ゴールデンの耳掃除は大変だヽU*´д`*Uノ
タレ耳で、しかも無駄毛が多いゴールデンは、耳の通気が悪く湿気が篭ってどうしても炎症を繰り返してしまう。
病院で処方してもらってやっと良くなったと思ってもまた直ぐに悪くなってしまう。
洗浄液で頑張ってケアしているのになかなか良くならない、
「もう慢性可していて治らない!仕方ないこれがタレ耳のゴールデンの宿命だ~~!」と・・・私も諦めていました。
でも、ひょんな事から本気になってみたら!ちょっと工夫して頑張ってみたら!
長年治せなかったリオや伝助の外耳炎を克服できたのです。
やっている事は皆同じ、でもなんで?治らないの!?それは、ポイントがちょっとズレていただけなのです。
お耳の掃除は通常2週に一度、ゴールデンは週一で行いましょう。

用意する物
左から ハサミ カンシ 洗浄液 パフコットン(柔らかい綿など)
あとは画像にはありませんが 綿棒 ですかね、たったこれだけです。
それでは今日は動画で実践しながら解説していきたいと思います。
全て一人でやっているので、見難いところはご了承くださいませU*´д`AU。。。
ステップ① 耳毛を切る。
我が家では足の裏毛と一緒に一ヶ月に一度は耳毛も一緒に刈っています。
まずタダでさえタレ耳のゴルは耳の通気が悪いのに、挙句に無駄毛が更に邪魔をしていますw
これは自然界で進化して生きている動物には絶対にありえない事なのです。
ゴールデンレトリバーは人間が独自の配合で年月を掛けて創られた犬なのです。
なので、生きていく為にはどうしても人の手が必要なのです。
ポイントとしては、耳穴を塞いでいる、覆い隠している部分をカットしてあげて、耳穴がクッキリ見える様にしてあげます。
注意点としては、耳毛と毛の生え際が解り難い事です。誤って耳を削ぎ落としてしまわないように注意しましょう。
その為大きなハサミは小さな力でズバッと切り落としてしまうのでw
なるべく小さなハサミで、指先で探りながら毛と皮膚の間を探りながらカットしていく事になります。
動画で私がモゾモゾやっているのはその為です。
効果としては、無駄毛を処理する事で耳の通気が良くなります。
それから折角洗浄しても、耳毛に菌が付着して更に湿気が増してしまうのを防ぎます。
ステップ② 綿棒で耳垢を取る。
耳穴を覗くと、黒い耳垢が溜まっています。それを取る為に洗浄液を垂らす訳ですが、ちょっとマッターー!ですw
液を入れて揉む前に!見える部分位は先に綿棒で取っておきましょう~♪
外耳炎は耳の奥で起こるものです。何も目で見て見える部分まで奥へ流し込んでしまう必要はありませんw
ポイントとしては、無理に奥まで突っ込んで掻き出す必要はありません、ポロポロ取れる部分だけで十分です。
注意点としては、犬の耳穴は人よりもデリケートです。目を三角にしてガリガリやって逆に炎症を起こさない様にしましょう。
子供にしてあげる耳掻きと思えば解り易いと思います。
気持ちよければ犬もそんな顔をするし、ちょっとキツイとムッとした顔をしますw
ステップ③ 洗浄液を垂らして下から上へ揉む
さて上記を飛ばして、いきなりここから始める人も多いと思います。
液を垂らす=揉む=犬が頭を振る=出てきた垢を拭き取る=何度もやる=むぅぅぅ治らないぃぃー!!U*`д´*Uノ"
そのうち犬も疲れて頭も振らなくなる・・・犬・飼い主共々諦めムード・・・赤くなって被れていく耳・・・
ポイントとしては、洗浄液はジョボジョボ注ぐ必要はありません、2~3滴ほどポタッポタッと垂らせば十分です。
注意点としては、量を流しすぎて逆に悪化を招いている事に気付かないことです。
犬が頭を振ってくれなければ奥に溜まった液と耳垢を表へ出す事は不可能です。
通常1回、せいぜい一緒に頑張れる2・3回までにとどめておきましょう。
出てきた汚れはパフコットンや柔らかい布などで指先の届く範囲で綺麗に拭き取ってあげましょう。
ステップ④ カンシを使ってもう一手を打つ
恐らく、通常はステップ③だけを繰り返している飼い主さんがほとんどでしょう。
でもそのままだと耳の奥に多分な湿気が残ってしまっています。
「耳掃除をしているのに悪くなってしまった!!」ここではそれを防ぐ為にカンシを使ってもう一手打ちます。
私もそんな一人だったのですが^^;これを使いこなしてからは、長年治せなかったリオや伝助の外耳炎を克服できました。
獣医さんがやっているのを見て、解ってはいたのですが、自分には出来ないだろうとやる前から諦めていたのです^^;
でも、あるきっかけがあって、やらざる得ない状況に追い込まれて、本気になってやってみたら直ぐにコツを掴みました。
ようは、出来ない理由を探す事よりも~云々です(爆)
家はリオが飼い主や人の足の間に口先を突っ込んでジッとしている癖があったのでそれを利用しました(笑)
動画で私と伝助がやっているのはそのなごりですw
ポイントしては、指先では届かない耳の奥の残った汚れと洗浄液の湿気を拭き取ります。
注意点としては、グリグリやって耳の中を傷つけないようにしましょう。
カンシに半分に切ったパフコットンを挟んでクルクルと巻きつけてあります。
ただ、乾いたままの物を入れると耳の中を傷つけてしまうので、洗浄液で湿らせてあります。
コットンを巻いた方向と同じ向きに回転させながらゆっくりと耳の奥へ入れていきます。
大型犬の耳の穴は人の小指ほどの太さがあるので、なれるとスポッと綺麗に入ります。
綿棒の時と同じように愛犬の表情を見ながら、子供の耳かきをするように優しくやりましょう。
何度洗浄液で洗い流しても取れなかった汚れが驚くほど綺麗に取れます。
それをみてきっと驚くことでしょう~そして自信になっていくはずですヾU*^ェ^*Uゝ
耳を揉んだ時のクチュクチュ音まで無くす事が出来れば完璧です!
ステップ⑤ 仕上げ 耳の周りを拭き取る。
最後は仕上げです。耳穴の外回りに付着した耳垢と汚れを綺麗に拭き取って再発防止をしっかりとして完了です。
ー 最後に -
この記事は、これをやれば外耳炎にならない!とか、外耳炎が必ず治る!などというものではありません、
「我が家の愛犬の耳掃除です。」自分で試したり聞いたり失敗したり奔走して現在に至ったもので、
参考になればと思い記録として残しておくものであります。
ー おまけ -
初夢・・・

家に手頃な木箱があったので、今年の初夢!夢の共演を絵に描いてみました!!
干支が干支だけに誤解されそうですがwあえて言わせてもらいます!これは!犬です!!
左から ルーク リオ 伝助 です! (爆)

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