須走まぼろしの滝 (後編)

朝一番で訪れた時には、水の流れなど感じさせないほど乾ききっていた岩肌からゴーゴーと音を立てて水が落ちます!
あれから6時間半後の正午、再び訪れた「まぼろしの滝」は!幻では無くなっていた∑⊂*゜д゜*⊃!!
須走まぼろしの滝 (前編)

登る朝日の眩しい富士山須走口五合目の登山道ですヾU*^ェ^*Uゝ
五月の初旬~六月の初旬の限られた時期だけに見れる!川の無い富士山の幻の滝を拝みにやってきました!
今から二年前・・・まぼろしの滝は!幻だった~~!のリベンジは出来るでしょうか!σU*´д`*U?
まぼろしの滝

伝助の活躍で、迷子から偶然発見できた幻の滝方面への登山道、
一端車へ戻り水分補給も終え、再度第三駐車場上の須走まぼろしの滝コース入り口へとやってきました。
案内図です。

この地図で見て、小富士遊歩道の直ぐ側の反対側と勘違いをしてしまったのですが、
実際には須山口五合目の本コースの方へは行かず、三箇所ある駐車場の一番上の第三駐車場の奥にありました。
表記では20分程度のコースのようですが、実際どんな道筋なのかは行って見なければ解りません

駐車場からは軽~い登りです。
左手にチョロチョロと、沢を流れる雪解け水の心地よい音を聞きながら歩きます。

こういった沢は、富士山なら各所で見る事があるのですが、
実際に水の流れているのを見る事は中々ありません、

ここで一度沢へ降りて、雪の下を水が流れている上を渡ります。

伝助は、雪を見る度に、乗っかったり、ゴロスリしたり、食べたりして遊んでいましたw

少し歩くと、先を行く登山一家に追い付きました。

なんと!犬登山一家でした!∑⊂*゜д゜*⊃!!ぉぉ♪
3人で、フラット二頭と、ミニチュアダックス一頭を、お母さんが抱っこして登っていました!すごーい!

フラット君達は放して登っていたので、後ろから登ってきた伝助に気が付いて駆け寄ってきました!!
こちらも放して応戦ですwヾU*・ェ・*Uゝ

この人も疎らな富士の大自然の中で、出会ってしまったワンコがやる事は同じでしたwそれ駆けろ!!ヾU*・ェ・*Uゝ

フラットコートレトリバーの アロマくん と リベラくん です!
大自然の中で走り回るワンコ達~理想だな~♪

偶然出合ったワンコ達が、同じ場所で同じ事をして同じ景色を眺める。

伝助たちは一緒に麓のこんな景色を眺めていました。

少し遊ばせてもらった後、娘さんとダックスを抱っこして歩いているお母さんと、
大きなフラット二頭の管理にお父さんが大変そうだったので、私は伝助を繋いで先を行かせてもらう事にしました。

さっきの小富士遊歩道は森林の中を歩く感じでしたが、こちらは視界が開けた山道を歩くので、
同じ標高で一日で正反対の景色を楽しめるので、ここのコースは面白いと思いました。

第三駐車場からちょこっと登って、沢へ降りて渡って、グイッと登って後平坦♪
あまり疲れず景色を楽しめる横歩きの清々しいハイキングコースです^^

ただ、今日は朝寝坊して慌てて出てきたのでw私は登山靴を忘れてしまい、スニーカーで登っていますw
スニーカーだと大変です!ぶつけると痛いわ;;砂は入るわ、踏ん張りが利かないわでw

今日は午後から天気が崩れる予報でしたが、晴れ男!伝助効果か!?
富士は頭を隠していましたが、私達の少し上を雲が這う様に流れて、なんとか日差しが差し込んでいました。

黙々と歩く伝助・・・

雪の上では止まります(爆)

雪解け水が、沢を勢い良く流れています。

看板が見えました!何か!?滝のような水の流れる音が聞えてきます!!
MP12:45 須走ぼろしの滝 到着

幻の滝は、例年5月中旬~6月中旬の間だけ、富士山に降った雪が溶けて流れることによって現れる滝です。
流れ始める時期や水量は、残雪の状態に左右されるので、見頃となる時期には多少のズレがあります。須走口五合目の山小屋、東富士山荘さんが幻の滝の様子について小まめに情報提供してくださっているので、参考にしてください。
なんと!家は15~20分足らずで到着してしまったw距離にして1キロくらい高低差は100M程度だそうです。
通常は30~35分位掛かるようです。

しかし・・・ここが幻の滝のようなのだが・・・音はするけど姿は見えず・・・

幻の滝の探索を始めます!
岩場を渡り谷底へ降りて這い上がってくる伝助!逞しくも・・・ちょっと危なっかしいw
この雪の下を雪解け水が流れているのだ!そう考えるととても危険だ!!
「もどれ!」の掛け声で戻って来るところは流石だぞ!伝助^^

残念ながら伝助の居る左側が「幻の滝」だったようです。。。
滝はまだ雪の下を流れて姿は見えず。。。
来るのが少し早かったようです。。。
まぼろしの滝は・・・幻だったw

そうこうしていると、アロマ君達一行が追い付いてきました。

伝助は3歳を過ぎた辺りから、若武者の険が取れて、とても穏やかな顔つきになってきました。
穏やかなゴールデンの優しい顔、そして何より眼が暖かくなって、なつママ似の顔になってきた感があります。

さ~この景色を眼に焼き付けてゆっくりと戻ろう、場所は解ったんだ!
また次回?来年?とにかく富士山へ来る事の理由が出来た!
何時か必ず幻の滝を拝んでやろうぜ!ヾU*・ェ・*Uゝ

見れなかったのは残念だったけど、幻だから!まぼろしの滝!なのだ!w

麓の景色を見下ろしながら~悠々と下っていきます。
あの湖は山中湖のようです。

今日は登山と言うよりはハイキングだったな^^

そしていちいち雪の上に腰を下ろすw

また止まる~を繰り返しw
PM1:10 須走口第三駐車場 到着

ちょっと時期が早かった「富士山まぼろしの滝」
帰宅してから調べてみましたが、画像や動画など、5月20日前後の物が多かったので、
五月中旬から六月上旬が見頃で間違いないでしょう^^
我が家も、上へ登る!では無く、久し振りの横歩きの楽しいハイキングだったので、また訪れたいと思います。
そして今日は!まだまだ元気な伝助坊主を満足させる為!
この後、須走口五合目を下る事約30分、ドッグリゾート ワフへと向かうのでありました!
- つづく -

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小富士

ゴールデンウィークです!今日は須走口五合目へやってきました。
長年歩んできた須山口登山道でもなく、富士宮や御殿場口でもありません、
実は此処はまだ一度も行った事が無かったんですね!
伝助と新たな一歩を始める為に、今日は須走口五合目の下見と、
小富士遊歩道と幻の滝の名所を見に行きたいと思います。ヾU*^ェ^*Uゝ
ふじあざみライン

ゴールデンウィーク中に、たった一日だけお休みが取れた飼い主w
その貴重なお休みを~伝助と新たな楽しい思い出を作る為に、須走口五合目を目指します。
朝5時に起きて、渋滞を避けるべく・・・のはずが!
目覚ましの曜日を間違えて・・・パパは大寝坊ヽU*´д`*Uノ出発は8時前となり・・・
嵌りに嵌った大渋滞ヽU*´д`*Uノ通常1時間半で来れるはずの富士山へ着いたのは・・11時頃でしたU*´д`AU。。。
「あー面倒くせー帰っちゃおうか~」なんて気持ちもw富士山へ着いて、ふじあざみラインを登り始める頃には、
一ヶ月遅れで散る富士山の桜の花びらを眺めて晴れていきましたヾU*^ェ^*Uゝ
須走口五合目 標高2000M AM11:20

ゴールデンウィークの真っ只中、何処も彼処も大渋滞~と思いきや!
流石に登山までしようなんて物好きは居ないようでwあざみラインに入った途端~車はガラガラでしたヾU*・ェ・*Uゝ
道路も綺麗で、富士宮口へ向かうよりは良く整備されている感がありました。

登山道へ向かう途中には、石畳まで敷き詰めた商店が綺麗に並んでいました。
なるほど!ここの登山道は山頂へ向かう4本ある道の中で第二位の人気のコース。
訪れる人が多い分、何かと整備が行き届いているのでしょうね!

さて?小富士にはどうやって行くのだろうか??とにかく先へ進んでみます。
伝助は嬉しそうにグイグイ引っ張って~更に雪の上を歩きます。

案内図がありました。ちゃんと屋根に収まって立派な物です。
俺達が今まで歩いてきた道は・・・人もあんまり登らないような場所ばっかりだったからなw

地図から情報を得ます。うむ!どうやらここの辺りから行けるようだ。

山頂を目指す「須走コース」はまだ封鎖されていました。その手前で右へ行くようです。

表記で片道15~20分ほどのプチ登山になりそうです。

小富士遊歩道というみたいです。さー!いくぞ!!GOGOだ!!U*`д´*Uノ"ぉぅ!

始めての道なので、慎重に繋いで歩いていましたが、
どうやらほぼ平坦でゆっくりと下へ下る感じの道筋でした。

逸る伝助を放した瞬間、一目散に駆け出して見えなくなりましたヽU*´д`*Uノ

「お~~い!でんすけ~~~どこいった~~~」

いた!やっぱりこれでした!ヽU*´д`*Uノ

この後、伝助は雪だまりを見つけては至る場所でゴロスリし・・・

僅か数分で真っ黒ですヽU*´д`*Uノ よ・・・よかったな・・・富士山に来てw

また見えなくなるほどグーンと走っては!シャカシャカ急ぎ足に戻ってきて飼い主の位置を確認しw
雪だまりを見つけてはゴロスリ~を繰り返しw

針葉樹の森を抜けると~何か見えてきました!
小富士

標高1,979メートルの小富士は、富士山東裾の側火山。
須走口登山道古御岳(5合)まではバスか車を利用することになります。
古御嶽神社の前から入る小富士への遊歩道は、1時間で十分往復できるコースです。駐車場を境にしてこのコースは鬱蒼とした森林地帯となります。コメツガ、ダケカンバなどの樹林の中にクルマユリ、タケシマラン、ツバメオモトなど希少な植物も多く、絶好の自然観察コースとなっています。
林を抜けると突然ポンと明るい小富士の山頂にでます。富士山頂や山裾の雄大な風景を楽しむことのできる砂礫の山頂付近には、ムラサキモメンズルやメイゲツソウなどの先駆植物が頑強な生命力を誇示しています。富士山頂は指呼の間、吉田口登山道が見えます。山中湖、丹沢、箱根の山々などまた美しい景観です。
登山シーズン(7月1日~8月31日)以外でも楽しめることから、人気のスポットとなっています。五合目までは、御殿場駅から登山バス(7月~8月)の他『ハイキング・バス(5月~10月)』もあります。
この付近は、毎年秋になるとキノコとりの人々が道に迷う遭難事故があるように道をはずすと危険です。かっては馬返しからの道もありましたが、豪雨後の出水などで地形が変わるほどの被害を受け廃道になり、迷いやすく利用は危険です。
五合目駐車場から西に道をとると、カリヤス草原・幻の滝・牛額へのコースとなります。幻の滝は、頂上成就岳から滑り(なめり)の融雪の水が一気に下り見事な滝となります。牛額といわれる岩場は御殿場市との境界、真下に大日堂があります。

ん~小富士は側火山の跡だったんだね!
ここから見える景色は物凄く広大で~麓の景色を一望出来ました!カメラでは全て収まり切らないのが残念です^^;
名所となっている意味がよく解りましたヾU*・ェ・*Uゝ訪れた者だけが体感できる感動の景色!でした。

家の真っ黒クロ助です。。。
景色を堪能しているのか・・・居ないのか・・・

雪だまりしか見ていないようです。。。

さ~引き返しますよ!流石に連休とあって、多くはありませんが、お年寄りから小さな子供までが歩いていました。

子供でも歩けるようななだらかな登山道です。伝助にはちょっと物足りないかな!?
大事を取ってリードに繋いで戻ります。

午後からは天候が崩れる予報でしたが、流石!晴れ男伝助!!
怪しい雲行きでも雲の隙間から日差しを呼び込みますヾU*・ェ・*Uゝ





行きではあまり写真が撮れなかったのでw戻り際にパシャパシャと道筋の撮影です^^;

PM12:05 入り口まで戻ってきました。往復で30~40分ってところでしょうか、

さて、戻ってきた調度反対側に、ロープで仕切ってある道が見えました。
地図を見ると幻の滝は小富士の反対方向だったので、
私は勝手な思い込みでwその山道を登り始めるのですが・・・
迷子

なんとなーく、第六感?こっちだろう~みたいに歩いていくと・・・

山頂へ向かう須走コースへ合流してしまいましたヽU*´д`*Uノ

でwまたこっちだろう~みたいな感じでウロウロ歩き回っているうちに迷子になりましたヽU*´д`*Uノ
「うわーやばい!」「戻るの面倒くせー」「このまま行っちゃうか!?」などとアタフタしていると・・・

そんな飼い主の気を?動揺を察したのか!?伝助がグングン歩き出して駐車場を見つけてくれました@@!
「あ!これ着た時の駐車場じゃん!やったー!伝助すげーー!!」(安堵感)U*´д`AU。。。

おまけに出た場所が調度「幻の滝」方面の印の前でした∑⊂*゜д゜*⊃!!
あぶねー!あのまま登ってたら全く見当違いの方向へ行っていたんだなヽU*´д`*Uノ

始めての須走口で、大した下調べもせずw第六感にしたがって危うく迷子になりかけた飼い主をw
駐車場まで案内して&目的の場所まで導いた伝助!(爆)
そっか~幻の滝は第三駐車場の上の方だったんだな!でかした伝助!!
ちょっと焦りましたが、ここから次の名所!須走まぼろしの滝へと向かうのでありましたU*`д´*Uノ"ぉぅ!
- つづく -

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