八合目辺りがやっとの私・・・そうです!私は富士山八合目の男なのです(笑)

でんちゅけ君は疲れないのだろうかσU*´д`*U?

いよいよ登る時間よりも立ち止まる時間の増える飼い主を、後から登ってくる登山者が次々と追い抜いていきます。

伝助もこんな遅い奴のペースに合わせて、登ったり下りたり待ったりを繰り返していたら、さぞ疲れることだろう・・・

私が追いつくと登り、

遅すぎると気にして戻ってきてはまた登り、

また私が来るまで待っている。を繰り返していましたヽU*´д`*Uノ

AM11:11 旧見晴館 (八合目) 標高3400M 到着
先の山小屋から標高で100M登って、現在は廃業している崩壊した山小屋「旧見晴館」標高3400Mへ到着しました。

長く人の手の入っていない山小屋は、後ろから落石で押されて積み重なる重みに潰されて崩壊しています。

標高で僅か100M登るのに・・・1時間も掛かっている。。。まだ300M以上ある。。。気が遠くなる。。。

長田尾根登山路建設記念碑

その崩壊した山小屋の直ぐ裏手に立派な石碑が立っていました。
強力として活躍した後、気象庁の職員となった長田輝雄さん。富士山をもっとも知り尽くしているといっていいベテランだったが、冬季登山中の御殿場口7合目付近で突風に煽られ、頭から岩に激突して即死してしまった。享年59歳。長田さんの死後、全国の気象庁職員から募金がよせられ、8合目の尾根から頂上に向かって幅1m、長さ1,100mの尾根伝いの登山道が開かれ、風から身を守る鉄柵が設けられたそうです。この登山道は「長田尾根」と呼ばれています。
冬は雪と氷に覆われ、表面には数センチしか出ていません。冬季富士山登山の際、突風が吹くと、測候所職員や強力達はこの数センチしか出ていない鉄柵にしがみ付き風が止むのを待ったそうです。
![dsc00707[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010378cc.jpg)
![dsc00708[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010386ce.jpg)
以前はこんな鉄柵がずっと続いていて、2008年「迷いが生じる」との事で撤去されたらしいです。
今は遠隔操作の気象観測も、昔は命懸けだったのですね~富士山レポート長田尾根より
知らなければ「これなんだろ?」で通り過ぎて終わってしまいますが、知るとそれがそこに在る意味に重みが出ます。
この時は知りませんがヽU*´д`*Uノ

さ~登っても登っても近付かない登山の始まりです。

伝助が何処に居るか解りますか?真ん中辺で点ほど小さくなっていますw

そして、私があまりにも遅いので戻ってきますヽU*´д`*Uノ

伝助には私が遅いのが不思議なんだろうな~「こんなに楽しいのに♪」って顔して見ていますw

ジグザグジグザグが永遠と続いていきます。

間に何も建物が無いだけに、そこに頂上が見えているのに・・・全然近づいてこない;;

今度は、物凄く歩幅の小さい杖を突いたご老人に抜かされました∑⊂*゜д゜*⊃!!
あまりにゆっくりと歩いていたので、私は「そんなんで良く登れるな~」と笑いそうになったのですがw
可笑しいのは自分ですw私はそんなご老人にも抜かされて追い付けないほど遅いのですから(爆)

いよいよ具合も悪くなってきました。
カンカンと照り付ける太陽に、首から後頭部から頭もジリジリと焼かれ、顔もヒリヒリと痛くなって頭痛もしてきました。

足元もゴロゴロ岩が増えて歩き難い・・・足が前へ進まない・・・
今では10歩どころか4・5歩進むのもやっと・・・まるで牛歩です。。。(笑)

日差しで焼ける。。。でも暑すぎてフードは被れない・・・防寒服は熱を持って汗がどんどん出てくる。。。だけど寒い。。。
まるで風邪を引いて布団に包まって汗を搔いているのに寒くて震えているみたい・・・これが高山病か!?

物凄い岩だな@@!私はフラフラしながら牛歩を重ねて登って行く・・・
胃液が上がってきて溝が痛くなって吐きそうだ。。。それを水を飲んで奥へ流し込む、
それを繰り返して水もどんどん減っていった。。。

そうなると人間弱いもので、逃げる言い訳を探したがる。。。逃げる?何処へ?w
「パパちょっとコンビニへ行ってくる~~」というワケにはいかないヽU*´д`*Uノ
皇太子様は本当にこんなところを登ったのだろうか!?お付の人もさぞかし大変だったろうに・・・
家のプリンス=伝助 お付の人=飼い主(笑) なんと頼りないお付の飼い主だろうか・・・

いよいよ下山者も増えてきた。
富士宮ルートから登頂した人達が、御殿場ルートを下山道に使う人が多いのでぞろぞろと降り始めてきていた。
伝助を呼び戻す声を出すほどの気力も無く、まして直ぐに追い付く事も出来ないで戸惑っていると・・・
伝助は人が来ると避けたり伏せたり、はたまた可愛がってくれる人、寄って来る人には愛想を振り撒き上手くやっていたw

流石伝助!「あれお宅の犬?」「可愛いね~」「良い子だね~」と誰一人悪く言う事も無く皆が褒めてくれた。
御殿場ルートは他のルートと違って、近くに迂回出来るようなブル坂などが無いので混んでも反れる事が出来なかった。

山頂までもう少しのところで休憩をした時に、私が背負ってきたお茶1本と水6本が無くなった。。。
伝助は器に注いでも喉を潤すほどしか水を飲まないので、ほとんど私が飲んでしまった事になる。。。
ここで伝助の靴を履き替えさせ、背負っていたリュックと水を回収する事にして服を着せた。
よかった!伝助がここまで水を運んでくれたお陰でまだ2本ある!「ここまで重かったろう~ご苦労さん」

さ~もう一分張りだ!挫けそうな心を抑えて、どう考えても戻るより登った方が早いと自分に言い聞かせ登った。

山頂直前は岩が反り上がっていて、何時落ちるんじゃないかとハラハラした∑⊂*゜д゜*⊃!!
当然そこいらに転がっている岩は上から崩れて落ちてきたものである。

しかし、伝助に水を持たせて「八合目辺りまで行ったら私のリュックも随分軽くなるだろうから、そしたら積み替えてやる」
なんて言っていたんだからwなんとも頼りない飼い主であるヽU*´д`*Uノ

でも助かった~伝助リュックが無かったら!またしても水を切らしてもっと悲惨な目に遭う所でしたヽU*´д`*Uノ
晴天の完全装備でここまで体調を崩すとは・・・やっぱり富士山は舐めてはいけませんね!楽なルートなんて無い!
鳥居が見えてきた!あそこが御殿場ルートの天辺だろうか!?

先に鳥居まで登り、なんだか賑やかに「あ!さっきの犬だ!」「登ってきた!」「パチパチ」などとw
小さな歓迎を受けていたいた伝助が、また私を気にして戻ってきました^^;

PM13:42 御殿場ルート 富士山登頂

七合九勺「赤岩八合館」から3時間34分(通常の目安は95分)
スタートから約8時間57分(通常の目安は6時間) ほぼ9時間も掛けて登頂しましたヽU*´д`*Uノあららw
何が1時くらいには~上手く行けば12時台も!?だよ(笑)
結局今回もコテンパンのギリギリのフラフラのヨロヨロのやっとの登頂じゃないかよU*`д´*Uノ”ぷんぷん!
カッコ良くいかないな~ヽU*´д`*Uノ 本当は・・・
「流石に3度目ともなると、装備もペース配分もなれたもので、今更登頂も大騒ぎするほどではなかった!(ニカッ)」
で〆たかったのにぃぃーーー;;

それでも私と伝助は!初めての登頂から4年!富士山四大登山道制覇と三度目の登頂を果たした!!
- つづく -

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![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171014192117423.jpg)
富士宮口五合目からプリンスルートを経由して、
宝永第一火口~宝永山~馬の背~下り六合~御殿場ルート六合目~七合目~と七合目九勺までやってきました。
地図だけ見ると、もうほとんど登ったような気になってしまいますが・・・よーく見て見ましょう@@!
最短で登れるという隣の富士宮ルートの八合目(標高3250M)と大差の無い位置なのです。。。
五合目から登る富士山は、八合目で半分と言われています。。。
それは、富士山は八合目辺りから反り上がって上りが更に急になるからなのです。。。そうです。。。まだ半分なのです。

伝助の靴をフルセット新品に履き替えさせて、
御殿場ルート最後の山小屋「赤岩八合館」の後ろから空へと続くような階段を登っていきます。

大きく深呼吸しても何故か足りない・・・そうです。空気も随分薄くなってきましたヽU*´д`*Uノ
本来、自分の実力では八合目辺りがやっとの私・・・そうです!私は富士山八合目の男なのです(笑)

でんちゅけ君は疲れないのだろうかσU*´д`*U?

いよいよ登る時間よりも立ち止まる時間の増える飼い主を、後から登ってくる登山者が次々と追い抜いていきます。

伝助もこんな遅い奴のペースに合わせて、登ったり下りたり待ったりを繰り返していたら、さぞ疲れることだろう・・・

私が追いつくと登り、

遅すぎると気にして戻ってきてはまた登り、

また私が来るまで待っている。を繰り返していましたヽU*´д`*Uノ

AM11:11 旧見晴館 (八合目) 標高3400M 到着
先の山小屋から標高で100M登って、現在は廃業している崩壊した山小屋「旧見晴館」標高3400Mへ到着しました。

長く人の手の入っていない山小屋は、後ろから落石で押されて積み重なる重みに潰されて崩壊しています。

標高で僅か100M登るのに・・・1時間も掛かっている。。。まだ300M以上ある。。。気が遠くなる。。。

長田尾根登山路建設記念碑

その崩壊した山小屋の直ぐ裏手に立派な石碑が立っていました。
強力として活躍した後、気象庁の職員となった長田輝雄さん。富士山をもっとも知り尽くしているといっていいベテランだったが、冬季登山中の御殿場口7合目付近で突風に煽られ、頭から岩に激突して即死してしまった。享年59歳。長田さんの死後、全国の気象庁職員から募金がよせられ、8合目の尾根から頂上に向かって幅1m、長さ1,100mの尾根伝いの登山道が開かれ、風から身を守る鉄柵が設けられたそうです。この登山道は「長田尾根」と呼ばれています。
冬は雪と氷に覆われ、表面には数センチしか出ていません。冬季富士山登山の際、突風が吹くと、測候所職員や強力達はこの数センチしか出ていない鉄柵にしがみ付き風が止むのを待ったそうです。
![dsc00707[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010378cc.jpg)
![dsc00708[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010386ce.jpg)
以前はこんな鉄柵がずっと続いていて、2008年「迷いが生じる」との事で撤去されたらしいです。
今は遠隔操作の気象観測も、昔は命懸けだったのですね~富士山レポート長田尾根より
知らなければ「これなんだろ?」で通り過ぎて終わってしまいますが、知るとそれがそこに在る意味に重みが出ます。
この時は知りませんがヽU*´д`*Uノ

さ~登っても登っても近付かない登山の始まりです。

伝助が何処に居るか解りますか?真ん中辺で点ほど小さくなっていますw

そして、私があまりにも遅いので戻ってきますヽU*´д`*Uノ

伝助には私が遅いのが不思議なんだろうな~「こんなに楽しいのに♪」って顔して見ていますw

ジグザグジグザグが永遠と続いていきます。

間に何も建物が無いだけに、そこに頂上が見えているのに・・・全然近づいてこない;;

今度は、物凄く歩幅の小さい杖を突いたご老人に抜かされました∑⊂*゜д゜*⊃!!
あまりにゆっくりと歩いていたので、私は「そんなんで良く登れるな~」と笑いそうになったのですがw
可笑しいのは自分ですw私はそんなご老人にも抜かされて追い付けないほど遅いのですから(爆)

いよいよ具合も悪くなってきました。
カンカンと照り付ける太陽に、首から後頭部から頭もジリジリと焼かれ、顔もヒリヒリと痛くなって頭痛もしてきました。

足元もゴロゴロ岩が増えて歩き難い・・・足が前へ進まない・・・
今では10歩どころか4・5歩進むのもやっと・・・まるで牛歩です。。。(笑)

日差しで焼ける。。。でも暑すぎてフードは被れない・・・防寒服は熱を持って汗がどんどん出てくる。。。だけど寒い。。。
まるで風邪を引いて布団に包まって汗を搔いているのに寒くて震えているみたい・・・これが高山病か!?

物凄い岩だな@@!私はフラフラしながら牛歩を重ねて登って行く・・・
胃液が上がってきて溝が痛くなって吐きそうだ。。。それを水を飲んで奥へ流し込む、
それを繰り返して水もどんどん減っていった。。。

そうなると人間弱いもので、逃げる言い訳を探したがる。。。逃げる?何処へ?w
「パパちょっとコンビニへ行ってくる~~」というワケにはいかないヽU*´д`*Uノ
皇太子様は本当にこんなところを登ったのだろうか!?お付の人もさぞかし大変だったろうに・・・
家のプリンス=伝助 お付の人=飼い主(笑) なんと頼りないお付の飼い主だろうか・・・

いよいよ下山者も増えてきた。
富士宮ルートから登頂した人達が、御殿場ルートを下山道に使う人が多いのでぞろぞろと降り始めてきていた。
伝助を呼び戻す声を出すほどの気力も無く、まして直ぐに追い付く事も出来ないで戸惑っていると・・・
伝助は人が来ると避けたり伏せたり、はたまた可愛がってくれる人、寄って来る人には愛想を振り撒き上手くやっていたw

流石伝助!「あれお宅の犬?」「可愛いね~」「良い子だね~」と誰一人悪く言う事も無く皆が褒めてくれた。
御殿場ルートは他のルートと違って、近くに迂回出来るようなブル坂などが無いので混んでも反れる事が出来なかった。

山頂までもう少しのところで休憩をした時に、私が背負ってきたお茶1本と水6本が無くなった。。。
伝助は器に注いでも喉を潤すほどしか水を飲まないので、ほとんど私が飲んでしまった事になる。。。
ここで伝助の靴を履き替えさせ、背負っていたリュックと水を回収する事にして服を着せた。
よかった!伝助がここまで水を運んでくれたお陰でまだ2本ある!「ここまで重かったろう~ご苦労さん」

さ~もう一分張りだ!挫けそうな心を抑えて、どう考えても戻るより登った方が早いと自分に言い聞かせ登った。

山頂直前は岩が反り上がっていて、何時落ちるんじゃないかとハラハラした∑⊂*゜д゜*⊃!!
当然そこいらに転がっている岩は上から崩れて落ちてきたものである。

しかし、伝助に水を持たせて「八合目辺りまで行ったら私のリュックも随分軽くなるだろうから、そしたら積み替えてやる」
なんて言っていたんだからwなんとも頼りない飼い主であるヽU*´д`*Uノ

でも助かった~伝助リュックが無かったら!またしても水を切らしてもっと悲惨な目に遭う所でしたヽU*´д`*Uノ
晴天の完全装備でここまで体調を崩すとは・・・やっぱり富士山は舐めてはいけませんね!楽なルートなんて無い!
鳥居が見えてきた!あそこが御殿場ルートの天辺だろうか!?

先に鳥居まで登り、なんだか賑やかに「あ!さっきの犬だ!」「登ってきた!」「パチパチ」などとw
小さな歓迎を受けていたいた伝助が、また私を気にして戻ってきました^^;

PM13:42 御殿場ルート 富士山登頂

七合九勺「赤岩八合館」から3時間34分(通常の目安は95分)
スタートから約8時間57分(通常の目安は6時間) ほぼ9時間も掛けて登頂しましたヽU*´д`*Uノあららw
何が1時くらいには~上手く行けば12時台も!?だよ(笑)
結局今回もコテンパンのギリギリのフラフラのヨロヨロのやっとの登頂じゃないかよU*`д´*Uノ”ぷんぷん!
カッコ良くいかないな~ヽU*´д`*Uノ 本当は・・・
「流石に3度目ともなると、装備もペース配分もなれたもので、今更登頂も大騒ぎするほどではなかった!(ニカッ)」
で〆たかったのにぃぃーーー;;

それでも私と伝助は!初めての登頂から4年!富士山四大登山道制覇と三度目の登頂を果たした!!
- つづく -

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Entry ⇒ 2017.10.15 | Category ⇒ 御殿場ルート | Comments (2) | Trackbacks (0)
誤算 (御殿場ルート七合目~七合九勺)
10月8日 御殿場ルート七合目 標高3040M AM8:20

御殿場ルート攻略を目指して6月10日の続きを追って、プリンスルート経由で七合目の日の出館までやってきました。
相変わらず麓は厚い雲で覆われていましたが、そこから上のこちらは雲一つ無い快晴で絶好の登山日和でした。

御殿場ルート攻略を目指して6月10日の続きを追って、プリンスルート経由で七合目の日の出館までやってきました。
相変わらず麓は厚い雲で覆われていましたが、そこから上のこちらは雲一つ無い快晴で絶好の登山日和でした。
ここからのコースです。

この単調な地図だけ見ると、もう随分登った気になるのですが。。。
健康な登山者が普通に登ると6時間程度で登れると記載されていますが、私はここまで3時間35分掛かっています。
うちの実力で考えて2時間ほど上乗せをして、私は8時間前後で登れるものと計算していました。
1時くらいに登頂できれば・・・いあいあ!上手く行けば12時台には登頂出来ちゃうかもしれないぞ!ヾU*^ェ^*Uゝ
なんて理想を掲げ登って行きます・・・果たして?

七合目の休憩で、水分補給と伝助の靴をフルセット履き替えて先へ歩き出します。

前回の前半戦では、七合目から上はまだ雪が沢山積もっていて、ここで断念して引き揚げたのでした。

ここからしばらくはなだらかな登りで、横歩きに近い登山道と山小屋が続きます。

AM8:45 わらじ館 標高3100M
日の出館から歩いて10分ほど、標高で60M横歩きで登って「わらじ館」通過。もちろん閉まってます。
下からガスがジワジワ上がってきて宝永山は霧に飲み込まれそうな勢いでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
えーーー!!折角の晴天がーーー!!また霧に飲み込まれてしまうのかーーー!?ヽU*´д`*Uノ
ガスがこれ以上上がってこない事を願いつつ先を急ぎます。

次の山小屋は直ぐそこに見えていますヾU*^ェ^*Uゝ

伝助君はあたかも自分が先導しているかのように常に先へ先へと登って行きます。
ルークもそうだったけど、リオはさんは私の足元で行ったり来たりを繰り返す感じであまり放れる事はなかったのですが、
やっぱり男の子はこうなんですね!

AM8:55 砂走館 標高3120M
七合目から連なる3つの山小屋の中で一番大きな「砂走館」を通過。今日ここで始めて登山者さんと出会いました。
何処から現れたのか!?ちょっとビックリしたのですが^^;あっという間に私と伝助を追い抜いていきましたw
ここは富士山マラソンの給水所にも使われているそうで、広くベンチも多く用意してありました。
更に下からガスが迫ってきています!このまま飲み込まれてしまうのでしょうか!?

なだらかな横歩きもどうやらここまでのようです。

見上げるとこんな感じ、どうやらここからが登りの本番のようです∑⊂*゜д゜*⊃!!

断崖絶壁が見えます。丁度宝永火口の一番上の部分にあたります。あれが崩れて火口に転がり落ちているのですね!

岩肌にジグザグに、それでいて真っ直ぐ上へと登山道が伸びています。伝助は遥か彼方w

この辺はゴツゴツ岩が多いです。

空と

岩と

雲しかない世界・・・

建物が二つ見えています。あれが次の山小屋「七合九尺」なのかな?




時折霧に飲み込まれるようになりました。

大きな石垣の上から伝助が顔を覗かせています。

建物はありませんが、昔は何か建っていたのでしょう。

でんちゅけは疲れないのでしょうか?私はどんどんペースが落ちて立ち止まる事が増えるばかりヽU*´д`*Uノ

そして私が追いつくと登ってゆく

あっ!というまに二段三段先を行く・・・

AM9:40 気象観測所

下から見えた建物のうち、最初に辿り着いた建物は山小屋ではなく「気象観測所」との事でした。
昔は有人捜査で人が居たらしいですが、現代では無人になり遠隔操作で動いているそうです。

誤算・・・

時刻も10時近くになり、日もどんどん高くなり、真上から近くなる太陽が容赦なく照り付けていました。
私は過去の経験から、防寒対策を万全にしてきていたのですが・・・それが大変な事になった∑⊂*゜д゜*⊃!!

御殿場ルートは東南向きのコースで、朝の早い時間から永遠と太陽が照り付けているのです。
そして、登れば登るほど近くなる太陽が防寒の上から私の背を照りつけ物凄い高温になり始めたのです!

私は汗グッショリになって、耳まで覆うフードも被っていられなくなり、防寒ジャンバーと一緒に脱ぎました。
しかし!暑いのは照りつける日差しだけで、空気は寒いくらいに冷たいのです!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

日陰になるような岩も無く、寒さの中で照り付ける太陽にジリジリと焼かれる可笑しな状況になってきました。

おまけに物凄い乾燥した空気で喉の渇きを誘います。。。
私は水の消費をなるべく避けるべく、ガムを噛んだりして極力水を控えていました。
しかし・・・靴下も上着もズボンもヒートテックで・・・汗だくで・・・体からどんどん水気を奪っていきました。。。

伝助は大丈夫なのだろうか???
フードは暑いから被れない・・・被らないから灼熱の太陽が頭と後頭部を容赦なく焼き付ける。。。
顔もピリピリするほど照り返しで焼き付けられる。。。空気は乾いているので喉が渇く。。。
飲んだ分だけ熱で汗をかく。。。でも脱ぐと寒さであっという間に汗と体温を奪っていく。。。
でも日差しは焼けるほど暑いんだ。。。あ~もうワケ解らなくなってきたぞーー!!なんだかフラフラしてきたし・・・

そんな中、今日最初の下山者さんとすれ違いました。
親子で富士宮から登って御殿場ルートでプリンスルートを下って戻るそうです。
そっか~やっぱりみんな富士宮ルートから登っているんだ~しかしもう登って下山だなんてヽU*´д`*Uノ早いw
お二人は下山しながら私と伝助の様子を見ていたらしく、
私が立ち止まっている間に登ったり下りたりを繰り返す伝助を見て「凄いな~人には出来ない事だ」と驚かれていました。

人と話したお陰で少し気がまぎれました。なんとか気持ちを繋いで登って行きます。

とにかく日陰に入りたい!
AM10:07 七合九勺 赤岩八合館 標高3300M 到着

七合目から1時間48分、灼熱の日差しと暑さと寒さと渇きでワケが解らなくなり、異常なほどスタミナを削られてw
物凄く時間が掛かったけれど、七合九勺「赤岩八合館」標高3300Mへ到着しました。ヽU*´д`*Uノ
スタートから既に5時間23分が過ぎていました。。。だ、大丈夫さ!きっとお昼過ぎには山頂へいけるさ^^;
七合九勺 赤岩八合館 標高3300M からの景色
御殿場ルートの最上にあたる「赤岩八合館」、表記は七合九勺ですが、
この上の八合目にあった山小屋は現在は廃業している為、実質ここが現在の八合目にあたるようです。
隣の富士宮ルートの八合目の山小屋と500Mほどのバイパスで繋がっており、
シーズンの混雑時には、宿泊先を求めて登山者が往来するそうです。

結局日差しは南の真上から照りつけていて、建物は斜面を背にしているので後ろへ隠れるスペースは無く;;
私が隠れられるほどの日陰も無いので(伝助は入るけどw)少し休んだ後、靴を履き替えさせて登る事にしました。
後から知ったのですが、この週末の連休から例年以上の温暖な陽気になっていたのです。。。
まさか完璧のつもりの防寒がこれほどの仇となるとは・・・とんでもない誤算でしたヽU*´д`*Uノ
- つづく -

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この単調な地図だけ見ると、もう随分登った気になるのですが。。。
健康な登山者が普通に登ると6時間程度で登れると記載されていますが、私はここまで3時間35分掛かっています。
うちの実力で考えて2時間ほど上乗せをして、私は8時間前後で登れるものと計算していました。
1時くらいに登頂できれば・・・いあいあ!上手く行けば12時台には登頂出来ちゃうかもしれないぞ!ヾU*^ェ^*Uゝ
なんて理想を掲げ登って行きます・・・果たして?

七合目の休憩で、水分補給と伝助の靴をフルセット履き替えて先へ歩き出します。

前回の前半戦では、七合目から上はまだ雪が沢山積もっていて、ここで断念して引き揚げたのでした。

ここからしばらくはなだらかな登りで、横歩きに近い登山道と山小屋が続きます。

AM8:45 わらじ館 標高3100M
日の出館から歩いて10分ほど、標高で60M横歩きで登って「わらじ館」通過。もちろん閉まってます。
下からガスがジワジワ上がってきて宝永山は霧に飲み込まれそうな勢いでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
えーーー!!折角の晴天がーーー!!また霧に飲み込まれてしまうのかーーー!?ヽU*´д`*Uノ
ガスがこれ以上上がってこない事を願いつつ先を急ぎます。

次の山小屋は直ぐそこに見えていますヾU*^ェ^*Uゝ

伝助君はあたかも自分が先導しているかのように常に先へ先へと登って行きます。
ルークもそうだったけど、リオはさんは私の足元で行ったり来たりを繰り返す感じであまり放れる事はなかったのですが、
やっぱり男の子はこうなんですね!

AM8:55 砂走館 標高3120M
七合目から連なる3つの山小屋の中で一番大きな「砂走館」を通過。今日ここで始めて登山者さんと出会いました。
何処から現れたのか!?ちょっとビックリしたのですが^^;あっという間に私と伝助を追い抜いていきましたw
ここは富士山マラソンの給水所にも使われているそうで、広くベンチも多く用意してありました。
更に下からガスが迫ってきています!このまま飲み込まれてしまうのでしょうか!?

なだらかな横歩きもどうやらここまでのようです。

見上げるとこんな感じ、どうやらここからが登りの本番のようです∑⊂*゜д゜*⊃!!

断崖絶壁が見えます。丁度宝永火口の一番上の部分にあたります。あれが崩れて火口に転がり落ちているのですね!

岩肌にジグザグに、それでいて真っ直ぐ上へと登山道が伸びています。伝助は遥か彼方w

この辺はゴツゴツ岩が多いです。

空と

岩と

雲しかない世界・・・

建物が二つ見えています。あれが次の山小屋「七合九尺」なのかな?




時折霧に飲み込まれるようになりました。

大きな石垣の上から伝助が顔を覗かせています。

建物はありませんが、昔は何か建っていたのでしょう。

でんちゅけは疲れないのでしょうか?私はどんどんペースが落ちて立ち止まる事が増えるばかりヽU*´д`*Uノ

そして私が追いつくと登ってゆく

あっ!というまに二段三段先を行く・・・

AM9:40 気象観測所

下から見えた建物のうち、最初に辿り着いた建物は山小屋ではなく「気象観測所」との事でした。
昔は有人捜査で人が居たらしいですが、現代では無人になり遠隔操作で動いているそうです。

誤算・・・

時刻も10時近くになり、日もどんどん高くなり、真上から近くなる太陽が容赦なく照り付けていました。
私は過去の経験から、防寒対策を万全にしてきていたのですが・・・それが大変な事になった∑⊂*゜д゜*⊃!!

御殿場ルートは東南向きのコースで、朝の早い時間から永遠と太陽が照り付けているのです。
そして、登れば登るほど近くなる太陽が防寒の上から私の背を照りつけ物凄い高温になり始めたのです!

私は汗グッショリになって、耳まで覆うフードも被っていられなくなり、防寒ジャンバーと一緒に脱ぎました。
しかし!暑いのは照りつける日差しだけで、空気は寒いくらいに冷たいのです!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

日陰になるような岩も無く、寒さの中で照り付ける太陽にジリジリと焼かれる可笑しな状況になってきました。

おまけに物凄い乾燥した空気で喉の渇きを誘います。。。
私は水の消費をなるべく避けるべく、ガムを噛んだりして極力水を控えていました。
しかし・・・靴下も上着もズボンもヒートテックで・・・汗だくで・・・体からどんどん水気を奪っていきました。。。

伝助は大丈夫なのだろうか???
フードは暑いから被れない・・・被らないから灼熱の太陽が頭と後頭部を容赦なく焼き付ける。。。
顔もピリピリするほど照り返しで焼き付けられる。。。空気は乾いているので喉が渇く。。。
飲んだ分だけ熱で汗をかく。。。でも脱ぐと寒さであっという間に汗と体温を奪っていく。。。
でも日差しは焼けるほど暑いんだ。。。あ~もうワケ解らなくなってきたぞーー!!なんだかフラフラしてきたし・・・

そんな中、今日最初の下山者さんとすれ違いました。
親子で富士宮から登って御殿場ルートでプリンスルートを下って戻るそうです。
そっか~やっぱりみんな富士宮ルートから登っているんだ~しかしもう登って下山だなんてヽU*´д`*Uノ早いw
お二人は下山しながら私と伝助の様子を見ていたらしく、
私が立ち止まっている間に登ったり下りたりを繰り返す伝助を見て「凄いな~人には出来ない事だ」と驚かれていました。

人と話したお陰で少し気がまぎれました。なんとか気持ちを繋いで登って行きます。

とにかく日陰に入りたい!
AM10:07 七合九勺 赤岩八合館 標高3300M 到着

七合目から1時間48分、灼熱の日差しと暑さと寒さと渇きでワケが解らなくなり、異常なほどスタミナを削られてw
物凄く時間が掛かったけれど、七合九勺「赤岩八合館」標高3300Mへ到着しました。ヽU*´д`*Uノ
スタートから既に5時間23分が過ぎていました。。。だ、大丈夫さ!きっとお昼過ぎには山頂へいけるさ^^;
七合九勺 赤岩八合館 標高3300M からの景色
御殿場ルートの最上にあたる「赤岩八合館」、表記は七合九勺ですが、
この上の八合目にあった山小屋は現在は廃業している為、実質ここが現在の八合目にあたるようです。
隣の富士宮ルートの八合目の山小屋と500Mほどのバイパスで繋がっており、
シーズンの混雑時には、宿泊先を求めて登山者が往来するそうです。

結局日差しは南の真上から照りつけていて、建物は斜面を背にしているので後ろへ隠れるスペースは無く;;
私が隠れられるほどの日陰も無いので(伝助は入るけどw)少し休んだ後、靴を履き替えさせて登る事にしました。
後から知ったのですが、この週末の連休から例年以上の温暖な陽気になっていたのです。。。
まさか完璧のつもりの防寒がこれほどの仇となるとは・・・とんでもない誤算でしたヽU*´д`*Uノ
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Entry ⇒ 2017.10.14 | Category ⇒ 御殿場ルート | Comments (2) | Trackbacks (0)
トラバース (宝永山山頂~御殿場ルート七合目)
10月8日 宝永山山頂 標高2693M AM6:28

富士山四大登山道全制覇を目指して、最後の御殿場ルートを攻略する為、
プリンスルートを通ってまずは宝永山山頂までやってきましたヾU*^ェ^*Uゝ
出だしは順調で、最初の難関と思われた宝永火口の蟻地獄のようなすり鉢も1時間ちょっとでクリアしました。
今日は天候にも恵まれ、富士山特有の突風も無く物凄く穏やかな登山となっています。
果たして、このまま順調に行けるのでしょうか?
ここからのコースです。 (地図は拝借)

現在居る場所が「宝永山」
富士宮口五合目の正規登山口は既にシーズン外という事で塞がれていたので、
右側にある宝永遊歩道の近くにある別の入口から、ピンクのルートを辿って登ってきました。
今度は宝永山山頂から「馬の背」~「下り六合」を経て、御殿場ルートの六合目へトラバース(横断)する事になります。

その前に水分補給と伝助の靴のチェックと履き替えを行います。
ここまで1時間43分、リュックに500mlの水を2本積んだ負担は蹴り足に掛かっているようで、
後ろ足の靴に穴が開いていたので履き替えます。
私のリュックには500mlの水が6本、それからお茶が一本入っています。
それから糖分を取る為のブドウ糖、そして今回新しい試みで水の消費を減らすのと喉の渇きを潤す為にガム、
そして伝助のオヤツのジャーキーを1パック入れてありますヾU*^ェ^*Uゝ

さ~準備は整った!行くぞ!!
実は、本当は昨日の10月7日は始めて富士山頂に登った記念日と、故リオさんの15回目の誕生日だったので、
本音は昨日登りたかったのですが・・・天候が悪く来週末も天候が思わしくないという事で今日の決行となったのでした。
でも、リオの誕生日にルークとリオの眠る「水ヶ塚公園」で、
一泊して一緒にいてやる事が出来たので良かったかなと思います。

今日の富士山は晴天だけど、麓には厚い雲が掛かり、ここから水ヶ塚公園は見えないけれど、
ルークとリオに手を振って先へ進む事にしました。

そこから見守っていておくれ
パパと伝助は!ルークとリオと出来なかった事を・・・ではなく!!
ルークとリオが居たからこそ出来る続きをやりに行く!!

ルークが始めて富士山へきたのが丁度今の伝助と同じくらいの頃・・・リオは3歳だった・・・何も知らんかったw

そう考えると既に3度目の登頂へ向かってる伝助は凄いな!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

さ~行くぞ馬の背!

見事な尾根が 綺麗に 長~く ず~と 続いています。

ここは天候の悪い日は、左右の斜面から吹き上げる突風で体が浮きそうなるんですよ!!

AM6:50 馬の背 分岐

宝永山山頂から歩いて10分ほどで馬の背の分岐に到着しました。
宝永火口から正規ルートで上がってくると本来は此処へ出ます。
道標が倒れています。ここの突風は凄まじいですから、看板がまともに立っていたところを一度も見た事がありませんw

今日は風が穏やかでラッキーだったな^^

さ~最後に振り返って宝永火口を見下ろして、御殿場ルートへ向かって横切るぞ!トラバース開始!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

図のようなルートで「大砂走り下山道」を横切ります。

スンスンスン♪スンスンスン♪

でんちゅけはまた得意顔で行ったり来たりを繰り返しますヾU*^ェ^*Uゝ

そしてこれが富士宮コースや御殿場コースで登頂した人達が下山に使う事が多い「大砂走り」の下山道、
私は靴の中に砂が沢山入って足が大変な事になるので好きではありませんがねヽU*´д`*Uノ
AM7:06 下り六合

馬の背から16分、大砂走りを通過、道標を確認し御殿場ルートへ向かいます。

下り六合の道標から大砂走りをちょっと上がって右へ折れる感じです。

事前の調べでは、ここは夜間の下山者が道を誤りやすいとの事でしたが、
日中なら遠くまで見渡せるので問題はありませんでした。

振り返るとこんな感じ、うむ!確かに宝永山は山である。U*・д・*Uy--~

やっぱり横歩きは良いよね~トラバース最高♪

麓の山中湖が見渡せました。

伝助は展望が大好きだよね!

岩肌が増えて矢印のペイントに従って歩いていくと・・・

AM7:24 御殿場ルート 六合目 合流

馬の背からトラバース(横断)する事34分、御殿場ルートの六合目へ合流しましたヾU*^ェ^*Uゝ
うん!この宝永山からの繋がりで横歩きするプロセスは非常に良いな!流石皇太子様のルートだ♪
古い案内や地図には、ここにも六合目山小屋があると記されていますが、
随分前に廃業になって建物は跡形も無く、今ではちょっと下に石垣だけが残っているようです。

よーし!あとは七合目まで追って前回の続きを登るぞ! つか、前回ここまでで良かったんじゃないか?(笑)

ここからは登りだ・・・御殿場ルートも足元は砂なので一歩一歩が非常に重い・・・

伝助は七合目までのジグザグを私よりも1段2段先へ登り、鼻の穴を広げて私を見下ろしていましたヽU*´д`*Uノ

そして私が追い付くと、また立ち上がってスタコラサッサと登って行きます。

お!あの巨石は見覚えがあるぞ!

確かあの巨石を越えると・・・

回り込んで・・・

登ると・・・

見えた!七合目だ!

やっと前回の続きに追いついた! 一足先に駆け上って景色を眺めている伝助君。

AM8:20 七合目 日の出館 標高3040M 到着

宝永山山頂からトラバースして登る事約2時間、スタートから3時間35分、御殿場ルート七合目へ到着しました。
六合目からちょっとペースが落ちましたが、私の実力なら~まずまずですね^^v
そういえば数日前に☆ ララの日々♪ ☆のララちゃんが、パパさんママさんの結婚記念日でここまで登ったそうです。
しかも!ララちゃんパパさんは驚くべき屈強なムキムキマンで!(想像)ヽU*´д`*Uノ
家より2時間も早く登ったのです!
よーし!家は一足先にこの続きをやりに行くぞ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
御殿場ルート 七合目 日の出館 標高3040M からの景色
前回6月10日に来た時には、どんどん天候が悪くなって霧の中に包まれてしまいましたが今日は見えます。
ここまで一人の登山者とも出会わず、振り返ってみても誰も登っている姿はありませんでした。
どうやら出だしが早かった私達が遥か先頭をリードしているようです。みんな富士宮ルートから登っているのかな?
そういえば御殿場ルートは4ルート中もっとも登山者の少ない不人気ルートだと言われてはいるのですが・・・
山小屋が少なくてもっとも自然の姿に近い富士山を満喫出来て良いルートだと思うんだけどな~・・・
このままトップを独走かな?えへへw でも・・・随分と暑くなってきたなぁ~・・・
- つづく -

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富士山四大登山道全制覇を目指して、最後の御殿場ルートを攻略する為、
プリンスルートを通ってまずは宝永山山頂までやってきましたヾU*^ェ^*Uゝ
出だしは順調で、最初の難関と思われた宝永火口の蟻地獄のようなすり鉢も1時間ちょっとでクリアしました。
今日は天候にも恵まれ、富士山特有の突風も無く物凄く穏やかな登山となっています。
果たして、このまま順調に行けるのでしょうか?
ここからのコースです。 (地図は拝借)

現在居る場所が「宝永山」
富士宮口五合目の正規登山口は既にシーズン外という事で塞がれていたので、
右側にある宝永遊歩道の近くにある別の入口から、ピンクのルートを辿って登ってきました。
今度は宝永山山頂から「馬の背」~「下り六合」を経て、御殿場ルートの六合目へトラバース(横断)する事になります。

その前に水分補給と伝助の靴のチェックと履き替えを行います。
ここまで1時間43分、リュックに500mlの水を2本積んだ負担は蹴り足に掛かっているようで、
後ろ足の靴に穴が開いていたので履き替えます。
私のリュックには500mlの水が6本、それからお茶が一本入っています。
それから糖分を取る為のブドウ糖、そして今回新しい試みで水の消費を減らすのと喉の渇きを潤す為にガム、
そして伝助のオヤツのジャーキーを1パック入れてありますヾU*^ェ^*Uゝ

さ~準備は整った!行くぞ!!
実は、本当は昨日の10月7日は始めて富士山頂に登った記念日と、故リオさんの15回目の誕生日だったので、
本音は昨日登りたかったのですが・・・天候が悪く来週末も天候が思わしくないという事で今日の決行となったのでした。
でも、リオの誕生日にルークとリオの眠る「水ヶ塚公園」で、
一泊して一緒にいてやる事が出来たので良かったかなと思います。

今日の富士山は晴天だけど、麓には厚い雲が掛かり、ここから水ヶ塚公園は見えないけれど、
ルークとリオに手を振って先へ進む事にしました。

そこから見守っていておくれ
パパと伝助は!ルークとリオと出来なかった事を・・・ではなく!!
ルークとリオが居たからこそ出来る続きをやりに行く!!

ルークが始めて富士山へきたのが丁度今の伝助と同じくらいの頃・・・リオは3歳だった・・・何も知らんかったw

そう考えると既に3度目の登頂へ向かってる伝助は凄いな!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

さ~行くぞ馬の背!

見事な尾根が 綺麗に 長~く ず~と 続いています。

ここは天候の悪い日は、左右の斜面から吹き上げる突風で体が浮きそうなるんですよ!!

AM6:50 馬の背 分岐

宝永山山頂から歩いて10分ほどで馬の背の分岐に到着しました。
宝永火口から正規ルートで上がってくると本来は此処へ出ます。
道標が倒れています。ここの突風は凄まじいですから、看板がまともに立っていたところを一度も見た事がありませんw

今日は風が穏やかでラッキーだったな^^

さ~最後に振り返って宝永火口を見下ろして、御殿場ルートへ向かって横切るぞ!トラバース開始!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

図のようなルートで「大砂走り下山道」を横切ります。

スンスンスン♪スンスンスン♪

でんちゅけはまた得意顔で行ったり来たりを繰り返しますヾU*^ェ^*Uゝ

そしてこれが富士宮コースや御殿場コースで登頂した人達が下山に使う事が多い「大砂走り」の下山道、
私は靴の中に砂が沢山入って足が大変な事になるので好きではありませんがねヽU*´д`*Uノ
AM7:06 下り六合

馬の背から16分、大砂走りを通過、道標を確認し御殿場ルートへ向かいます。

下り六合の道標から大砂走りをちょっと上がって右へ折れる感じです。

事前の調べでは、ここは夜間の下山者が道を誤りやすいとの事でしたが、
日中なら遠くまで見渡せるので問題はありませんでした。

振り返るとこんな感じ、うむ!確かに宝永山は山である。U*・д・*Uy--~

やっぱり横歩きは良いよね~トラバース最高♪

麓の山中湖が見渡せました。

伝助は展望が大好きだよね!

岩肌が増えて矢印のペイントに従って歩いていくと・・・

AM7:24 御殿場ルート 六合目 合流

馬の背からトラバース(横断)する事34分、御殿場ルートの六合目へ合流しましたヾU*^ェ^*Uゝ
うん!この宝永山からの繋がりで横歩きするプロセスは非常に良いな!流石皇太子様のルートだ♪
古い案内や地図には、ここにも六合目山小屋があると記されていますが、
随分前に廃業になって建物は跡形も無く、今ではちょっと下に石垣だけが残っているようです。

よーし!あとは七合目まで追って前回の続きを登るぞ! つか、前回ここまでで良かったんじゃないか?(笑)

ここからは登りだ・・・御殿場ルートも足元は砂なので一歩一歩が非常に重い・・・

伝助は七合目までのジグザグを私よりも1段2段先へ登り、鼻の穴を広げて私を見下ろしていましたヽU*´д`*Uノ

そして私が追い付くと、また立ち上がってスタコラサッサと登って行きます。

お!あの巨石は見覚えがあるぞ!

確かあの巨石を越えると・・・

回り込んで・・・

登ると・・・

見えた!七合目だ!

やっと前回の続きに追いついた! 一足先に駆け上って景色を眺めている伝助君。

AM8:20 七合目 日の出館 標高3040M 到着

宝永山山頂からトラバースして登る事約2時間、スタートから3時間35分、御殿場ルート七合目へ到着しました。
六合目からちょっとペースが落ちましたが、私の実力なら~まずまずですね^^v
そういえば数日前に☆ ララの日々♪ ☆のララちゃんが、パパさんママさんの結婚記念日でここまで登ったそうです。
しかも!ララちゃんパパさんは驚くべき屈強なムキムキマンで!(想像)ヽU*´д`*Uノ
家より2時間も早く登ったのです!
よーし!家は一足先にこの続きをやりに行くぞ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
御殿場ルート 七合目 日の出館 標高3040M からの景色
前回6月10日に来た時には、どんどん天候が悪くなって霧の中に包まれてしまいましたが今日は見えます。
ここまで一人の登山者とも出会わず、振り返ってみても誰も登っている姿はありませんでした。
どうやら出だしが早かった私達が遥か先頭をリードしているようです。みんな富士宮ルートから登っているのかな?
そういえば御殿場ルートは4ルート中もっとも登山者の少ない不人気ルートだと言われてはいるのですが・・・
山小屋が少なくてもっとも自然の姿に近い富士山を満喫出来て良いルートだと思うんだけどな~・・・
このままトップを独走かな?えへへw でも・・・随分と暑くなってきたなぁ~・・・
- つづく -

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Entry ⇒ 2017.10.13 | Category ⇒ プリンスルート | Comments (4) | Trackbacks (0)
プリンスルート (富士宮口五合目~宝永山山頂)
2017.10.8 宝永山 馬の背

薄暗いすり鉢のような砂の底から這い上がると、雲の海から朝日が昇っていました。
さ~前回の続きをしに行こう。富士山四大登山道最終決戦だ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

薄暗いすり鉢のような砂の底から這い上がると、雲の海から朝日が昇っていました。
さ~前回の続きをしに行こう。富士山四大登山道最終決戦だ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
AM4:45 富士宮口五合目 標高2380M

前日の夜から水ヶ塚公園で一泊し午前3時起床!伝助のフードをふやかしながら五合目まで移動。
私も軽食を済ませ、全ての準備が整い「さーいくぞ!」となったのがこの時間でした。
辺りはまだまだ真っ暗闇、それでも3連休ともあって富士宮口五合目の駐車場は半分くらい埋まり賑わっていました。
本日のコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171010145547e4b.jpg)
富士山四大登山道の全制覇を達成するべく、最後の一本となった御殿場ルート、
しかしその距離があまりにも長いのでw2回に分ける事を考えました。
6月10日に前半戦と称して御殿場口五合目から七合目までを歩き、
その残りを今回は富士宮口五合目から宝永山~馬の背を経由し、再び御殿場ルートへ合流しようというものです。
プリンスルート (地図は拝借)

調べていく過程の中で、今日私と伝助が取ろうとしているコースが「第五のルート」と呼ばれている事が解りました。
それは2008年に皇太子徳仁親王陛下が富士登山をされた折にご利用になられたルートだというのです。
なぜ皇太子様がこのようなルートを取られたかというと、それは「いいとこ取り」が出来るからです。
つまり、スタートの富士宮口五合目は山頂までの高低差がもっとも少なく、
見所である「宝永火口」~「宝永山山頂」~「馬の背」~そしてもっとも山小屋の少ない自然に近い富士山を満喫しながら
砂の載った岩場の多い同ルートよりも歩き易く空いている御殿場ルートの六合目から上を利用出来るからなのです。
以来、これを「プリンスルート」と呼ぶそうです。
てことで、我が家のプリンス?伝助が真っ暗闇の中を向かって行ったわけです^^
AM5:02 新六合目 雲海壮 到着 標高2490M

登り始めて直ぐ、17分ほどで新六合目へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
まずは肩慣らしとでもいいましょうか、これから登る人、ここで御来光を待つ人、それなりに人がいました。
私たちの今日のテーマは「暗くなる前に帰る!」です。。。いままで一度もまともに下山できていない情け無い飼い主w
なので今日はヘッドランプを用意して!明るくなる前から登る!!にチャレンジしていますヽU*´д`*Uノ

六合目から宝永噴火口へ向かっては比較的なだらかな横歩きとなります。
薄っすらと足元も見えているし、ゴツゴツ岩とかではないので暗くても安心です。
AM5:18 宝永第一火口縁 到着

はい!横歩きだと早い飼い主ですw六合目から僅か16分で宝永第一火口縁へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ

暗くて見えないので先へ急ぎます。伝助もここは初めてでは無いので行き先が解っているようでした。

さ~ここからが今日最初の難所です。蟻地獄の様なすり鉢から這い上がらなくてはなりません!!
ここをいかに綺麗に華麗に無駄なく体力の消耗を少なくして登れるかがその後の登山へ大きく影響していきます。

そんな難所も伝助君には全く関係ないようで。。。
今日は大役です!でんちゅけリュックを背負い500mlの水を二本運んでいます!!

登るほどに少しずつ明るくなり、左手に宝永火口がぽっかりと見え始めました。

今日はパパ!過去の教訓から頭から足の先まで防寒セットで完璧です!!
凍えるほど寒いかな~と思われた富士山でしたが、気温は7度~8度と風も無く穏やかでした。

数年前、リオと伝助を連れて始めてここを登った時には、何時間も掛かったのに・・・今日は意外と良いペースです。
キツイと始めから覚悟が出来ているからだと思いますけど、あの時の苦労は無駄じゃなかったな!

しかし・・・100歩進んだら一息、なんてやっていましたが・・・段々80・・・60・・・と歩数が減っていく・・・・キツイw

「フウ」っと明るくなり始めた火口を振り返ります。

伝助君には余裕過ぎて・・・おっさんが遅い訳が理解できないでしょうね^^;

私が近付くと立ち上がり、またその分だけ登って行きます。

太陽は随分昇っているのかな?まだすり鉢の中でもがいているので検討もつきませんヽU*´д`*Uノ

空は近いようで・・・遠いような・・・遠いようで・・・近いような・・・

通常なら一旦「馬の背」へ出る道なのですが、途中に宝永山へ直で続く「新道」が作ってありました。

おお!ラッキー♪行って戻る手間が省ける!地図にはまだ載っていない道です。5分~10分は短縮できるぞ!

さ~薄暗いすり鉢の底から這い上がり・・・

私と伝助は今日始めて日の光を浴びた。宝永山馬の背から雲の海から登る御来光を見ましたヾU*^ェ^*Uゝ
すごーい!以前登った時には辛すぎて2時間以上も掛かったのにぃぃーー!!今日は1時間ちょっとで登れました!!

うおおお!押し寄せてきそうな雲の海♪さ~宝永山山頂へ向かうぞヾU*・ェ・*Uゝ



AM6:28 宝永山山頂 標高2693M 到着

宝永第一火口縁からすり鉢を這い上がる事1時間10分、スタートから1時間43分、
まずは第一の難関を乗り越えて、非常にベストな形で「宝永山山頂」へ到着しましたヾU*・ェ・*Uゝ
まるで雲に浮かぶ小島に乗っているようですヾU*^ェ^*Uゝ
一泊した水ヶ塚公園辺りは道路もビチャビチャで時折小雨も降っていましたから、雲の下は雨だったりするんでしょうね、
今日は突風も無く雲の上は穏やかで、完全な防寒の私には丁度良い気候で最高の登山日和となりました!!
宝永山山頂からの景色
さ~ここまで順調♪順調♪天気は最高!装備は完璧!プリンスルート最高!!
ちょっと休息をして、ここから馬の背を渡り砂走りをトラバース(横断)して御殿場ルートへ合流するぞ!!
- つづく -

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前日の夜から水ヶ塚公園で一泊し午前3時起床!伝助のフードをふやかしながら五合目まで移動。
私も軽食を済ませ、全ての準備が整い「さーいくぞ!」となったのがこの時間でした。
辺りはまだまだ真っ暗闇、それでも3連休ともあって富士宮口五合目の駐車場は半分くらい埋まり賑わっていました。
本日のコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171010145547e4b.jpg)
富士山四大登山道の全制覇を達成するべく、最後の一本となった御殿場ルート、
しかしその距離があまりにも長いのでw2回に分ける事を考えました。
6月10日に前半戦と称して御殿場口五合目から七合目までを歩き、
その残りを今回は富士宮口五合目から宝永山~馬の背を経由し、再び御殿場ルートへ合流しようというものです。
プリンスルート (地図は拝借)

調べていく過程の中で、今日私と伝助が取ろうとしているコースが「第五のルート」と呼ばれている事が解りました。
それは2008年に皇太子徳仁親王陛下が富士登山をされた折にご利用になられたルートだというのです。
なぜ皇太子様がこのようなルートを取られたかというと、それは「いいとこ取り」が出来るからです。
つまり、スタートの富士宮口五合目は山頂までの高低差がもっとも少なく、
見所である「宝永火口」~「宝永山山頂」~「馬の背」~そしてもっとも山小屋の少ない自然に近い富士山を満喫しながら
砂の載った岩場の多い同ルートよりも歩き易く空いている御殿場ルートの六合目から上を利用出来るからなのです。
以来、これを「プリンスルート」と呼ぶそうです。
てことで、我が家のプリンス?伝助が真っ暗闇の中を向かって行ったわけです^^
AM5:02 新六合目 雲海壮 到着 標高2490M

登り始めて直ぐ、17分ほどで新六合目へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
まずは肩慣らしとでもいいましょうか、これから登る人、ここで御来光を待つ人、それなりに人がいました。
私たちの今日のテーマは「暗くなる前に帰る!」です。。。いままで一度もまともに下山できていない情け無い飼い主w
なので今日はヘッドランプを用意して!明るくなる前から登る!!にチャレンジしていますヽU*´д`*Uノ

六合目から宝永噴火口へ向かっては比較的なだらかな横歩きとなります。
薄っすらと足元も見えているし、ゴツゴツ岩とかではないので暗くても安心です。
AM5:18 宝永第一火口縁 到着

はい!横歩きだと早い飼い主ですw六合目から僅か16分で宝永第一火口縁へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ

暗くて見えないので先へ急ぎます。伝助もここは初めてでは無いので行き先が解っているようでした。

さ~ここからが今日最初の難所です。蟻地獄の様なすり鉢から這い上がらなくてはなりません!!
ここをいかに綺麗に華麗に無駄なく体力の消耗を少なくして登れるかがその後の登山へ大きく影響していきます。

そんな難所も伝助君には全く関係ないようで。。。
今日は大役です!でんちゅけリュックを背負い500mlの水を二本運んでいます!!

登るほどに少しずつ明るくなり、左手に宝永火口がぽっかりと見え始めました。

今日はパパ!過去の教訓から頭から足の先まで防寒セットで完璧です!!
凍えるほど寒いかな~と思われた富士山でしたが、気温は7度~8度と風も無く穏やかでした。

数年前、リオと伝助を連れて始めてここを登った時には、何時間も掛かったのに・・・今日は意外と良いペースです。
キツイと始めから覚悟が出来ているからだと思いますけど、あの時の苦労は無駄じゃなかったな!

しかし・・・100歩進んだら一息、なんてやっていましたが・・・段々80・・・60・・・と歩数が減っていく・・・・キツイw

「フウ」っと明るくなり始めた火口を振り返ります。

伝助君には余裕過ぎて・・・おっさんが遅い訳が理解できないでしょうね^^;

私が近付くと立ち上がり、またその分だけ登って行きます。

太陽は随分昇っているのかな?まだすり鉢の中でもがいているので検討もつきませんヽU*´д`*Uノ

空は近いようで・・・遠いような・・・遠いようで・・・近いような・・・

通常なら一旦「馬の背」へ出る道なのですが、途中に宝永山へ直で続く「新道」が作ってありました。

おお!ラッキー♪行って戻る手間が省ける!地図にはまだ載っていない道です。5分~10分は短縮できるぞ!

さ~薄暗いすり鉢の底から這い上がり・・・

私と伝助は今日始めて日の光を浴びた。宝永山馬の背から雲の海から登る御来光を見ましたヾU*^ェ^*Uゝ
すごーい!以前登った時には辛すぎて2時間以上も掛かったのにぃぃーー!!今日は1時間ちょっとで登れました!!

うおおお!押し寄せてきそうな雲の海♪さ~宝永山山頂へ向かうぞヾU*・ェ・*Uゝ



AM6:28 宝永山山頂 標高2693M 到着

宝永第一火口縁からすり鉢を這い上がる事1時間10分、スタートから1時間43分、
まずは第一の難関を乗り越えて、非常にベストな形で「宝永山山頂」へ到着しましたヾU*・ェ・*Uゝ
まるで雲に浮かぶ小島に乗っているようですヾU*^ェ^*Uゝ
一泊した水ヶ塚公園辺りは道路もビチャビチャで時折小雨も降っていましたから、雲の下は雨だったりするんでしょうね、
今日は突風も無く雲の上は穏やかで、完全な防寒の私には丁度良い気候で最高の登山日和となりました!!
宝永山山頂からの景色
さ~ここまで順調♪順調♪天気は最高!装備は完璧!プリンスルート最高!!
ちょっと休息をして、ここから馬の背を渡り砂走りをトラバース(横断)して御殿場ルートへ合流するぞ!!
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Entry ⇒ 2017.10.10 | Category ⇒ プリンスルート | Comments (6) | Trackbacks (0)
リュックを背負って~秋色の霧ヶ峰高原♪(後編)
9月30日 ゼブラ山 標高1776M PM15:46

リュックを背負って500mlのペットボトルを運んで、伝助とリュックの様子を確認する為の今回の冒険、
3回目の富士山登頂を目指して、いつも足りなくなってしまう水を、犬が無事に安全に運ぶ事が出来るのでしょうか?
今日は3時間~4時間のロングコース、今のところ片寄りや身体への異常も無くしっかりと仕事をこなしていました。

リュックを背負って500mlのペットボトルを運んで、伝助とリュックの様子を確認する為の今回の冒険、
3回目の富士山登頂を目指して、いつも足りなくなってしまう水を、犬が無事に安全に運ぶ事が出来るのでしょうか?
今日は3時間~4時間のロングコース、今のところ片寄りや身体への異常も無くしっかりと仕事をこなしていました。
ここからのコースです。

今居る所が地図で一番上の「ゼブラ山」
スタートの車山肩から車山湿原を回り、沢渡りを通り約束付きで八島ヶ原湿原を抜けてきました。
ここからでんちゅけの一人走りでお馴染みのw北の耳~南の耳を経由して車山肩へと戻ります。
晴天でまだまだ明るいですが、山岳は日の沈むのも早いので、18時前までがタイムリミットだと思われます。

さ~まごまごしている余裕はありません、ゼブラ山を下り次の北の耳へ向かって出発です!ヾU*・ェ・*Uゝ

下り始めて直ぐ「カンカンカン」と鳴き声がして、3頭ほどの鹿が森の中へ駆け下って行きました∑⊂*゜д゜*⊃!!
去年から何度も訪れていましたが、霧ヶ峰で歩いていて鹿を見るのは初めてでした。
カメラを構えるよりも早くw森林の中へと消えていきましたヽU*´д`*Uノ

リオさんだったら~鹿を追いかけて何処までも行ってしまっていたのですが・・・
伝助は「?」みたいな顔してただ見つめているだけでしたヽU*´д`*Uノ

向こうに見える二つの出っ張りが「北の耳」と「南の耳」です。
でんちゅけが良く独り駆けしている区間ですね!w


さ~北の耳を登り始めます。左からグルッと回り込む感じに登ります。

でんちゅけはまた一人で行ったり来たり♪

変な蟻・・・

北の耳の中腹で、伝助が木陰に入り休んでいたので、
後から追いついた私も座るのに丁度良さそうな小岩があったので腰を掛けました。
その瞬間!下から無数の蟻が私のズボンにワサワサッ!と飛ぶように跳ねるように這い上がってきました!!
最初「蜘蛛」かと思ったのですが、その蟻は赤茶けて脚がとても速く!とにかく動きが尋常ではなく!
その動きに背筋が震えるような驚きを覚え、焦った私はすぐさま立ち上がって逃げながら帽子で叩き落としました!
今まで40数年生きてきて、あんな大きくて赤くて脚が長くて動きが速く機敏な蟻は始めてみました!
きっと岩の下に巣があって、私が腰掛けた事で刺激されて、外敵を追い払う為に出てきたのでしょうが、
座って息つく間もなく「あっ!」というまにズボンが蟻だらけになったので驚くべき運動能力と攻撃性です!!

とにかく!その場から直ぐに立ち去りましたヽU*´д`*Uノ幸い伝助の方へは行っていなかったので良かったです。
あれが噂の外来種!?最近話題の「ヒアリ」とか「ハヤトゲアリ」!?だったのでしょうか??
しかしここは日本の中心といわれるほどの信州の山奥なんだけど・・・とにかくビックリしました∑⊂*゜д゜*⊃!!

背中がむず痒くなった私は、最後までズボンに喰らい付いている2・3匹を帽子で叩きながら先へ進みました。

伝助の方へ行っていなくて良かった♪私も厚手のズボンで助かりました。あんなのに刺されたらどうなる事やらw

ちょっと放れたところで再度チェックチェック!ふぅ~っと肩を撫で下ろしましたヽU*´д`*Uノ

さ~歩みを進めますよ~







あまりの景色の良さに言葉を失うばかりです。うん、言葉は要らないね!ヾU*・ェ・*Uゝ

さ~もう直ぐ頂上だU*`д´*Uノ”ぉぅ!

PM16:14 山彦 北の耳 標高1828M 到着

ゼブラ山から30分ほどで「北の耳」へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
北の耳からの景色
今日は空気が本当に澄んでいるのでしょうね~こんな遠くの山々まで綺麗にクッキリ見えたのは始めてかな^^

「北の耳」から対面の「南の耳」を見つめます。辺りは段々と陽が落ちた分だけ黄色くなってきました。

さ~行くぞ~!北の耳を下ります。



いつも伝助が独り駆けをしている底を歩いています^^;

伝助はここ好きだよな~w

真っ直ぐな一本道をひたすら走ります。

「パパ遅いでおじゃるよ~」と言った顔でw南の耳の麓で私を待っていましたヽU*´д`*Uノ

さ~ここを登れば「南の耳」です。

PM16:26 山彦 南の耳 標高1837M 到着

伝助が一人で走れば往復僅か数分なのですが、私は片道10分掛かりました(爆)ヽU*´д`*Uノ
お盆には伝助の妹の「あんちゃん」「モナカちゃん」もやってきた思い出の「南の耳」へ到着しました。
南の耳からの景色
兄妹で駆け回った楽しい記憶が蘇ります♪あの時は生憎の曇り空となってしまいましたが・・・
この晴れ渡った景色を見せてあげたかったな~・・・でも真夏だったから晴れてたら暑かったか^^;
でんちゅけリュックの破損

ここまで約2時間半、500mlのペットボトルの水を2本運んできた伝助リュックが遂に破損しましたヽU*´д`*Uノ
南の耳を登っている時に、なんだかブラブラと伝助の腰の辺りまで下がっているような気がしてみていたのですが、
水の重みで、土台のハーネスとバッグを繋ぐバックルの縫い目が引っ張られて解れていました。
荷物の中でも「水」はとても重い物なので「どうかな~」とは思っていたのですが、案の定・・・でしたヽU*´д`*Uノ
直せない範囲ではないので、帰ったら丈夫な糸を使ってパパのお裁縫で(笑)補修したいと思います。
まぁこれらの確認がしたくての予行練習ですから、弱い部分、付加の掛かる部分はこれから補強したいと思います。
ふう、これが富士山だったらと思うと・・・危なかったwやっぱり確認の為にハイキングに来て良かった!^^;

伝助の手足、それから体の確認もしました。
特に付加の掛かりそうな部分に身体の擦り傷や怪我も無く、足裏も舗装や砂利道、そして岩場も歩いてきましたが、
普通に、なんともありませんでした。 よし!これなら富士山もゴム靴を履かせれば大丈夫でしょう!
山頂までとはいかなくても、8合目辺りまで運んでくれれば、その頃には私のリュックも随分軽くなっているので、
伝助のリュックを外して、私のリュックへ積み替えれば良い!うん!見えてきた!見えてきたぞ~~ヾU*^ェ^*Uゝ

さ~車山肩へ帰ろう~♪ここからは歩き慣れた道、1時間ほどで戻れるはず^^

リュックを外して急に軽くなったので、でんちゅけの歩きは最初、地に足が着かないような感じでフワフワしていましたw

人も犬も同じですね!

南の耳から車山へ続くこの道は本当に見晴らしが良くて気持ちがいい♪

知らない人はみんな渡り板に沿って蝶々深山~物見岩の方へ行ってしまうんですよね^^;

ちなみにこちらの方が登りも下りも遥かに緩やかで標高も高いんです!尚且つ人も来ない!

まさに!伝助と私にはうってつけのコース!ですね!





感性は人それぞれ違いますが、私は今日この一枚が一番気に入っています^^

トンビが伝助の頭上で輪を描いていますw

夕日が赤くなった山々をよりいっそう秋色に染めています。

この区間の1時間は最高だな!!



いつも霧や雲に隠れてしまっている八ヶ岳も今日は綺麗に見えます。その後ろに・・・

富士山も薄っすらと見えています。

秋の~夕日に~♪と思わず歌い出したくる風景♪

さ~車山の麓までもう少しだ!

より低くなった夕焼けが台地を八ヶ岳を赤く染めていきます。


車山肩へ続く分岐へ合流しました。

休日で賑わっていた人の往来も既に無く、もう辺りには誰も居なくなっていました。

私と伝助は、その誰も居なくなった道を、夕陽に向かってテクテクと歩き出します。








近付くほど沈んで行く太陽が地平線へ消えた頃。。。

PM17:38 車山肩駐車場 到着

ゼブラ山から約1時間50分、スタートから3時間45分、真っ暗になる前に無事に車山肩へ戻ってきました。
ん~やっぱり晴天の霧ヶ峰の景色は最高ですね!なんだか今日は気持ちも晴れ渡って全然疲れませんでした!
伝助リュックの良し悪しも十分把握できたし!実りある素晴らしい一日となりましたヾU*^ェ^*Uゝ
最後に一言! いいハイキングだったな~ヾU*^ェ^*Uゝ
- おしまい -
ー おまけ -

でんちゅけの晩御飯♪ 手作り食は続いています^^
沢山食べて!力つけて!!三度目の登頂をかけて!!行くぞ!!富士山!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

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今居る所が地図で一番上の「ゼブラ山」
スタートの車山肩から車山湿原を回り、沢渡りを通り約束付きで八島ヶ原湿原を抜けてきました。
ここからでんちゅけの一人走りでお馴染みのw北の耳~南の耳を経由して車山肩へと戻ります。
晴天でまだまだ明るいですが、山岳は日の沈むのも早いので、18時前までがタイムリミットだと思われます。

さ~まごまごしている余裕はありません、ゼブラ山を下り次の北の耳へ向かって出発です!ヾU*・ェ・*Uゝ

下り始めて直ぐ「カンカンカン」と鳴き声がして、3頭ほどの鹿が森の中へ駆け下って行きました∑⊂*゜д゜*⊃!!
去年から何度も訪れていましたが、霧ヶ峰で歩いていて鹿を見るのは初めてでした。
カメラを構えるよりも早くw森林の中へと消えていきましたヽU*´д`*Uノ

リオさんだったら~鹿を追いかけて何処までも行ってしまっていたのですが・・・
伝助は「?」みたいな顔してただ見つめているだけでしたヽU*´д`*Uノ

向こうに見える二つの出っ張りが「北の耳」と「南の耳」です。
でんちゅけが良く独り駆けしている区間ですね!w


さ~北の耳を登り始めます。左からグルッと回り込む感じに登ります。

でんちゅけはまた一人で行ったり来たり♪

変な蟻・・・

北の耳の中腹で、伝助が木陰に入り休んでいたので、
後から追いついた私も座るのに丁度良さそうな小岩があったので腰を掛けました。
その瞬間!下から無数の蟻が私のズボンにワサワサッ!と飛ぶように跳ねるように這い上がってきました!!
最初「蜘蛛」かと思ったのですが、その蟻は赤茶けて脚がとても速く!とにかく動きが尋常ではなく!
その動きに背筋が震えるような驚きを覚え、焦った私はすぐさま立ち上がって逃げながら帽子で叩き落としました!
今まで40数年生きてきて、あんな大きくて赤くて脚が長くて動きが速く機敏な蟻は始めてみました!
きっと岩の下に巣があって、私が腰掛けた事で刺激されて、外敵を追い払う為に出てきたのでしょうが、
座って息つく間もなく「あっ!」というまにズボンが蟻だらけになったので驚くべき運動能力と攻撃性です!!

とにかく!その場から直ぐに立ち去りましたヽU*´д`*Uノ幸い伝助の方へは行っていなかったので良かったです。
あれが噂の外来種!?最近話題の「ヒアリ」とか「ハヤトゲアリ」!?だったのでしょうか??
しかしここは日本の中心といわれるほどの信州の山奥なんだけど・・・とにかくビックリしました∑⊂*゜д゜*⊃!!

背中がむず痒くなった私は、最後までズボンに喰らい付いている2・3匹を帽子で叩きながら先へ進みました。

伝助の方へ行っていなくて良かった♪私も厚手のズボンで助かりました。あんなのに刺されたらどうなる事やらw

ちょっと放れたところで再度チェックチェック!ふぅ~っと肩を撫で下ろしましたヽU*´д`*Uノ

さ~歩みを進めますよ~







あまりの景色の良さに言葉を失うばかりです。うん、言葉は要らないね!ヾU*・ェ・*Uゝ

さ~もう直ぐ頂上だU*`д´*Uノ”ぉぅ!

PM16:14 山彦 北の耳 標高1828M 到着

ゼブラ山から30分ほどで「北の耳」へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
北の耳からの景色
今日は空気が本当に澄んでいるのでしょうね~こんな遠くの山々まで綺麗にクッキリ見えたのは始めてかな^^

「北の耳」から対面の「南の耳」を見つめます。辺りは段々と陽が落ちた分だけ黄色くなってきました。

さ~行くぞ~!北の耳を下ります。



いつも伝助が独り駆けをしている底を歩いています^^;

伝助はここ好きだよな~w

真っ直ぐな一本道をひたすら走ります。

「パパ遅いでおじゃるよ~」と言った顔でw南の耳の麓で私を待っていましたヽU*´д`*Uノ

さ~ここを登れば「南の耳」です。

PM16:26 山彦 南の耳 標高1837M 到着

伝助が一人で走れば往復僅か数分なのですが、私は片道10分掛かりました(爆)ヽU*´д`*Uノ
お盆には伝助の妹の「あんちゃん」「モナカちゃん」もやってきた思い出の「南の耳」へ到着しました。
南の耳からの景色
兄妹で駆け回った楽しい記憶が蘇ります♪あの時は生憎の曇り空となってしまいましたが・・・
この晴れ渡った景色を見せてあげたかったな~・・・でも真夏だったから晴れてたら暑かったか^^;
でんちゅけリュックの破損

ここまで約2時間半、500mlのペットボトルの水を2本運んできた伝助リュックが遂に破損しましたヽU*´д`*Uノ
南の耳を登っている時に、なんだかブラブラと伝助の腰の辺りまで下がっているような気がしてみていたのですが、
水の重みで、土台のハーネスとバッグを繋ぐバックルの縫い目が引っ張られて解れていました。
荷物の中でも「水」はとても重い物なので「どうかな~」とは思っていたのですが、案の定・・・でしたヽU*´д`*Uノ
直せない範囲ではないので、帰ったら丈夫な糸を使ってパパのお裁縫で(笑)補修したいと思います。
まぁこれらの確認がしたくての予行練習ですから、弱い部分、付加の掛かる部分はこれから補強したいと思います。
ふう、これが富士山だったらと思うと・・・危なかったwやっぱり確認の為にハイキングに来て良かった!^^;

伝助の手足、それから体の確認もしました。
特に付加の掛かりそうな部分に身体の擦り傷や怪我も無く、足裏も舗装や砂利道、そして岩場も歩いてきましたが、
普通に、なんともありませんでした。 よし!これなら富士山もゴム靴を履かせれば大丈夫でしょう!
山頂までとはいかなくても、8合目辺りまで運んでくれれば、その頃には私のリュックも随分軽くなっているので、
伝助のリュックを外して、私のリュックへ積み替えれば良い!うん!見えてきた!見えてきたぞ~~ヾU*^ェ^*Uゝ

さ~車山肩へ帰ろう~♪ここからは歩き慣れた道、1時間ほどで戻れるはず^^

リュックを外して急に軽くなったので、でんちゅけの歩きは最初、地に足が着かないような感じでフワフワしていましたw

人も犬も同じですね!

南の耳から車山へ続くこの道は本当に見晴らしが良くて気持ちがいい♪

知らない人はみんな渡り板に沿って蝶々深山~物見岩の方へ行ってしまうんですよね^^;

ちなみにこちらの方が登りも下りも遥かに緩やかで標高も高いんです!尚且つ人も来ない!

まさに!伝助と私にはうってつけのコース!ですね!





感性は人それぞれ違いますが、私は今日この一枚が一番気に入っています^^

トンビが伝助の頭上で輪を描いていますw

夕日が赤くなった山々をよりいっそう秋色に染めています。

この区間の1時間は最高だな!!



いつも霧や雲に隠れてしまっている八ヶ岳も今日は綺麗に見えます。その後ろに・・・

富士山も薄っすらと見えています。

秋の~夕日に~♪と思わず歌い出したくる風景♪

さ~車山の麓までもう少しだ!

より低くなった夕焼けが台地を八ヶ岳を赤く染めていきます。


車山肩へ続く分岐へ合流しました。

休日で賑わっていた人の往来も既に無く、もう辺りには誰も居なくなっていました。

私と伝助は、その誰も居なくなった道を、夕陽に向かってテクテクと歩き出します。








近付くほど沈んで行く太陽が地平線へ消えた頃。。。

PM17:38 車山肩駐車場 到着

ゼブラ山から約1時間50分、スタートから3時間45分、真っ暗になる前に無事に車山肩へ戻ってきました。
ん~やっぱり晴天の霧ヶ峰の景色は最高ですね!なんだか今日は気持ちも晴れ渡って全然疲れませんでした!
伝助リュックの良し悪しも十分把握できたし!実りある素晴らしい一日となりましたヾU*^ェ^*Uゝ
最後に一言! いいハイキングだったな~ヾU*^ェ^*Uゝ
- おしまい -
ー おまけ -

でんちゅけの晩御飯♪ 手作り食は続いています^^
沢山食べて!力つけて!!三度目の登頂をかけて!!行くぞ!!富士山!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

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Entry ⇒ 2017.10.02 | Category ⇒ 霧ヶ峰高原 | Comments (8) | Trackbacks (0)
リュックを背負って~秋色の霧ヶ峰高原♪(前編)
9月30日 霧ヶ峰高原 沢渡りコース

今日は、先日届いた「でんちゅけリュック」を試す為に、霧ヶ峰高原のロングハイキングにやってきました。

今日は、先日届いた「でんちゅけリュック」を試す為に、霧ヶ峰高原のロングハイキングにやってきました。
PM13:53 車山肩

スタートの時間を御覧になられて「あれ?」と思う方もいらっしゃると思います。
そうです!いつもなら大抵は早朝か午前の早い時間に登山なりハイキングへ出発しているのですがw
今日はパパ!寝坊しました!(爆)しかも二度寝zzzヽU*´д`*Uノ
本当は天狗岳へ行って八ヶ岳の一角を制覇する予定だったのですが・・・
まぁ~仕方ない!って事で急遽!長く歩いて伝助のリュックの効果を確認出来る場所!って事で霧ヶ峰にしましたw
本日のコースです。

でんちゅけリュックにペットボトルを持たせて長く歩かせ様子を見たい!という事で、
今回は比較的なだらかに歩く事を前提に、極力緩やかなアップダウンと3~4時間ほどのコースを選びました。
車山肩からスタートし、車山湿原~沢渡り~八島lヶ原湿原~ゼブラ山~北の耳~南の耳~という感じです。

さ~行くぞ!空は快晴♪気温は上着がいらないほどのポカポカ陽気ですヾU*^ェ^*Uゝ

おお!霧ヶ峰の車山湿原もすっかり秋の色を醸し出していました。

直ぐに、女の方達が伝助を遠くから見つけてニコニコしながら待ち構えてしました^^;
「わ~可愛い♪」「凄いフカフカするぅぅぅ~♪」と伝助を沢山可愛がってくれましたヾU*^ェ^*Uゝ

今日は晴天の穏やかな土曜日、観光にハイキングに子供連れの家族なども多く訪れていました。

やっぱり晴天の霧ヶ峰は最高だな~

春にはオレンジ色の花を付けるツツジが、今は葉を赤色に染めて秋を彩っています。

うん!景色は最高だ!今日はここで正解だったな!ヾU*・ェ・*Uゝ

沢渡り~蝶々深山への分岐までやってきました。ここで伝助リュックの装着をします。
今日は実践を考えての予行練習なので、バッグには500mlのペットボトルが一本ずつ、計2本入っています。

急に肩に重さが加わるせいか、歩き始めはちょっとぎこちなくなりました。

伝助は前足をハの字に歩いているのですが、重さが加わるのと下の渡り板でちょっと滑り気味に歩いていました。

そのうちコツを掴んだのか?重さが加わる歩きを考えたのか?足を肩から真っ直ぐ下に立たせる歩きに変わりました^^

うん大丈夫!人と同じだ。犬もちゃんと適応するんですね!広場では解らなかった事がここでは解った!よかった^^

始めはこのまま蝶々深山へ登ってみるつもりでしたが、いきなり登らせるのもどうかと考え、
今回はまだ行った事の無い沢渡り方面へ平坦に歩いて行ってみる事にしました。

なので蝶々深山の下を歩き、車山湿原をグルリと回り込む感じになります。

いや~青い空に車山湿原の秋色がとても綺麗♪

色とりどりの素敵なコースに足取りも軽くなりますヾU*・ェ・*Uゝ

パパの寝坊も無駄ではなかったw

うわ~~~空と高原のコンビネーションがたまらん!やっぱりハイキングはこうじゃなきゃね!




蝶々深山の下を歩き車山湿原を抜けてきました。

それでも水の流れる音がチョロチョロとずっと聞こえていました。
どうやら車山湿原から流れる水が沢を作りずっと流れているようでした。それで「沢渡り」っていうんですね!

蝶々深山を越えた辺りで視界がドーンと開けてきました。

どうやらこちらのコースはメインから外れているので人の往来もあまり無いようでした。


視界も開けて人も来ない所では伝助も自由に歩かせました。

日陰の笹の道では何故か興奮する伝助君w

行ったり来たり嬉しそうに駆け回ります。どうやらリュックはあんまり関係ないようだ^^


建物が見えたので伝助をリードに繋ぎ、木のベンチが見えたのでここで一回休憩する事にしました。

PM14:51 沢渡り

スタートの車山肩から蝶々深山の下を湿原をグルリと歩き約1時間、「沢渡り」へ到着しました。
車山湿原からずっとチョロチョロと続いていた沢が小川となりここへ流れているようでした。

ここから道は広くなり舗装になり「八島ヶ原湿原」へと続いているようでした。
しかし、八島ヶ原湿原はペットお断りの表記があったので行った事が無かったのですが、
ゼブラ山を抜けて北の耳と南の耳を経由して車山肩へ戻るにはどうしても通らなくてはならない一部があるようでした。
まぁ~入るな!って言うんだから迂回路ぐらいあるだろ?と思い歩みを進めます。

舗装が終り砂利道へ、名所へ向けて人の往来も多いのでしょう~道も整備されていて広々としています。


お!あれが八島ヶ原湿原かな?

八島ヶ原湿原

鹿防止のフェンスがあり、八島ヶ原湿原へゲートがありましたが、やはり「ペットの連れ込み禁止」の看板が・・・
私は迂回路は無いかな~と辺りをモジモ探っていると、近くで整備か何かしていたおじさんが「犬は入れないで!」と、
声を掛けてきましたヽU*´д`*Uノ
私は行き先を告げて迂回路を訪ねると、あるけど解り難いし変な所を歩かれても困るからとw
犬を放さない事!ロープの中へは入らない事!入れない事!この先の休憩所から速やかに出る事!
を約束に通してくれました。休憩所までは5分10分位だそうで「また誰かに会ったら言われるかもしれないよ!」と言って、
リュックを背負った伝助を面白がって可愛がって見送ってくれましたヾU*^ェ^*Uゝ

道すがら八島ヶ原湿原を写真に収めました。

いつも遠くの山の上から見てたけど、こんな近くで見るのは初めてでした。

まぁ~家の目的はココじゃ無いのでw速やかに通り過ぎよう~UA´д`*U。。。
PM15:15 休憩所

おじさんが言ったとおり直ぐに休憩所があり、私と伝助は約束を守って直ぐに八島ヶ原湿原から反れました。

ここで今日二回目の小休憩です。

さ~歩みを進めますよ!


さ~ゲートを出たらゼブラ山だ!!

ゲートを抜けると直ぐに使われていないトイレがありました。
これを真っ直ぐに行くと蝶々深山方面で左へ行くとゼブラ山方面となります。

なので私と伝助は左へ、そういえば去年は反対側から下ってきたんだよな^^;




このゼブラ山へと続く笹の道は清々しいな~♪

なんか日本じゃないみたい^^;

さ~なだらかなハイキングはこの辺で終り、ここからはプチ登山になりますよ~ヾU*^ェ^*Uゝ

ここまで伝助リュックは片寄ったり外れたりもせず、違和感ない感じで普通に歩けています。






なだらかな登りで、振り返ると八島ヶ原湿原が綺麗に見えました。

岩肌が増えて山頂が近くなってきました。今日は空気も澄んでして空も草花も一段と綺麗に輝いて見えます。

山の上から高原を見渡す景色は最高です!ヾU*^ェ^*Uゝ
フフフ~ン♪実は今日は太陽が上手く背になるように狙って回っていたのですよU*・д・*Uy--~

PM15:46 ゼブラ山 標高1776M 到着

スタートから約1時間50分、今日のコースの丁度半分辺りになる「ゼブラ山」へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
ゼブラ山からの景色
いや~見渡す限りの景色が最高の登山となりましたヾU*・ェ・*Uゝしかしまだ半分ちょっとです。
確か前回、逆から回った時には帰りは真っ暗になった苦い経験があります。。。今日は大丈夫かな??
- つづく -

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スタートの時間を御覧になられて「あれ?」と思う方もいらっしゃると思います。
そうです!いつもなら大抵は早朝か午前の早い時間に登山なりハイキングへ出発しているのですがw
今日はパパ!寝坊しました!(爆)しかも二度寝zzzヽU*´д`*Uノ
本当は天狗岳へ行って八ヶ岳の一角を制覇する予定だったのですが・・・
まぁ~仕方ない!って事で急遽!長く歩いて伝助のリュックの効果を確認出来る場所!って事で霧ヶ峰にしましたw
本日のコースです。

でんちゅけリュックにペットボトルを持たせて長く歩かせ様子を見たい!という事で、
今回は比較的なだらかに歩く事を前提に、極力緩やかなアップダウンと3~4時間ほどのコースを選びました。
車山肩からスタートし、車山湿原~沢渡り~八島lヶ原湿原~ゼブラ山~北の耳~南の耳~という感じです。

さ~行くぞ!空は快晴♪気温は上着がいらないほどのポカポカ陽気ですヾU*^ェ^*Uゝ

おお!霧ヶ峰の車山湿原もすっかり秋の色を醸し出していました。

直ぐに、女の方達が伝助を遠くから見つけてニコニコしながら待ち構えてしました^^;
「わ~可愛い♪」「凄いフカフカするぅぅぅ~♪」と伝助を沢山可愛がってくれましたヾU*^ェ^*Uゝ

今日は晴天の穏やかな土曜日、観光にハイキングに子供連れの家族なども多く訪れていました。

やっぱり晴天の霧ヶ峰は最高だな~

春にはオレンジ色の花を付けるツツジが、今は葉を赤色に染めて秋を彩っています。

うん!景色は最高だ!今日はここで正解だったな!ヾU*・ェ・*Uゝ

沢渡り~蝶々深山への分岐までやってきました。ここで伝助リュックの装着をします。
今日は実践を考えての予行練習なので、バッグには500mlのペットボトルが一本ずつ、計2本入っています。

急に肩に重さが加わるせいか、歩き始めはちょっとぎこちなくなりました。

伝助は前足をハの字に歩いているのですが、重さが加わるのと下の渡り板でちょっと滑り気味に歩いていました。

そのうちコツを掴んだのか?重さが加わる歩きを考えたのか?足を肩から真っ直ぐ下に立たせる歩きに変わりました^^

うん大丈夫!人と同じだ。犬もちゃんと適応するんですね!広場では解らなかった事がここでは解った!よかった^^

始めはこのまま蝶々深山へ登ってみるつもりでしたが、いきなり登らせるのもどうかと考え、
今回はまだ行った事の無い沢渡り方面へ平坦に歩いて行ってみる事にしました。

なので蝶々深山の下を歩き、車山湿原をグルリと回り込む感じになります。

いや~青い空に車山湿原の秋色がとても綺麗♪

色とりどりの素敵なコースに足取りも軽くなりますヾU*・ェ・*Uゝ

パパの寝坊も無駄ではなかったw

うわ~~~空と高原のコンビネーションがたまらん!やっぱりハイキングはこうじゃなきゃね!




蝶々深山の下を歩き車山湿原を抜けてきました。

それでも水の流れる音がチョロチョロとずっと聞こえていました。
どうやら車山湿原から流れる水が沢を作りずっと流れているようでした。それで「沢渡り」っていうんですね!

蝶々深山を越えた辺りで視界がドーンと開けてきました。

どうやらこちらのコースはメインから外れているので人の往来もあまり無いようでした。


視界も開けて人も来ない所では伝助も自由に歩かせました。

日陰の笹の道では何故か興奮する伝助君w

行ったり来たり嬉しそうに駆け回ります。どうやらリュックはあんまり関係ないようだ^^


建物が見えたので伝助をリードに繋ぎ、木のベンチが見えたのでここで一回休憩する事にしました。

PM14:51 沢渡り

スタートの車山肩から蝶々深山の下を湿原をグルリと歩き約1時間、「沢渡り」へ到着しました。
車山湿原からずっとチョロチョロと続いていた沢が小川となりここへ流れているようでした。

ここから道は広くなり舗装になり「八島ヶ原湿原」へと続いているようでした。
しかし、八島ヶ原湿原はペットお断りの表記があったので行った事が無かったのですが、
ゼブラ山を抜けて北の耳と南の耳を経由して車山肩へ戻るにはどうしても通らなくてはならない一部があるようでした。
まぁ~入るな!って言うんだから迂回路ぐらいあるだろ?と思い歩みを進めます。

舗装が終り砂利道へ、名所へ向けて人の往来も多いのでしょう~道も整備されていて広々としています。


お!あれが八島ヶ原湿原かな?

八島ヶ原湿原

鹿防止のフェンスがあり、八島ヶ原湿原へゲートがありましたが、やはり「ペットの連れ込み禁止」の看板が・・・
私は迂回路は無いかな~と辺りをモジモ探っていると、近くで整備か何かしていたおじさんが「犬は入れないで!」と、
声を掛けてきましたヽU*´д`*Uノ
私は行き先を告げて迂回路を訪ねると、あるけど解り難いし変な所を歩かれても困るからとw
犬を放さない事!ロープの中へは入らない事!入れない事!この先の休憩所から速やかに出る事!
を約束に通してくれました。休憩所までは5分10分位だそうで「また誰かに会ったら言われるかもしれないよ!」と言って、
リュックを背負った伝助を面白がって可愛がって見送ってくれましたヾU*^ェ^*Uゝ

道すがら八島ヶ原湿原を写真に収めました。

いつも遠くの山の上から見てたけど、こんな近くで見るのは初めてでした。

まぁ~家の目的はココじゃ無いのでw速やかに通り過ぎよう~UA´д`*U。。。
PM15:15 休憩所

おじさんが言ったとおり直ぐに休憩所があり、私と伝助は約束を守って直ぐに八島ヶ原湿原から反れました。

ここで今日二回目の小休憩です。

さ~歩みを進めますよ!


さ~ゲートを出たらゼブラ山だ!!

ゲートを抜けると直ぐに使われていないトイレがありました。
これを真っ直ぐに行くと蝶々深山方面で左へ行くとゼブラ山方面となります。

なので私と伝助は左へ、そういえば去年は反対側から下ってきたんだよな^^;




このゼブラ山へと続く笹の道は清々しいな~♪

なんか日本じゃないみたい^^;

さ~なだらかなハイキングはこの辺で終り、ここからはプチ登山になりますよ~ヾU*^ェ^*Uゝ

ここまで伝助リュックは片寄ったり外れたりもせず、違和感ない感じで普通に歩けています。






なだらかな登りで、振り返ると八島ヶ原湿原が綺麗に見えました。

岩肌が増えて山頂が近くなってきました。今日は空気も澄んでして空も草花も一段と綺麗に輝いて見えます。

山の上から高原を見渡す景色は最高です!ヾU*^ェ^*Uゝ
フフフ~ン♪実は今日は太陽が上手く背になるように狙って回っていたのですよU*・д・*Uy--~

PM15:46 ゼブラ山 標高1776M 到着

スタートから約1時間50分、今日のコースの丁度半分辺りになる「ゼブラ山」へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
ゼブラ山からの景色
いや~見渡す限りの景色が最高の登山となりましたヾU*・ェ・*Uゝしかしまだ半分ちょっとです。
確か前回、逆から回った時には帰りは真っ暗になった苦い経験があります。。。今日は大丈夫かな??
- つづく -

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Entry ⇒ 2017.10.01 | Category ⇒ 霧ヶ峰高原 | Comments (2) | Trackbacks (0)