急がば回れ!大沢崩れからの帰路

悪戦苦闘を繰り返し、予想外の崖や沢を乗り越えてw4時間近くも掛けてやってきた大沢崩れ、
辿り着いた感動よりも、此処まで来る過程があまりにも過酷過ぎて疲れ切っていましたヽU*´д`*Uノ
PM12:10 帰路へ

予定ではもうお昼頃には帰っている計算でしたからヽU*´д`*Uノ
大幅に時間を食ってしまったので、ここまで来た過程を考えると・・・帰りも4時間!?掛かる事になります・・・
あんまり長居は出来ません!これにて大沢崩れに別れを告げます!これからは無事に帰る!の冒険になります。

「帰る!」と言って指差すと、来た道を一目散に駆け戻っていく伝助w

しばらくは緩い登りになります。

また小さな沢を幾つも越えていきます。

来た道をまた反対側から見ると、

来る時とは違った景色に見えます。

大きな沢も

小さな沢も

中くらいの沢も、

伝助はグングン乗り越えて戻っていきます。
犬は元々山岳や山の中腹に生息していたらしいので、やっぱり何か遺伝的に持っているのでしょうね!
遥か昔に人の食べ残しや餌付けによって、人と共存する道を選んで少しずつ麓へ下りてくるようになったんだとか^^;

苦手だった丸太橋も帰りには見事に越えていきましたヾU*・ェ・*Uゝ

ピョンピョン飛び跳ねては~

ぐぐ~~んと先へ行き~

首を傾げて私を待っているw

来る時にはダッコで渡ったこの丸太橋も、帰りはちょっとビビリながらですがw渡っていきましたヾU*・ェ・*Uゝ


さ~一番沢通過です!ヾU*・ェ・*Uゝ

そして直ぐ・・・
PM12:46 仏岩流し

大沢崩れから36分、再び仏岩流しへやってきました。
画像の真ん中変に来る時に滑り降りた跡が残っていますw

さて・・・どうやって登るか・・・

ん!?なんだか下の方をよく見ると、薄っすらと登れそうな場所が目に付きました@@!

なーんだ!!∑⊂*゜д゜*⊃!!普通に通れる所があったじゃないか!!!ヽU*´д`*Uノぉ~ぃ
来る時にはあんなに怖い思いをした仏岩流し・・・良く見ればちゃんと道が作ってありましたw

そして!続いて直ぐに最初の難関だった崖へとぶち当たります!!
が!登山道へ復帰しようとしましたが、伝助がそのまま真っ直ぐ行ってしまいますσU*´д`*U?

来た時と同じように上へ迂回しないと行けないのだけれど・・・
しかし、先へ行ってしまった伝助が、
戻ってきて何かを訴えたいような仕草をしているのでおかしいな~と思い付いていくと・・・

この青いテープはなんだろう??確か通れますよ~という目印は赤いテープのはずなのだが・・・

先を見てきて戻ってきた伝助が「こっちだよ~」みたいな顔をして私を青いテープの道へ誘っていますw

あ!こんなところに新しく作られた崖越えの道があった!!「でかした!伝助!!」

きっと伝助は私の不安を感じ取って、彼は彼なりにウロウロしながら、人の歩いた跡や匂いを感じ取っていたのでしょう
とにかく助かりました!!
道を見つけた伝助!そして伝助を後ろから支えて渡した飼い主!共同作業にて!
最初の難関であり、最後の困難を乗り越えましました!!

なんだよ~ちゃんと抜け道があったんじゃないか~U*`д´*Uノ”ぷんぷん!!
行く時の遠回りした45分がすっごい無駄だったじゃないか!!ヽU*´д`*Uノ

急がば回れ!とはよく言ったもの、
冷静に考えれば「大沢崩れ」のような観光名所を手付かずで歩けないまま放って置く筈が無かったのですw
それに、崖崩れなどの迂回路は、通常上ではなく下へ新設する場合が多い事をすっかり忘れていたのでしたw

新設された登山道は、まだあまり踏み固められて居ない為、道とはっきり解るようになるには年月が掛かります。
それで赤や青いテープなどで印を付けている訳なのですが、それを見つけた伝助!でかした!流石伝助ナビ!!
新たに作られた登山道はその後も、本来の登山道沿いにちょっと下を歩く感じでひかれていました。

合流ポイント

ここで本来の登山道へ合流する訳なのですが、肝心の分岐の道標が何もありませんヽU*´д`*Uノ
せめて「この先通行止、下へ迂回」などの看板や目印があれば、あんなに苦労しなくて済んだのに・・・
悪戯だろうか?それとも風で印がとんじゃったのかなσU*´д`*U?

伝助が道を見つけてくれたお陰で、帰りは意外とスムーズに戻ってくる事が出来ました。
リオさんは最高の相棒でしたが、その弟子の伝助は最強の相棒となりましたヾU*・ェ・*Uゝ

さ~幅の広い道まで戻ってきましたよヾU*^ェ^*Uゝ

正午から晴れ予報でしたが、この頃から空が薄っすらと晴れ渡り、日差しが強くなってきました。

流石に初夏です。日が出始めると気温がグングン上がっていきます。

先を歩く伝助も私が追いつく間、木陰を見つけてはそこに隠れて待つようになりました。
PM13:33 流廃した奥庭山荘 通過

大沢崩れから約1時間23分、行きの半分にも満たない時間で戻ってきましたヾU*・ェ・*Uゝ


出発した時はあんなに曇ってどんよりしたいたのに、
空は随分晴れてきて、富士の綺麗な景色を映し出していました。

暑さはドンドン増してきて、伝助は木陰に隠れる事が増えてきました。

休憩所にて最後の水分補給を行います。さ~ここまで来たらもう直ぐだU*`д´*Uノ”ぉぅ!
小太郎君へのエール♪
今、リオさんと同じ脳腫瘍で戦っている岩手県の小太郎君13歳へ!
御中道の修行を終えてきた伝助と共に、富士山パワーを乗せてエールを送りますU*`д´*Uノ”ぉぅ!
![sJdzEbFCvm_FRBo1464264046_1464264238[1]](https://blog-imgs-91-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/2016052713361844c.jpg)
5月25日早朝4時頃、小太郎君はママさんやご家族に看取られて虹の橋を渡り天使になりました。
脳腫瘍で、先の見えない介護に毎日不安な日々を過ごされてさぞ大変だった事でしょう。
リオさんの闘病記が少しでもお役に立てたようで、生きた証を残す事ができてリオも本望でしょう。
葬儀のお写真も送って頂きありがとう御座いました。
その写真をみて、お花に囲まれた小太郎君がいかにご家族やご近所の皆さんに愛されていたのかよ~く解りました。
今はただただゆっくりとお休み下さい、心よりご冥福をお祈りいたします。

9年前、ルークとリオとで歩いた道を、今伝助が歩いています。

何時までも変わらないものなんて無いんです。
富士山だって少しずつ形を変えています。崩れています。

暑いなぁ~早く戻ったら帰りに道志川へ寄っていこう~なんて言ってたけど
今日は無理そうですwこんなに時間が掛かるとは思いませんでしたからヽU*´д`*Uノ

石畳の道を歩き、ゴールはもう直ぐです!

これで「大沢崩れ」までの順路はしっかりと把握できたので、
今度はもっと上の方の「一ノ越」の凄い大沢崩れを拝みに行ってやろうぜ!ヾU*・ェ・*Uゝ
PM14:14 富士スバルライン五合目 到着

スタートから約6時間ちょっとw大沢崩れから2時間4分で戻ってきましたw
表記では片道2時間20分なので、伝助が発見した迂回路を通って戻ってみれば、ほぼ表記通りでしたヾU*・ェ・*Uゝ
いかにあの崖越えに掛けた時間が無駄だったのか!よ~~く解りますヽU*´д`*Uノ
ただ、大小幾つもの沢越えをこなしていかなくてはならず、岩場もあれば深い砂流の谷もあります。
とてもスニーカーを履いてハイキング気分でルンルン♪なんてヤワなコースではありませんw
お出掛けの際は、しっかりとした山の準備で向かいましょうヾU*・ェ・*Uゝ
- おしまい -

にほんブログ村
大沢崩れを目指せ!(後編)

大沢崩れを目指していますヾU*^ェ^*Uゝ

現在地は「流廃した奥庭山荘」を通り過ぎた辺りです。
地図だけで見ると、もう半分近く来た事になりますが、+20分がどう絡んでくるのか?気になるところでもあります。
ここまでほぼ平坦で、富士山の侵食で道が荒れている所もありましたが、何事も無くハイキング気分で歩いてきました。
そして私達は、この道がそのまま「大沢崩れ」へと続いているものだと思っていました。。。
はてさてどうなるのか!?さ~大沢崩れへ向かって冒険記は後半へと入っていきます。ヾU*^ェ^*Uゝ

順調に歩みを進める飼い主と伝助、

伝助は相変わらず一人でズズズ~~っと先へ行っては、楽しそうに戻ってくる~を繰り返していました。

戻って来ては、私のちょっと先を歩きw「僕は先に見てきたんだぞ!」と言わんばかりに先導しますw

手製の可愛らしい道標が私達を「大沢崩れ」方面へと導いてくれています。
ここは意味も無くただ遠回りしているだけの道でしたヽU*´д`*Uノ

基本こんな感じで、足元はしっかりとしていて、木々の背も随分と高くなってきていました。

このちょっと首を傾げて私を待っているところが可愛い伝助であるw

進むほどに、段々森は深くなる感じです。

廃業した奥庭山荘から10分ほど歩いたところに、ポツリと碑石が現れました。

広い道はこのまま下へ続いていましたが、
事前の調べで「大沢崩れ」は上の土嚢の積んである山道から行くと調べていたのでそちらへ向かいます。

登山道を外れて、ただの山道へと入っていく感じでしょうか?
少しの間、道らしい道は無く、山の中をただ歩くといったところです。

少し登るような感じで歩くと、道らしい道になってきました。

木々も高く、葉も生い茂り、森の中を歩いていく感じです。

ところどころで富士山が見えるので、間違いなく富士を回るように御中道が巡っている事が解ります。



また見えなくなるまでずっと先へ行った伝助が戻ってきました。

そして、まるで自分が案内をしているかのように、自信満々に私を先導していきますw

後に、この伝助の習性が、帰り道で大活躍する事になるのだが・・・それはまだ先のお話。。。

一人で先に見てきた道を、戻ってきて私に案内する伝助wまさに!伝助ナビですね!
良いガイドさんに成れそうです^^;
また沢があって小さな崖崩れになっていました。富士山の侵食は着実に進んでいます。
ここまでにも幾度もあったように、森の中とはいえども、この先も多々あるかもしれませんね、


また森が薄くなって荒れた場所へ出てきました。

なんかこう大地の表面だけが全体的に下へずれた?ような場所です。
画像では伝わりにくいでしょうが、歩いていると確かにそんな感じを体で感じる場所です。

また向こうに林が見えています。

ここを抜けたらまたあの中へ道が続いているのかな?・・・あれ??

先へ行った伝助が躊躇いながらウロチョロしています。。。あああ!!!∑⊂*゜д゜*⊃!!
道が!なああああああああああああああーーいっ!∑⊂*゜д゜*⊃!!

AM9:46 流廃した奥庭山荘から約50分、完全に道を阻まれましたヽU*´д`*Uノ
ここは砂流のうえ一番低い場所なので、雪解け水が川になって大地を道ごとゴッソリ削ってしまったのでしょうね・・・

あら・・・

あらららららららら・・・・
どうやっても渡れそうにありませんw私の背丈を遥かに越えています・・・
この崩れ易い砂流の崖では、下りたら最後、這い上がれそうにもありませんヽU*´д`*Uノ

上や下を眺めましたが何処までも続いているようで。。。諦めムードが漂います・・・
とにかくここを超えて、向こう側の木々の根がしっかりと生い茂るほうへ渡れればなんとかなるのですが・・・

少し頑張って、上の方へ行けば渡れそうだと思い行ってみれば・・・

やはり崖は厳しく続いています。。。あの砂流の斜面が怪しく「落としてやるぞ!」と誘っているようにも思えます。。。

頭の中では半分やめる理由を探しつつw僅かな望みも模索しつつ、少しずつ渡れる場所を求めて登っていきます。
人の歩いた痕跡でもあれば、少しは期待感を持って登れるのですが、
崖伝いにこの足場の悪い砂流を真っ直ぐ上へ登る事は、物凄く体力と気力を消耗していきます。

伝助と私が安全に渡れる場所を求めて、
崖沿いにちょっと距離を空けながら上へ上へと休憩も混ぜながら砂流の斜面を登っていきます。

AM10:30 渡れる場所を求めて上へ進路を返ること45分、遂に安全に崖を越えられるところまでやってきました!

根の張った安定した大地に踏ん張れるって!物凄い安堵感を感じますw
こんな谷越えの経験は初めての事です。富士山は何時だって試練を与えてくれます^^;

ざまーみろ!勝ったぞ!!と言わんばかりに崖を見下ろします(爆)
さ~ここから登山道へ復帰するべく登った分だけ下っていきますよ!
崖沿いに下って行きましたが、何時崩れ落ちるのか不安があったので、もうちょっと奥に進路をとります。

ぬかるんだ林の中を、登山道を求めて木々を掻き分け下ります。
登山道へ復帰、そしてさっき阻まれた崖の反対側を確認して先へ歩みを進めます。

しっかり地に足付けて歩ける安堵感♪当たり前の事がとても有難く感じられます。

しかし、歩き始めて僅か数分・・・先へ行った伝助がまた何やらオロオロ戸惑っています・・・何があるのでしょうか・・・
AM10:30 仏岩流し 到着

この碑石に刻まれた名前の意味は解りませんが、御中道を渡る幾つもの主要な沢には、
こういった碑石があり目印として名前が刻まれているようです。

さっき崖を越えたばかりなのに、一難去ってまた一難w今度は蟻地獄の様な沢に道を塞がれましたヽU*´д`*Uノ

さっきとは違って、雪解け水で流された崖とは物が違います。
名前が付いているほどに洗練された沢です。斜面の砂も小粒で更に滑りやすそうです。
上を見上げても何処までも続いています。。。
今度こそダメか・・・またしても諦めムードが漂いますw
しかし、引き返すにしても、また直ぐ崖が待ち構えていて、あの苦労して超えたところまで戻らなくてはなりません、
前も崖、戻っても崖・・・一体これのどこがハイキング気分でルンルン♪なのだろうかw
試しに小石を転がしてみましたが、止まるどころか勢いを増して下の岩盤へ「カチンッ」と音を立てて跳ねていました。
しばらく、伝助に水を与えながら休息しながら、戻る事と先へ進む事と両方思案しました。
ここまで約2時間半、目的の大沢崩れはきっとそう遠くないはずだ!!
きっと下の方に渡れそうな場所があるはずだ!!戻ってしまったらきっと後悔する!!
私達は頑張って渡れそうな場所を探して沢沿いに下る事に決めましたU*`д´*Uノ”ぉぅ!
伝助を掴みながら低姿勢で滑る落ちるように、低いところを見つけて下りました。
動画が真っ黒なのはwカメラを握り締めてしまっていたからです。。。

少しずつ、少しずつ、舐めるように滑る様に下っていきます。

下り始めたらもう途中から這い上がる事は出来ません、

伝助は駆け下りる気満々ですがw何度も何度も静止します。

うおおーー!!上から見るのと崖の途中から見るのとでは全然違うなぁ!!

そして・・・無事に下りてきてしまったヽU*´д`*Uノ

矢印はさっき居た場所、
したから見上げて「ゾッ」とした・・・これはもう・・・帰れない∑⊂*゜д゜*⊃!!

まぁ~帰りの事は帰りに考えればいいかな・・・w とにかく今は!大沢崩れを目指すんだU*`д´*Uノ”ぉぅ!

なんとか仏岩流しを超えて登山道に乗りました。

伝助は怖がるどころか楽しさが増しているらしく、足取りがどんどんルンルン♪になっていましたw

なにか、どこかへ向かっている!て事位は解っているのでしょうね?

コケモモが綺麗に生い茂っています。

仏岩流しを越えてから、登山道が段々下り向きになってきています。また沢越えでもあるのでしょうか・・・
またあんなのがあるのなら、今度こそ心が折れてしまいそうですヽU*´д`*Uノドキドキ・・・
AM11:22 一番沢 到着

仏岩流しを越えて僅か数分、今度は「一番沢」なる所へ辿り着きました。
まだまだこんな沢が沢山待ち構えているのだろうか!?
砂流の崖を越え、蟻地獄みたいな沢の脱出から、今度は岩越えの沢のようですヽU*´д`*Uノ
岩越えは数々の登山をこなしてきた伝助の得意とするところです!難なく越えていきます!・・・がっ!
何故か伝助は丸太橋を怖がります(爆) そこは抱っこでクリアw

難所を越える度に、臆するどころかどんどんテンションが上がっていく伝助w

飼い主のドキドキとは裏腹に、「次はどこだろう~♪」みたいにワクワクしているようでw

また小さな沢を幾つか越えてズンズン行きますヾU*・ェ・*Uゝ

また、手書きの可愛い道標がありました。大沢崩れは近そうですヾU*・ェ・*Uゝ


今度は浸食された登山道、僅かな間に色んな山の顔が伺えます。


丸太橋が渡れないヽU*´д`*Uノ
以前にも何度か記していますが、岩山も崖も荒海も恐れず立ち向かっていく伝助ですが!
何故か丸太橋だけは怖がります(爆) 吊り橋は普通に渡っていけるのにw 理由は解りませんヽU*´д`*Uノ
ただこれは伝助の可愛い個性として面白い部分かな~と思って諦めていますw
人間にだって得意不得意なんてあって当たり前!ですからね^^; ここも抱っこで越えていきますw

午後からは晴れる予報でしたが、だんだん日差しが差し込んで明るくなってきました。



小さな沢を越えて

登っては~

下って~



また沢を越えて~
何度繰り返して来ただろう
沢を越えれば越えるほど、伝助はどんどん機敏になって得意気に駆け上がっていきます。
体がイメージ通りに動けているって事でしょうか?また逞しくなった気がします。

俄かに空が広がって、コケが登山道を良い感じな雰囲気にしています。

ん!?何か建物が見えます!!
AM11:48 大沢休泊所 到着

一番沢から26分、スタートから約3時間48分、「大沢休泊所」へ到着です!
やった~!やりました!ヾU*^ェ^*Uゝ幾多の困難!?沢を乗り越えて~大沢崩れの目前までやってきました!!
いや~長かった~辛かった~w 表記だと2時間20分ほどらしいですが、
舐めていたのと、思いの他山の浸食に阻まれて時間が掛かってしまいましたヽU*´д`*Uノ

大沢休泊所は現在は工事施設となっており、一般の人は中に入ることができない。
隣に三柱神社がある。三柱神社は通常時は閉鎖されている。
神社の脇から登ると見晴台、大沢崩れ方向に下ると展望台、尾根方向に下ると工事現場へとつながる道がある。

富士三柱神社

古い昭和初期の記帳があり信者がお参りした記憶が神社に染み付いているそうです。
随分古い歴史のある神社のようです。お賽銭の缶の中にはお賽銭が枯れ葉と一緒にビッシリと詰まっていました。
中は見れませんでしたが、登山の無事を祈願して、私と伝助も御参りをしました。

さ~この辺を軽く探索して、大沢崩れを拝もう~♪

もうここまで来る過程で、更に強く逞しくなってしまった伝助w
もはや怖いもの知らずです。好奇心のままにあっちこっち勝手にフラフラ見て回っていますw

上の方へあがって行った伝助に着いていくと、雨量観測所なるものが設置されていました。
大沢崩れは日々崩れ続けているので、大雨の土石流などの警戒のために設置してあるようでした。

伝助の好奇心は止まりません!ここが目的の場所と解っている様に、観光気分であっちフラフラこっちフラフラw

ん?どうやらこの先が大沢崩れのようです。

そっか、伝助はパパに大沢崩れの場所を探してくれていたんだな!

どうやらここが大沢崩れのようです!そして、伝助はロープの先へは絶対に入らないU*`д´*Uノ”えらい!!
PM12:00 大沢崩れ 二ノ越 到着

はぁ~4時間かぁ~長かったなぁヽU*´д`*Uノ
ハイキングのつもりで来て、こんなに掛かってしまうとは・・・
まぁ初めての道だし、諦めかけたり迷ったり遠回りしたり色々あったしこんなもんかな^^;
とにかく此処まで来るまでの過程があまりにも過酷過ぎてw感動よりも「疲れた~」って感じでしたヽU*´д`*Uノ

達成感の良い顔は!伝助の方にしっかりと出ています(爆)

伝助「ここが!大沢崩れで~す!!」
大沢崩れ(おおさわくずれ)とは、富士山の山体の真西面側にある大沢川の大規模な侵食谷のこと。最大幅500m、深さ150m、頂上の火口直下から標高2,200m付近まで達する。大沢川は大沢川大橋付近より潤井川と名称変更し、海まで通じている。
大沢崩れは現在も進行しており、落岩の音が絶えない。崩壊が更なる崩壊を呼ぶため、崩壊地は拡大する一方である。大沢崩れの形成の年代は明らかではないが、堆積している古い土石流の中に埋もれていた木片を年代測定した結果、約1,000年前に大規模な土砂移動があったと推定された。現在では1日あたり10トン積みの大型ダンプカー28台分に相当する275tほどの崩壊量がある。大沢崩れ下方には土石流などの崩壊物が堆積し扇状地となっており、防災のための砂防工事が進められている。
富士山には800以上もの放射谷・侵食谷が発達しているといわれるが(放射谷が集まってより大規模な侵食谷になる)、そのなかで大沢崩れが特に崩壊規模が大きいのは、大沢崩れのある西面がもっとも傾斜が急であるからとされる。なお、このような侵食谷の発達は別に異常のものではなく、現在の富士山の地形は地形の輪廻からすると幼年期であり、やがては風雪などによって侵食が進み、開析された山体となっていく運命にある。
帰路へ

さ~大沢崩れをじっくりと眺め、十分休息をとったあと、沢山たくさん褒めてやって引き返します。
来た道を戻る事は容易いが、果たしてあの崖を人一人イヌ一匹どう越えていくのか!?
ん~と考えて戻っていく飼い主と、まだまだ元気一杯な伝助なのでありましたヾU*^ェ^*Uゝ
つづく

にほんブログ村
大沢崩れを目指せ!(前編)

今日は、富士山中腹の名所「大沢崩れ」を目指す為に、富士スバルライン五合目へとやって来ました。
こちらは山梨県側の富士山で、何時も遊んでいた水ヶ塚公園や御殿場とは反対側になります。
以前、富士登山初期の頃、どうしても五合目へルークとリオを連れて行きたくて一度だけ訪れた事がありますが、
月日の経つのは早いもので・・・あれからもう9年も過ぎてしまいましたヽU*´д`*Uノ
本日のコースです!
![mapb[1]](https://blog-imgs-91-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201605221906041e6.jpg)
•区間:富士スバルライン五合目 ~ 大沢崩れ(往復)
•距離:10.8キロ •標高差:+300m、 -300m •歩行時間:4時間40分
事前の調べで、ほぼ平坦で道幅も広く歩き易く、スニーカーでも大丈夫な初心者コース!(^o^)ニカッ!
道中にはベンチやテーブルなど休憩やお弁当を食べる場所などもあり、ハイキング気分でルンルン♪
との事でしたヾU*^ェ^*Uゝ
そういえばルークとリオとで着た時も、横歩きで積雪もあって楽しい登山だったような気がします。
AM8:00 スタート

さ~朝ごはんと準備を済ませ!AM8:00!富士スバルライン五合目を出発ですU*`д´*Uノ”ぉぅ!
往復10キロの片道2時間ちょっとなら、何時ものロング散歩とさして変わらんだろう~あはははw
何時もなら朝6時頃から登るのですが、今日は事前の調べで楽勝ムードだったので飼い主も朝寝坊w
このコースは昔、富士山の中腹を一周できた「御中道」っていうそうです。
御中道

御中道(おちゅうどう)は、富士山を一周するルートのことのことで、富士講信者における修行として利用された道。富士山の五合目〜六合目(河口湖五合目 〜 吉田口六合目 〜 須走口本六合目 〜 御殿場口六合目 〜 富士宮口六合目)あたりを一周する登山道であったが、現在は一部、登山道としては廃止された。現在は、一般的には、そのうち、河口湖五合目 〜 御庭 〜 大沢崩れの部分をさす。
標高2,300mから2,800m付近の山腹を通る。反時計回りに一周し、その距離は約25kmである。役行者が始めた「御中道巡り」が始まりと伝わり、16世紀後半には角行が行ったという記録が残る。
御中道を通る沢の中でも大沢崩れは特に危険で現在は通行不可である。当初は標高2800m付近の一ノ越を使用していたが、明治初期には二ノ越に変更になり、昭和初期には三ノ越に変更になり、1977年に転落事故が発生し、通行不可になった。富士講信者における修行の道としては、3回以上の富士登山の経験と誓約書などがないと通る許可が下りない程であったという。

昔は富士の中腹を一周する登山道だったようですが、今では山の浸食が進んで閉鎖されてしまったんだとか、
富士山登頂を三回経験する事以上の難行だったんだとか、三度登頂しないと通る許可が下りなかったんだとか・・・
調べると色々と面白事が解ってきました。それだけ歴史の重みのある神聖な登山道なんですね!

以前はそんな事、な~んにも考えてはいなかった~ヽU*´д`*Uノ

広大な富士の景気と比べたら、大型犬の伝助といえども豆粒ほど小さく見えます。
今日は朝から曇り模様、富士特有の霧もかかって朝8時を回っているのにとて暗く感じます。
正午には快晴に向かっていくのだとか、

晴れていれば暑くなるだろうと思い、ジーンズとスニーカーとラフなカッコで来た飼い主なのですが、
前夜に家を出発して、スバルラインの開門時間が午前3時、早朝7時頃まで車で寝ていたのですがw
朝の気温はなんと7度!w

念の為持ってきていた防寒着に着替え、合わせて登山靴にも履き替えました。

石畳の道を歩いている時は良いですが、時折山の浸食で削られて道が荒れていたので、
今日は登山靴で間違いなかったと思いました。

ここは!覚えています。9年前、ルークとリオとで記念撮影をした場所ですから。。。
しかし、富士山の浸食が進んで荒れ果てています。

富士山には毎年物凄い量の積雪が降り注ぎます。その高さは何メートルにも及びます。
雪の重さとその雪解け水で、弱い部分から土砂となって下へ押し流されて崩れてしまうんですね、

木々が踏ん張ってなんとか根を下ろしている部分には緑が残っています。

僅かな道のりの間に、こんな風景が幾度も繰り返されます。
富士山の五合目から上には生物は居ないといわれていましたが小鳥のさえずりが聞こえました。
富士山を見上げた時に地割れみたいなものが見えたので、きっと砂流が水を吸い込んだ重みで
下へずり落ちた跡なのでしょう。

ここにも以前は緑があったのでしょうね~

まるで土砂崩れw石畳はおろか道の斜面ごとずり落ちています。
この木々も以前はもっと上の方に生えていたのでしょうね^^;

事前の調べでは・・・
「道中にはベンチやテーブルがあって休憩やお弁当を食べて~ハイキング気分でルンルン♪」なんてありましたがw
冬の閉鎖されている間に積雪や落石でせっかくのテーブルがこんなになっていました∑⊂*゜д゜*⊃!!
ここにこんな岩が転がって当たるなんて!宝くじを当てる以上の確率ではないでしょうか!?
もしも登山シーズンで!ここでお弁当を食べていたらと思うと「ゾッ」としますヽU*´д`*Uノ

五合目までの道が開通されるのは、毎年ゴールデンウィーク辺りからなので、
まだまだここまで整備が回っていないのでしょうね、

本来ならずっとこんな石畳の道のはずですから・・・いあいあ自然の力は恐ろしいヽU*´д`*Uノ

時折ふと麓を見つめる伝助が印象的でした。
彼の目にはどんな風に映っているのでしょうね!

曇り空ですが、時折薄くなってパッ!と明るくなります。

明るくなるとグッと暖かくなるのですが一瞬ですw富士特有の西風も吹いてまだまだ寒いです・・・

石畳があり、

緑があるとホッとします。

前はこんな荒れていなかったんだけどな~σU*´д`*U?
道は流されデコボコで足を取られる挙句、石はゴロゴロそして倒れた木々が更に行く手を阻みますw
リュックが引っかかって動けなくなった時に、
伝助が心配そうに戻ってきたのが面白かったですwでんちゅけは良い奴じゃヾU*^ェ^*Uゝ

前回の記事を読むと6月の中旬にも関わらず、雪がかなり残っていたようだったので、
今回もあわよくば雪遊び!なんて思っていましたが、今年は積雪が少なかったようで期待の雪は見当たりませんでした。

ちょっと残念だけど、順調に行けばお昼過ぎには帰ってこれるだろうから、
帰りにまた道志川へ寄って泳いでから帰ろう~♪
さ~何か見えてきたぞ~ヾU*・ェ・*Uゝ
AM8:40 休憩所 到着

変わっていない場所がありました。
9年前と変わらぬ姿で屋根付きの休憩所は健在でした!
ここには大きな窪みと真っ赤な溶岩石の小山があるのですが「寄生火山」と呼ばれるものらしいです。


スタートから40分、ここで始めての休憩をとります。

休憩所からの富士山の景色です。ん~晴れていないのが惜しまれる。。。

お山に来ると嬉しそうな伝助ですヾU*・ェ・*Uゝ

さ~水分補給も済ませたし!先へ進むぞ~U*`д´*Uノ”ぉぅ!

今日はハイキング気分できたのでwリュックも軽めです。なので飼い主の足取りも何時もより軽やかです。


小さくて可愛い木が盆栽のように生えています。

休憩所から少し歩くと分岐があり、右へ行くと下りで四合目辺りの「奥庭駐車場」へ行く事ができます。
前回来た時は、何も知らずに下へ行ってしまったんだよな~
当時は水を持たずに来たので、売店で水を買おうとして・・・財布を忘れていたw今では良い思いでの場所です^^;

なので!今日は真っ直ぐ行きます!今日は大丈夫!水もポカリもちゃんと持ってるから!w

この辺りは「御庭」というらしいです。ミニチュア植物園ですね!

小さな木が踏ん張って頑張って生えています。

AM8:57 流廃した奥庭山荘 到着

休憩も含めてスタートから約1時間で、廃業した奥庭山荘へ到着しました。休憩所からは15分ほどです。
ほぼ予定通り順調に歩いてきました。地図だけの情報だと、もう半分ほど来た事になります。
山荘というだけあって山小屋のようですが、やはりここも9年前訪れた時よりも山と一緒に侵食が進んでいます。

こちらはトイレのようですが・・・もう朽ち果てて崩れかけていました。
そのうち土砂に押しつぶされて無かった事になってしまうのでしょうね~
人の文明の跡なんて、自然の力に飲み込まれたら、200年で無かった事になってしまうなんてTVで見た事あります。

さ~目的の大沢崩れまであと半分だ!ヾU*^ェ^*Uゝ
ハイキングも順調順調♪ここからはパパも初めての道~♪
大沢崩れってどんな場所なのだろうか!?さ~いくぞ~ヾU*^ェ^*Uゝ
つづく

にほんブログ村
予防接種ヾU*^ェ^*Uゝ

今日は狂犬病の予防接種に行ってきました。ヾU*^ェ^*Uゝ
昨日辺りから急に暖かくなって、公園の広場にも蚊がワサワサと出始めたので、
フィラリアのお薬もそろそろ使わなくてはなりません、

伝助、体重32.5キロでした。
フィラリアのお薬を使う前に、血液検査も済ませて安全を確認しました。
それからお耳のケア、こちらはサービスでやっていただいちゃいましたヾU*^ェ^*Uゝ

我が家は蚊が出始めた頃から11月まで、だいたい7ヶ月ほどフィラリアのお薬を常用しています。
それからノミ・ダニ対策のフロントライン♪ 来月は混合ワクチンですね!
ゴン太くん

こちらは先日仕事中に現場の近くで出会った「ゴン太くん」
なんと!18歳!∑⊂*゜д゜*⊃!!えええええ!!
18歳まで生きた~なんて話は聞いた事は何度かあったのですが!
生きている!動いている!しかも歩いている!18歳のゴルにお目に掛かるのは初めての事でした∑⊂*゜д゜*⊃!!
さらにさらに!なんと!今年の夏を乗り越えたら19歳なんだって∑⊂*゜д゜*⊃!!
えええええええええええ!!ですよね!!
もう目も耳も全く利かなくて、呼んでも手招きしても無反応で、よく躓いたり転んだりするらしいのですが、
それでも臭覚だけはちゃんとあるらしく、18年間毎日歩いた散歩道だけは覚えていて、
シッコもウン○も同じ場所でちゃんと出来るんだって!!
ご飯もちょっとしか食べれないけど、飼い主さんが手作りでペースト状にして食べさせてあげているんだとか。。。
私はそんな「ゴン太くん」に出会えて身震いするほど感激しました!!
だってルークの2倍以上生きてるんだもん!!生きて良いんだ!!生きられるんだ!!なんぼでも!!
頑張って厳しい夏を乗り越えて!19歳!そして20歳を目指して欲しいものですヾU*^ェ^*Uゝ
手作り食はつづく♪

ゴン太くんに刺激を貰って、私も手作りご飯に力が入りますU*`д´*Uノ”ぉぅ!
伝助だって18歳生きたって良いんだ!!よーし頑張るぞーーー!!
大好物のワンコうどん♪
豚肉 にんじん だいこん ナス ピーマン いんげん カボチャ ブロッコリー オグラ たまご
りんご 蜂蜜 ゴマ 小エビ 煮干 トマト 稲葉うどん1玉
パパの夢♪
それは伝助が15歳位になって、
他の飼い主さんに「なにか特別な事でもしているんですか!?」と聞かれ、
「いや~別に変わった事など何もしてないんですけどね~フフフフゥ~ン」と言うのがささやかな夢なのであるw
ちっこい男なのである。ヽU*´д`*Uノ

にほんブログ村