先日のルークの精巣摘出手術が無事に終わって、
7月25日に抜糸と最終検査を予ねて訪れました。
それによりルークは、邪魔な首のカラーからやっと開放されてご満悦でした。
精巣を摘出したことによって、前立腺の肥大が治まったようで、
最近では元気に朝からジョジョ~~っと長いオシッコをしていましたw
あ~確かに前はこんな感じだったなぁ~と、アホな飼い主は今更気が付くのでした。
何か残尿感があるのか?終始マーキングのようなチョロチョロオシッコばかりし始めたら、皆さんも注意してみてあげてくださいヾU*・ェ・*Uゝ
そして今日は、摘出した精巣の検査結果が届いたというので、
再びジェナー動物病院へ訪れました。
今日は検査結果のみと言う事で、ルークは家でお留守番です。
飼い主のみやってきました。

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病理組織学的診断書 株式会社モノリス
オーナー:俺 様 ペット名:ルークちゃん 受付日:2010/7/16
動物種:犬 性別:♂ 報告日:2010/7/27
品種:ゴールデンレトリバー 年齢:8才 採取日:2010/7/12
避妊・去勢:今回
提出材料:精巣
【 診断 】 a)精細胞低形成
b)精細胞腫
【 見所 】
a)精巣の構造はよく保存され精細胞も見られ、精子生産もある程度は見られる。
部位によってはほとんど見られないところもあって、
一応低形成といえるであろう。
b)精巣内に被膜を有する大型塊状の腫瘍があり、
内部には精細胞由来の大型円形核、
多角形の腫瘍細胞が組合って密なシート状に並んでいる。
細胞異型のようにも見えるが、
精子の分化傾向が残っているのであろう。細胞腫瘍である。
悪性はない。【 付記 】
切除で問題ないでしょう。 診断獣医師 後藤 直彰
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診断の結果、腫瘍は悪性ではなく陰性で、
摘出で間違いないでしょうとの事だった。
それからその後の尿検査でも膀胱内に雑菌は見られなかった。
前立腺の肥大も治まり、ルークは尿も便も順調に気持ちよく用を足していたw
そしてX線およびエコー検査により、内臓心肺機能も非常に綺麗な状態で、
今後1~2年は何事も無く、のんびり安心して過ごせるでしょう~と、
お墨付きをいただいたのだヾU*・ェ・*Uゝ
私はその瞬間、安堵感で胸が一杯になり、感極まって涙する程でしたw
考えてみればルークも今月の28日で9歳になるのです。
4月の初診から検査に検査を重ねて、6月30日に思いも寄らない血尿、
予定を少し早めて7月12日精巣摘出、25日抜糸と再検査、
そして今日8月1日に腫瘍の診断結果と共に、全回のお墨付きをいただいたのです!
これからのルークは、老齢期の冒険を、
のんびりゆったり進めて行く事になりそうです。
みなさん!本当に有難う御座いました!ヾU*・ェ・*Uゝ