リオとの生活
ルークが旅立って、早いもので49日が過ぎました。
それと同じくリオと二人の生活も一ヶ月半が過ぎました。

変わった事と言えば、今までは一人で二頭を見ていたので、
二匹にとって自由度がかなり少なかった事に気が付きました。
今はリオ一頭なので、放していても常にリオに注目していられる事、
リオもそれがよく解るのか、何時も自分だけ意識して貰える事が嬉しいようです。
毎日の公園の散歩でも、ボール投げをワンツーマンで行えるので、
元気一杯のリオは、毎日気が済むまでボール遊びを楽しみますヾU*・ェ・*Uゝ
私にとっても新たな発見でした。
リオはこんなにも忠実にレトリーブをこなすものかと、今更ながら驚いたりしています^^;
今日は記録として、ルークが旅立ってからのその後のお話です。

11月2日にルークが旅立って、
ママが買ってきてくれたルークのベッドを、リオは最初警戒していました。
匂いを嗅いだり、足で掘ってみたりと・・・やたらと警戒して中には入りませんでした。
それから5日くらい過ぎると、今度はおもちゃをせっせと運び込んでw
ルークのベッドをしっかりと自分の物にしていましたヾU*・ェ・*Uゝ

それからルークのお気に入りだったぬいぐるみも独り占めです!!w
どちらかというと、ルークが持ち歩くものをリオがいつも横取りしていた感じだったのですが、
もう奪う相手も引っ張り会いをする相手も居なくなってしまったので、
ぬいぐるみさんたちには、破損する心配がちょっと減ったかのようですw
私はというと、リオの散歩中に時折ルークと呼んでしまったり、
まだ近くでうろついている感の残る日々をしばらく過ごしていました。
そしてルークの事を思い出しては、涙が何処からとも無く溢れて出してきて、
ルークの位牌に向かって呼びかけたり・・・
するとリオは、生前のルークが居た時と同じように、そんな私に割って入ります^^;
相変らずヤキモチやきなのか!?それとも私を元気付けてくれているのか?
とにかく私が、ルーク~ルーク~うぅぅぅぅ・・・となると、
私に乗っかってワサワサと邪魔をしますヽU*´д`*Uノ
しかし、そんなリオにも異変がおこります。
やはり、良いお兄さんだったルークが旅立ってしまったショックは、リオにもしっかりと刻まれていたらしく、
しばらくしてからリオは2週間ほど血便になりました。
この子は家に来た時にも、生活環境が変わった不安から、血便になった事がありました。
でも、時間と共に、ルークの匂いが我が家から薄れていくほどに、リオの体調も戻っていきました。
何時も公園でお会いする方々からも、気遣いのお声を掛けていただきました。
いままでルークとリオ、二頭連れていたのが、突然リオだけになってしまったので、
みなさん直ぐに気が付かれたようでした。
私も始めての経験でしたし、人の死と違って、動物の死というものは、また違った悲しみがあります。
こんなにも苦しいものだとは思いませんでした。
私はこれまで、人の愛犬の不幸な話には「家の犬は死にませんから!!」などとw
無頓着で、あまり耳を傾ける事はありませんでしたが、
ルークの命を奪った血管肉腫という病魔は、レトリバー系にはかなり発生率の高い病気という事を知り、
聞かれた方には、私は出来る限り自分の知る事をお話しました。
ゴールデンレトリバー血管肉腫
これは犬だとレトリバー系やシェパードなどに多く発症する病気だそうです。
もともとこういった持病をもっている犬種なのか、遺伝的なものと考えられる事が多いそうです。
それは若く、免疫力のあるうちは皮膚、表側にシコリのようになって現れる事が多いそうです。
ですが、この時点では陰性で、悪性なものとしては見られないようです。
ちなみにルークは4・5歳の時に、左の後ろ足の内腿に、血管の塊といわれた腫瘍ができました。
当時の話だと、犬はこういったシコリが出来るものだよ、とか、気になるなら取りますか?みたいな、
そんな話で終ってしまったのですが、気になるので病院で切除と検査を依頼しました。
しかし、その時の返答はやはり、悪性のものではなく、
「毛細血管の塊みたいなもの、ポロッと取れました、心配はないでしょう」
「腫瘍の検査の結果も悪性は見られませんでした。」で終ったのです。
悲しい話ですが、私はルークを失ってから、悔しくてこの血管肉腫について調べたのです。
それは若く、免疫力のあるうちは皮膚、表側にシコリのようになって現れる事が多い
これは、ルークは血管肉腫という持病をもっているという警告だったのではないでしょうか?
それから8歳の春、引越しにともない、毛の多く抜ける時期に差し掛かったので、ルークを丸刈りにしました。
この時、ペットサロンの人が、ルークの皮膚に小さなシコリが幾つかある事を言っていたのです。
私も毎日一緒に寝起きを共にしていたので、背中の辺りと後ろ足の皮膚にシコリがあったのは知っていましたが、
まぁ~犬も歳を取ればそのくらいできるもの・・・と、その程度にしか考えていなかったのでした。
今思えばこの時も、ルークの体は血管肉腫という持病と戦っていたのかもしれません・・・
そして、まだ免疫力もあったので、それは表に出ていたのでしょうか・・・
そして6月末、ルークは前立腺肥大による膀胱炎になり、睾丸に腫瘍があると言う事で
避妊の手術をしました。
この時点では、血液検査からレントゲンから何から全て行い、心肺機能から内臓にいたるまで、
とても綺麗な状態で、悪いところは一つも見られず、睾丸の摘出で間違いないでしょう。との事で、
睾丸の検査も悪性は見られませんでした。もう1・2年は何事も無く安心でしょう♪となったのです。
しかし・・・それから3ヵ月後、
ルークは脾臓と心臓の腫瘍から内出血し、肺もガンに侵された末期ガンとなったのです。
診断の結果。血管肉腫、余命1~2週間となって、その2日後にルークは旅立ってしまったのです。
獣医もどうしてたったの3ヶ月でここまで悪くなってしまったのか!?全く解らないとの事でした。
もしかしたらあの時、ルークの体内で何か異変が起こり、免疫力の低下や変化が原因で、
長く表に出ることで燻っていた持病が、体内に一気に吹き出したのかもしれません、
私がルークの旅立ちという日記に記した「悔しい・・・」 その気持ちは、
もっと知識があれば、もっとゴールデンレトリバーという犬種の持病などにちゃんと向き合っていれば、
血管肉腫という持病も、食事などで免疫力を高めて老化を遅らせる事で
発症を抑える!遅らせる事が出来る!!と、後から知ったからでした。
私にとってルークが全て始めての事でした。
股関節が浅い、股関節形成不全の前兆がある。などと・・・
そういった事はなんとか潜り抜けてきました。
ちびの頃から何故か青白い光りを放っていて、口臭もあったし・・拾い食いもよくしました。
この子はもしかしたら・・・あんまり長生きしないかもしれない・・・などと・・・
あの頃思っていましたが、一所に生活していく中でこの犬種の虜になり、
こんなに表情豊かで賢くやさしいくて素晴らしい犬なのに・・・
こんな持病を多く抱えた犬種だとは・・・誰がこんな風にしてしまったのか・・・もともとなのか・・・
ただこれも取り返しのつかない経験なのだと・・・
いまは全て、元気なリオの為に、飼い主として精進していくしかないのだと思っています。
でも、本当にリオが居てくれてよかったヾU*・ェ・*Uゝ
ある日突然うちにやってきて、最初はどうなる事かと思っていたリオとの生活ですが、
あの時、リオの面倒を見ると決めてよかったよ^^
リオが居なかったら、私はルークの死で病みついていた。
だって、お前の散歩をさせない訳にはいかないからヾU*・ェ・*Uゝ

2010年も終りを告げます。
今はちょっと寂しいけれど、リオとの二人の生活も、
年が明ければ新たなものへと変わっていくことでしょう。
そう信じたいと思います。
それと同じくリオと二人の生活も一ヶ月半が過ぎました。

変わった事と言えば、今までは一人で二頭を見ていたので、
二匹にとって自由度がかなり少なかった事に気が付きました。
今はリオ一頭なので、放していても常にリオに注目していられる事、
リオもそれがよく解るのか、何時も自分だけ意識して貰える事が嬉しいようです。
毎日の公園の散歩でも、ボール投げをワンツーマンで行えるので、
元気一杯のリオは、毎日気が済むまでボール遊びを楽しみますヾU*・ェ・*Uゝ
私にとっても新たな発見でした。
リオはこんなにも忠実にレトリーブをこなすものかと、今更ながら驚いたりしています^^;
今日は記録として、ルークが旅立ってからのその後のお話です。

11月2日にルークが旅立って、
ママが買ってきてくれたルークのベッドを、リオは最初警戒していました。
匂いを嗅いだり、足で掘ってみたりと・・・やたらと警戒して中には入りませんでした。
それから5日くらい過ぎると、今度はおもちゃをせっせと運び込んでw
ルークのベッドをしっかりと自分の物にしていましたヾU*・ェ・*Uゝ

それからルークのお気に入りだったぬいぐるみも独り占めです!!w
どちらかというと、ルークが持ち歩くものをリオがいつも横取りしていた感じだったのですが、
もう奪う相手も引っ張り会いをする相手も居なくなってしまったので、
ぬいぐるみさんたちには、破損する心配がちょっと減ったかのようですw
私はというと、リオの散歩中に時折ルークと呼んでしまったり、
まだ近くでうろついている感の残る日々をしばらく過ごしていました。
そしてルークの事を思い出しては、涙が何処からとも無く溢れて出してきて、
ルークの位牌に向かって呼びかけたり・・・
するとリオは、生前のルークが居た時と同じように、そんな私に割って入ります^^;
相変らずヤキモチやきなのか!?それとも私を元気付けてくれているのか?
とにかく私が、ルーク~ルーク~うぅぅぅぅ・・・となると、
私に乗っかってワサワサと邪魔をしますヽU*´д`*Uノ
しかし、そんなリオにも異変がおこります。
やはり、良いお兄さんだったルークが旅立ってしまったショックは、リオにもしっかりと刻まれていたらしく、
しばらくしてからリオは2週間ほど血便になりました。
この子は家に来た時にも、生活環境が変わった不安から、血便になった事がありました。
でも、時間と共に、ルークの匂いが我が家から薄れていくほどに、リオの体調も戻っていきました。
何時も公園でお会いする方々からも、気遣いのお声を掛けていただきました。
いままでルークとリオ、二頭連れていたのが、突然リオだけになってしまったので、
みなさん直ぐに気が付かれたようでした。
私も始めての経験でしたし、人の死と違って、動物の死というものは、また違った悲しみがあります。
こんなにも苦しいものだとは思いませんでした。
私はこれまで、人の愛犬の不幸な話には「家の犬は死にませんから!!」などとw
無頓着で、あまり耳を傾ける事はありませんでしたが、
ルークの命を奪った血管肉腫という病魔は、レトリバー系にはかなり発生率の高い病気という事を知り、
聞かれた方には、私は出来る限り自分の知る事をお話しました。
ゴールデンレトリバー血管肉腫
これは犬だとレトリバー系やシェパードなどに多く発症する病気だそうです。
もともとこういった持病をもっている犬種なのか、遺伝的なものと考えられる事が多いそうです。
それは若く、免疫力のあるうちは皮膚、表側にシコリのようになって現れる事が多いそうです。
ですが、この時点では陰性で、悪性なものとしては見られないようです。
ちなみにルークは4・5歳の時に、左の後ろ足の内腿に、血管の塊といわれた腫瘍ができました。
当時の話だと、犬はこういったシコリが出来るものだよ、とか、気になるなら取りますか?みたいな、
そんな話で終ってしまったのですが、気になるので病院で切除と検査を依頼しました。
しかし、その時の返答はやはり、悪性のものではなく、
「毛細血管の塊みたいなもの、ポロッと取れました、心配はないでしょう」
「腫瘍の検査の結果も悪性は見られませんでした。」で終ったのです。
悲しい話ですが、私はルークを失ってから、悔しくてこの血管肉腫について調べたのです。
それは若く、免疫力のあるうちは皮膚、表側にシコリのようになって現れる事が多い
これは、ルークは血管肉腫という持病をもっているという警告だったのではないでしょうか?
それから8歳の春、引越しにともない、毛の多く抜ける時期に差し掛かったので、ルークを丸刈りにしました。
この時、ペットサロンの人が、ルークの皮膚に小さなシコリが幾つかある事を言っていたのです。
私も毎日一緒に寝起きを共にしていたので、背中の辺りと後ろ足の皮膚にシコリがあったのは知っていましたが、
まぁ~犬も歳を取ればそのくらいできるもの・・・と、その程度にしか考えていなかったのでした。
今思えばこの時も、ルークの体は血管肉腫という持病と戦っていたのかもしれません・・・
そして、まだ免疫力もあったので、それは表に出ていたのでしょうか・・・
そして6月末、ルークは前立腺肥大による膀胱炎になり、睾丸に腫瘍があると言う事で
避妊の手術をしました。
この時点では、血液検査からレントゲンから何から全て行い、心肺機能から内臓にいたるまで、
とても綺麗な状態で、悪いところは一つも見られず、睾丸の摘出で間違いないでしょう。との事で、
睾丸の検査も悪性は見られませんでした。もう1・2年は何事も無く安心でしょう♪となったのです。
しかし・・・それから3ヵ月後、
ルークは脾臓と心臓の腫瘍から内出血し、肺もガンに侵された末期ガンとなったのです。
診断の結果。血管肉腫、余命1~2週間となって、その2日後にルークは旅立ってしまったのです。
獣医もどうしてたったの3ヶ月でここまで悪くなってしまったのか!?全く解らないとの事でした。
もしかしたらあの時、ルークの体内で何か異変が起こり、免疫力の低下や変化が原因で、
長く表に出ることで燻っていた持病が、体内に一気に吹き出したのかもしれません、
私がルークの旅立ちという日記に記した「悔しい・・・」 その気持ちは、
もっと知識があれば、もっとゴールデンレトリバーという犬種の持病などにちゃんと向き合っていれば、
血管肉腫という持病も、食事などで免疫力を高めて老化を遅らせる事で
発症を抑える!遅らせる事が出来る!!と、後から知ったからでした。
私にとってルークが全て始めての事でした。
股関節が浅い、股関節形成不全の前兆がある。などと・・・
そういった事はなんとか潜り抜けてきました。
ちびの頃から何故か青白い光りを放っていて、口臭もあったし・・拾い食いもよくしました。
この子はもしかしたら・・・あんまり長生きしないかもしれない・・・などと・・・
あの頃思っていましたが、一所に生活していく中でこの犬種の虜になり、
こんなに表情豊かで賢くやさしいくて素晴らしい犬なのに・・・
こんな持病を多く抱えた犬種だとは・・・誰がこんな風にしてしまったのか・・・もともとなのか・・・
ただこれも取り返しのつかない経験なのだと・・・
いまは全て、元気なリオの為に、飼い主として精進していくしかないのだと思っています。
でも、本当にリオが居てくれてよかったヾU*・ェ・*Uゝ
ある日突然うちにやってきて、最初はどうなる事かと思っていたリオとの生活ですが、
あの時、リオの面倒を見ると決めてよかったよ^^
リオが居なかったら、私はルークの死で病みついていた。
だって、お前の散歩をさせない訳にはいかないからヾU*・ェ・*Uゝ

2010年も終りを告げます。
今はちょっと寂しいけれど、リオとの二人の生活も、
年が明ければ新たなものへと変わっていくことでしょう。
そう信じたいと思います。
Entry ⇒ 2010.12.20 | Category ⇒ 犬の血管肉腫 | Comments (0) | Trackbacks (0)