
わ~~~!と駆け出して行く伝助!
始めは何をやらかすかと思えば・・・コースの脱線w
右の藪から左の藪へ・・・また見えなくなるほどずっと先へ走って行っては戻って来るを繰り返していましたヽU*´д`*Uノ

かと思えば・・・雪だまりを見つけては私が追い付くまでゴロスリしていましたヽU*´д`*Uノ

やっぱりまだまだ登山をするという気構えよりは、楽しいところへ遊びに来た感が強いようですね^^;

写真だけ見ると、さも私を良い子で待っているようにも見えますが・・・

これは一人でグーーンと先へ突っ走ってwちょっと遠目に戻ってきて、私の位置を確認しているところですw

まぁ~そのまま消えてしまわれるよりは良いか^^;

「パパは遅いでおじゃるうううううう」という感じですw

まだまだ登山は始まったばかり、以外と緩やかに登って行けます。

コケに雪が被って冬の山道を彩ります。
今日は小鳥の囀りも無く、ただ積もった落ち葉を踏む音だけが、強くザクザクと響いていました。

快晴だった空の景色がにわかに灰色かかってきました。
どうやら富士山の天辺付近に雲が掛かっているようでした。

伝助も此処は幕岩を目指して二度ほど通っているので、勝って知ったる場所の様に走り回っていました。

はて?何かを見つけたようです。遠くからずっと私を見ています^^;
須山上り一合五勺
AM:11:15 須山上り一合五勺 到着 水ヶ塚公園から 約33分 以外と速いペースで須山上り一合五勺までやってきました。
ここから右へ折れると以前行った幕岩方面です。
分かれ道でちゃんと待っていた所は偉いぞ~伝助♪

ここには小さなベンチが一つあり、私は腰を掛けて、伝助にはお水を与え小休憩です。

まだまだ疲れ知らずの伝助坊主、「次はどっちへ行くんだろう~♪」とワクワク感で一杯のようですヾU*^ェ^*Uゝ

さ~喉も潤し、今日はここから幕岩ではなく、富士宮五合目方面、御殿庭下を目指し、上へと進路を取ります。

GO!と言った瞬間!また見えなくなるまで駆け上がっていく伝助w
記憶ではここからは結構斜面がきつくなっていくはずです。。。

針葉樹が生い茂る緑道、道は雨水の流れで削られ、時折ゴツゴツ岩が飛び出しています。
その周りをコケが綺麗に並んで緑をより濃く映し出しています。

木々の空いた空間には雪が降り積もって真っ白な光を放っています。

映画で観るような、不思議なジオラマが広がります。

水の流れで削られたゴツゴツ岩の嘗ての道の脇を、新たに歩き始めた足跡を人々が踏んでまた新たな道が出来ます。

標高が上がるにつれて気温は下がりはじめ、傾斜もきつくなり木々も細く痩せていきます。

木々が痩せ始めると、足元の積雪も増えてきて環境はどんどん厳しいものになっていくのでしょうね、

伝助が生まれてお里で兄弟と一緒にスクスク育って居る頃、
リオと上から降りてきた事がありましたが、降りる景色と登る景色は全く違うな^^;

この景色の中で、動く物体は私と伝助だけでした。今日は鹿さんの気配も全くありませんでした。
ただただ静寂だけが流れ、枯葉を踏む音と、雪が落ちる音しかありませんでした。

初めて此処を登ったときは、富士山には至る場所に川が流れ湧き水くらいあるだろうと思っていてw
私のウエストポーチには、携帯電話とタバコしか入っていませんでしたヽU*´д`*Uノ

初めてここをルークとリオとで登った時、水の貰えない喉の渇きを、
木の葉に付いた雨や霧の雫を舐めている姿を見て、野性って凄いもんだな~と感心した物でした。
そんな懐かしい記憶が甦ってきます。

今日はちゃんと水とオヤツと自分のおにぎりを持って登っていますが、
伝助も時折雪を齧りながら登っていました。
AM11:45 水ヶ塚公園から登り始めて1時間ほど、朽木のエリアへ入って着ました。
ここは環境が非常に厳しいようで、木々が枯れて倒されて重なり合って、寂しくも感じられる場所です。

またそんな木々達が朽ちても尚、不思議な景色を作り出している場所でもあります。

傾斜もどんどん急になり、登山道も細くなり、風も吹き晒しで見たままの過酷な場所です。

そんな中でも伝助は楽しそうにw後からノロノロやってくる飼い主をちょっと上から見守っていますw
さ~でんちゅけを探せ!U*`д´*Uノ"ぉぅ!
どこにいるかな~??伝助w



薄暗く曇っているように見えますが、天気は快晴なんです。
ただ富士山の頭に大きな雲が出来ていて、それがこの辺りの日差しを遮っていました。

後ろを振り返るとこんな感じでした。

道しるべには二合目の表記が、随分登ってきたようです。


PM12:02 二合目ちょっと 水ヶ塚公園から約1時間20分、小さな緑が増えてきました。
でんちゅけを探せ!
さ~景色に隠れて伝助が顔を出しています。

どこかな~?伝助はどこかな~?

いた!背の低い小さな木々の森が近づいてきましたヾU*・ェ・*Uゝ

それ駆け込め~~ヾU*^ェ^*Uゝ
PM12:10 御殿庭水ヶ塚公園から約1時間30分ほど、ミニチュア植物園御殿庭へ入ってきました。

高く痩せた木に混じって、小さく低い木が犇めき合う、過酷な富士の中腹にある小さな天然植物園です。

奥へ行くほど、上へ登るほど、段々木が小さくなって面白い景色を作り出しています。


赤いテープは、此処は道ですよ~通れますよ~という道しるべです。
例え雪が積もって足元が見えなくても、道を見失う事はありません、



この辺りの木は伝助の背丈程しかありませんw雪を被って可愛い感じです。

白いカーペットに足跡を着けて進み

赤いテープを道しるべに

さ~もう直ぐだ!

伝助が駆け上がります!
PM12:23 御殿庭下 到着
水ヶ塚公園から~コケの生い茂る道を歩き~朽木の荒れた登山道を抜け~ミニチュア植物園御殿庭の流れで、
約1時間40分で登ってきました。
はじめて此処をルークとリオとで登った時には、3時間以上も掛かったのに・・・
あの時は地図も無く、今自分が何処に居るのかも何処へ向かっているのかも解らずw
ちょっと歩いては休憩を繰り返していました。。。
一番成長したのは・・・私かもしれませんU*´д`AU。。。

御殿庭下 標高1980M 去年伝助は、宝永山噴火口からここへ降りてきているので、
これで伝助もリオさんに続き、水ヶ塚公園から富士山頂までの道を足跡を繋いだ事になります。
こんな立派な看板も地図も道標も、出来たのはつい1・2年の事でw
道を塞いで潜ったり飛び越えたりしなければならなかった大木も、
今では綺麗に整理されて、随分歩き易くなったものです。
おやつタイム!
さ~お昼も調度回った頃だし!伝助お待ちかねのオヤツターイム!!ヾU*^ェ^*Uゝ
パパも一緒におにぎりを二つ食べましたヾU*・ェ・*Uゝ

我が家の初登山!ルークとリオの冒険記を辿って、御殿庭下まで登ってきた伝助!
腹ごしらえも済ませ、まだまだ元気と好奇心で一杯です!ヾU*^ェ^*Uゝ
進路はここから東へ!御殿場口新五合目へと向かい!冒険はまだまだ続きます!
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