トラバース (宝永山山頂~御殿場ルート七合目)
10月8日 宝永山山頂 標高2693M AM6:28

富士山四大登山道全制覇を目指して、最後の御殿場ルートを攻略する為、
プリンスルートを通ってまずは宝永山山頂までやってきましたヾU*^ェ^*Uゝ
出だしは順調で、最初の難関と思われた宝永火口の蟻地獄のようなすり鉢も1時間ちょっとでクリアしました。
今日は天候にも恵まれ、富士山特有の突風も無く物凄く穏やかな登山となっています。
果たして、このまま順調に行けるのでしょうか?
ここからのコースです。 (地図は拝借)

現在居る場所が「宝永山」
富士宮口五合目の正規登山口は既にシーズン外という事で塞がれていたので、
右側にある宝永遊歩道の近くにある別の入口から、ピンクのルートを辿って登ってきました。
今度は宝永山山頂から「馬の背」~「下り六合」を経て、御殿場ルートの六合目へトラバース(横断)する事になります。

その前に水分補給と伝助の靴のチェックと履き替えを行います。
ここまで1時間43分、リュックに500mlの水を2本積んだ負担は蹴り足に掛かっているようで、
後ろ足の靴に穴が開いていたので履き替えます。
私のリュックには500mlの水が6本、それからお茶が一本入っています。
それから糖分を取る為のブドウ糖、そして今回新しい試みで水の消費を減らすのと喉の渇きを潤す為にガム、
そして伝助のオヤツのジャーキーを1パック入れてありますヾU*^ェ^*Uゝ

さ~準備は整った!行くぞ!!
実は、本当は昨日の10月7日は始めて富士山頂に登った記念日と、故リオさんの15回目の誕生日だったので、
本音は昨日登りたかったのですが・・・天候が悪く来週末も天候が思わしくないという事で今日の決行となったのでした。
でも、リオの誕生日にルークとリオの眠る「水ヶ塚公園」で、
一泊して一緒にいてやる事が出来たので良かったかなと思います。

今日の富士山は晴天だけど、麓には厚い雲が掛かり、ここから水ヶ塚公園は見えないけれど、
ルークとリオに手を振って先へ進む事にしました。

そこから見守っていておくれ
パパと伝助は!ルークとリオと出来なかった事を・・・ではなく!!
ルークとリオが居たからこそ出来る続きをやりに行く!!

ルークが始めて富士山へきたのが丁度今の伝助と同じくらいの頃・・・リオは3歳だった・・・何も知らんかったw

そう考えると既に3度目の登頂へ向かってる伝助は凄いな!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

さ~行くぞ馬の背!

見事な尾根が 綺麗に 長~く ず~と 続いています。

ここは天候の悪い日は、左右の斜面から吹き上げる突風で体が浮きそうなるんですよ!!

AM6:50 馬の背 分岐

宝永山山頂から歩いて10分ほどで馬の背の分岐に到着しました。
宝永火口から正規ルートで上がってくると本来は此処へ出ます。
道標が倒れています。ここの突風は凄まじいですから、看板がまともに立っていたところを一度も見た事がありませんw

今日は風が穏やかでラッキーだったな^^

さ~最後に振り返って宝永火口を見下ろして、御殿場ルートへ向かって横切るぞ!トラバース開始!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

図のようなルートで「大砂走り下山道」を横切ります。

スンスンスン♪スンスンスン♪

でんちゅけはまた得意顔で行ったり来たりを繰り返しますヾU*^ェ^*Uゝ

そしてこれが富士宮コースや御殿場コースで登頂した人達が下山に使う事が多い「大砂走り」の下山道、
私は靴の中に砂が沢山入って足が大変な事になるので好きではありませんがねヽU*´д`*Uノ
AM7:06 下り六合

馬の背から16分、大砂走りを通過、道標を確認し御殿場ルートへ向かいます。

下り六合の道標から大砂走りをちょっと上がって右へ折れる感じです。

事前の調べでは、ここは夜間の下山者が道を誤りやすいとの事でしたが、
日中なら遠くまで見渡せるので問題はありませんでした。

振り返るとこんな感じ、うむ!確かに宝永山は山である。U*・д・*Uy--~

やっぱり横歩きは良いよね~トラバース最高♪

麓の山中湖が見渡せました。

伝助は展望が大好きだよね!

岩肌が増えて矢印のペイントに従って歩いていくと・・・

AM7:24 御殿場ルート 六合目 合流

馬の背からトラバース(横断)する事34分、御殿場ルートの六合目へ合流しましたヾU*^ェ^*Uゝ
うん!この宝永山からの繋がりで横歩きするプロセスは非常に良いな!流石皇太子様のルートだ♪
古い案内や地図には、ここにも六合目山小屋があると記されていますが、
随分前に廃業になって建物は跡形も無く、今ではちょっと下に石垣だけが残っているようです。

よーし!あとは七合目まで追って前回の続きを登るぞ! つか、前回ここまでで良かったんじゃないか?(笑)

ここからは登りだ・・・御殿場ルートも足元は砂なので一歩一歩が非常に重い・・・

伝助は七合目までのジグザグを私よりも1段2段先へ登り、鼻の穴を広げて私を見下ろしていましたヽU*´д`*Uノ

そして私が追い付くと、また立ち上がってスタコラサッサと登って行きます。

お!あの巨石は見覚えがあるぞ!

確かあの巨石を越えると・・・

回り込んで・・・

登ると・・・

見えた!七合目だ!

やっと前回の続きに追いついた! 一足先に駆け上って景色を眺めている伝助君。

AM8:20 七合目 日の出館 標高3040M 到着

宝永山山頂からトラバースして登る事約2時間、スタートから3時間35分、御殿場ルート七合目へ到着しました。
六合目からちょっとペースが落ちましたが、私の実力なら~まずまずですね^^v
そういえば数日前に☆ ララの日々♪ ☆のララちゃんが、パパさんママさんの結婚記念日でここまで登ったそうです。
しかも!ララちゃんパパさんは驚くべき屈強なムキムキマンで!(想像)ヽU*´д`*Uノ
家より2時間も早く登ったのです!
よーし!家は一足先にこの続きをやりに行くぞ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
御殿場ルート 七合目 日の出館 標高3040M からの景色
前回6月10日に来た時には、どんどん天候が悪くなって霧の中に包まれてしまいましたが今日は見えます。
ここまで一人の登山者とも出会わず、振り返ってみても誰も登っている姿はありませんでした。
どうやら出だしが早かった私達が遥か先頭をリードしているようです。みんな富士宮ルートから登っているのかな?
そういえば御殿場ルートは4ルート中もっとも登山者の少ない不人気ルートだと言われてはいるのですが・・・
山小屋が少なくてもっとも自然の姿に近い富士山を満喫出来て良いルートだと思うんだけどな~・・・
このままトップを独走かな?えへへw でも・・・随分と暑くなってきたなぁ~・・・
- つづく -

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富士山四大登山道全制覇を目指して、最後の御殿場ルートを攻略する為、
プリンスルートを通ってまずは宝永山山頂までやってきましたヾU*^ェ^*Uゝ
出だしは順調で、最初の難関と思われた宝永火口の蟻地獄のようなすり鉢も1時間ちょっとでクリアしました。
今日は天候にも恵まれ、富士山特有の突風も無く物凄く穏やかな登山となっています。
果たして、このまま順調に行けるのでしょうか?
ここからのコースです。 (地図は拝借)

現在居る場所が「宝永山」
富士宮口五合目の正規登山口は既にシーズン外という事で塞がれていたので、
右側にある宝永遊歩道の近くにある別の入口から、ピンクのルートを辿って登ってきました。
今度は宝永山山頂から「馬の背」~「下り六合」を経て、御殿場ルートの六合目へトラバース(横断)する事になります。

その前に水分補給と伝助の靴のチェックと履き替えを行います。
ここまで1時間43分、リュックに500mlの水を2本積んだ負担は蹴り足に掛かっているようで、
後ろ足の靴に穴が開いていたので履き替えます。
私のリュックには500mlの水が6本、それからお茶が一本入っています。
それから糖分を取る為のブドウ糖、そして今回新しい試みで水の消費を減らすのと喉の渇きを潤す為にガム、
そして伝助のオヤツのジャーキーを1パック入れてありますヾU*^ェ^*Uゝ

さ~準備は整った!行くぞ!!
実は、本当は昨日の10月7日は始めて富士山頂に登った記念日と、故リオさんの15回目の誕生日だったので、
本音は昨日登りたかったのですが・・・天候が悪く来週末も天候が思わしくないという事で今日の決行となったのでした。
でも、リオの誕生日にルークとリオの眠る「水ヶ塚公園」で、
一泊して一緒にいてやる事が出来たので良かったかなと思います。

今日の富士山は晴天だけど、麓には厚い雲が掛かり、ここから水ヶ塚公園は見えないけれど、
ルークとリオに手を振って先へ進む事にしました。

そこから見守っていておくれ
パパと伝助は!ルークとリオと出来なかった事を・・・ではなく!!
ルークとリオが居たからこそ出来る続きをやりに行く!!

ルークが始めて富士山へきたのが丁度今の伝助と同じくらいの頃・・・リオは3歳だった・・・何も知らんかったw

そう考えると既に3度目の登頂へ向かってる伝助は凄いな!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

さ~行くぞ馬の背!

見事な尾根が 綺麗に 長~く ず~と 続いています。

ここは天候の悪い日は、左右の斜面から吹き上げる突風で体が浮きそうなるんですよ!!

AM6:50 馬の背 分岐

宝永山山頂から歩いて10分ほどで馬の背の分岐に到着しました。
宝永火口から正規ルートで上がってくると本来は此処へ出ます。
道標が倒れています。ここの突風は凄まじいですから、看板がまともに立っていたところを一度も見た事がありませんw

今日は風が穏やかでラッキーだったな^^

さ~最後に振り返って宝永火口を見下ろして、御殿場ルートへ向かって横切るぞ!トラバース開始!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

図のようなルートで「大砂走り下山道」を横切ります。

スンスンスン♪スンスンスン♪

でんちゅけはまた得意顔で行ったり来たりを繰り返しますヾU*^ェ^*Uゝ

そしてこれが富士宮コースや御殿場コースで登頂した人達が下山に使う事が多い「大砂走り」の下山道、
私は靴の中に砂が沢山入って足が大変な事になるので好きではありませんがねヽU*´д`*Uノ
AM7:06 下り六合

馬の背から16分、大砂走りを通過、道標を確認し御殿場ルートへ向かいます。

下り六合の道標から大砂走りをちょっと上がって右へ折れる感じです。

事前の調べでは、ここは夜間の下山者が道を誤りやすいとの事でしたが、
日中なら遠くまで見渡せるので問題はありませんでした。

振り返るとこんな感じ、うむ!確かに宝永山は山である。U*・д・*Uy--~

やっぱり横歩きは良いよね~トラバース最高♪

麓の山中湖が見渡せました。

伝助は展望が大好きだよね!

岩肌が増えて矢印のペイントに従って歩いていくと・・・

AM7:24 御殿場ルート 六合目 合流

馬の背からトラバース(横断)する事34分、御殿場ルートの六合目へ合流しましたヾU*^ェ^*Uゝ
うん!この宝永山からの繋がりで横歩きするプロセスは非常に良いな!流石皇太子様のルートだ♪
古い案内や地図には、ここにも六合目山小屋があると記されていますが、
随分前に廃業になって建物は跡形も無く、今ではちょっと下に石垣だけが残っているようです。

よーし!あとは七合目まで追って前回の続きを登るぞ! つか、前回ここまでで良かったんじゃないか?(笑)

ここからは登りだ・・・御殿場ルートも足元は砂なので一歩一歩が非常に重い・・・

伝助は七合目までのジグザグを私よりも1段2段先へ登り、鼻の穴を広げて私を見下ろしていましたヽU*´д`*Uノ

そして私が追い付くと、また立ち上がってスタコラサッサと登って行きます。

お!あの巨石は見覚えがあるぞ!

確かあの巨石を越えると・・・

回り込んで・・・

登ると・・・

見えた!七合目だ!

やっと前回の続きに追いついた! 一足先に駆け上って景色を眺めている伝助君。

AM8:20 七合目 日の出館 標高3040M 到着

宝永山山頂からトラバースして登る事約2時間、スタートから3時間35分、御殿場ルート七合目へ到着しました。
六合目からちょっとペースが落ちましたが、私の実力なら~まずまずですね^^v
そういえば数日前に☆ ララの日々♪ ☆のララちゃんが、パパさんママさんの結婚記念日でここまで登ったそうです。
しかも!ララちゃんパパさんは驚くべき屈強なムキムキマンで!(想像)ヽU*´д`*Uノ
家より2時間も早く登ったのです!
よーし!家は一足先にこの続きをやりに行くぞ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
御殿場ルート 七合目 日の出館 標高3040M からの景色
前回6月10日に来た時には、どんどん天候が悪くなって霧の中に包まれてしまいましたが今日は見えます。
ここまで一人の登山者とも出会わず、振り返ってみても誰も登っている姿はありませんでした。
どうやら出だしが早かった私達が遥か先頭をリードしているようです。みんな富士宮ルートから登っているのかな?
そういえば御殿場ルートは4ルート中もっとも登山者の少ない不人気ルートだと言われてはいるのですが・・・
山小屋が少なくてもっとも自然の姿に近い富士山を満喫出来て良いルートだと思うんだけどな~・・・
このままトップを独走かな?えへへw でも・・・随分と暑くなってきたなぁ~・・・
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Entry ⇒ 2017.10.13 | Category ⇒ プリンスルート | Comments (4) | Trackbacks (0)
プリンスルート (富士宮口五合目~宝永山山頂)
2017.10.8 宝永山 馬の背

薄暗いすり鉢のような砂の底から這い上がると、雲の海から朝日が昇っていました。
さ~前回の続きをしに行こう。富士山四大登山道最終決戦だ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

薄暗いすり鉢のような砂の底から這い上がると、雲の海から朝日が昇っていました。
さ~前回の続きをしに行こう。富士山四大登山道最終決戦だ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!
AM4:45 富士宮口五合目 標高2380M

前日の夜から水ヶ塚公園で一泊し午前3時起床!伝助のフードをふやかしながら五合目まで移動。
私も軽食を済ませ、全ての準備が整い「さーいくぞ!」となったのがこの時間でした。
辺りはまだまだ真っ暗闇、それでも3連休ともあって富士宮口五合目の駐車場は半分くらい埋まり賑わっていました。
本日のコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171010145547e4b.jpg)
富士山四大登山道の全制覇を達成するべく、最後の一本となった御殿場ルート、
しかしその距離があまりにも長いのでw2回に分ける事を考えました。
6月10日に前半戦と称して御殿場口五合目から七合目までを歩き、
その残りを今回は富士宮口五合目から宝永山~馬の背を経由し、再び御殿場ルートへ合流しようというものです。
プリンスルート (地図は拝借)

調べていく過程の中で、今日私と伝助が取ろうとしているコースが「第五のルート」と呼ばれている事が解りました。
それは2008年に皇太子徳仁親王陛下が富士登山をされた折にご利用になられたルートだというのです。
なぜ皇太子様がこのようなルートを取られたかというと、それは「いいとこ取り」が出来るからです。
つまり、スタートの富士宮口五合目は山頂までの高低差がもっとも少なく、
見所である「宝永火口」~「宝永山山頂」~「馬の背」~そしてもっとも山小屋の少ない自然に近い富士山を満喫しながら
砂の載った岩場の多い同ルートよりも歩き易く空いている御殿場ルートの六合目から上を利用出来るからなのです。
以来、これを「プリンスルート」と呼ぶそうです。
てことで、我が家のプリンス?伝助が真っ暗闇の中を向かって行ったわけです^^
AM5:02 新六合目 雲海壮 到着 標高2490M

登り始めて直ぐ、17分ほどで新六合目へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
まずは肩慣らしとでもいいましょうか、これから登る人、ここで御来光を待つ人、それなりに人がいました。
私たちの今日のテーマは「暗くなる前に帰る!」です。。。いままで一度もまともに下山できていない情け無い飼い主w
なので今日はヘッドランプを用意して!明るくなる前から登る!!にチャレンジしていますヽU*´д`*Uノ

六合目から宝永噴火口へ向かっては比較的なだらかな横歩きとなります。
薄っすらと足元も見えているし、ゴツゴツ岩とかではないので暗くても安心です。
AM5:18 宝永第一火口縁 到着

はい!横歩きだと早い飼い主ですw六合目から僅か16分で宝永第一火口縁へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ

暗くて見えないので先へ急ぎます。伝助もここは初めてでは無いので行き先が解っているようでした。

さ~ここからが今日最初の難所です。蟻地獄の様なすり鉢から這い上がらなくてはなりません!!
ここをいかに綺麗に華麗に無駄なく体力の消耗を少なくして登れるかがその後の登山へ大きく影響していきます。

そんな難所も伝助君には全く関係ないようで。。。
今日は大役です!でんちゅけリュックを背負い500mlの水を二本運んでいます!!

登るほどに少しずつ明るくなり、左手に宝永火口がぽっかりと見え始めました。

今日はパパ!過去の教訓から頭から足の先まで防寒セットで完璧です!!
凍えるほど寒いかな~と思われた富士山でしたが、気温は7度~8度と風も無く穏やかでした。

数年前、リオと伝助を連れて始めてここを登った時には、何時間も掛かったのに・・・今日は意外と良いペースです。
キツイと始めから覚悟が出来ているからだと思いますけど、あの時の苦労は無駄じゃなかったな!

しかし・・・100歩進んだら一息、なんてやっていましたが・・・段々80・・・60・・・と歩数が減っていく・・・・キツイw

「フウ」っと明るくなり始めた火口を振り返ります。

伝助君には余裕過ぎて・・・おっさんが遅い訳が理解できないでしょうね^^;

私が近付くと立ち上がり、またその分だけ登って行きます。

太陽は随分昇っているのかな?まだすり鉢の中でもがいているので検討もつきませんヽU*´д`*Uノ

空は近いようで・・・遠いような・・・遠いようで・・・近いような・・・

通常なら一旦「馬の背」へ出る道なのですが、途中に宝永山へ直で続く「新道」が作ってありました。

おお!ラッキー♪行って戻る手間が省ける!地図にはまだ載っていない道です。5分~10分は短縮できるぞ!

さ~薄暗いすり鉢の底から這い上がり・・・

私と伝助は今日始めて日の光を浴びた。宝永山馬の背から雲の海から登る御来光を見ましたヾU*^ェ^*Uゝ
すごーい!以前登った時には辛すぎて2時間以上も掛かったのにぃぃーー!!今日は1時間ちょっとで登れました!!

うおおお!押し寄せてきそうな雲の海♪さ~宝永山山頂へ向かうぞヾU*・ェ・*Uゝ



AM6:28 宝永山山頂 標高2693M 到着

宝永第一火口縁からすり鉢を這い上がる事1時間10分、スタートから1時間43分、
まずは第一の難関を乗り越えて、非常にベストな形で「宝永山山頂」へ到着しましたヾU*・ェ・*Uゝ
まるで雲に浮かぶ小島に乗っているようですヾU*^ェ^*Uゝ
一泊した水ヶ塚公園辺りは道路もビチャビチャで時折小雨も降っていましたから、雲の下は雨だったりするんでしょうね、
今日は突風も無く雲の上は穏やかで、完全な防寒の私には丁度良い気候で最高の登山日和となりました!!
宝永山山頂からの景色
さ~ここまで順調♪順調♪天気は最高!装備は完璧!プリンスルート最高!!
ちょっと休息をして、ここから馬の背を渡り砂走りをトラバース(横断)して御殿場ルートへ合流するぞ!!
- つづく -

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前日の夜から水ヶ塚公園で一泊し午前3時起床!伝助のフードをふやかしながら五合目まで移動。
私も軽食を済ませ、全ての準備が整い「さーいくぞ!」となったのがこの時間でした。
辺りはまだまだ真っ暗闇、それでも3連休ともあって富士宮口五合目の駐車場は半分くらい埋まり賑わっていました。
本日のコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171010145547e4b.jpg)
富士山四大登山道の全制覇を達成するべく、最後の一本となった御殿場ルート、
しかしその距離があまりにも長いのでw2回に分ける事を考えました。
6月10日に前半戦と称して御殿場口五合目から七合目までを歩き、
その残りを今回は富士宮口五合目から宝永山~馬の背を経由し、再び御殿場ルートへ合流しようというものです。
プリンスルート (地図は拝借)

調べていく過程の中で、今日私と伝助が取ろうとしているコースが「第五のルート」と呼ばれている事が解りました。
それは2008年に皇太子徳仁親王陛下が富士登山をされた折にご利用になられたルートだというのです。
なぜ皇太子様がこのようなルートを取られたかというと、それは「いいとこ取り」が出来るからです。
つまり、スタートの富士宮口五合目は山頂までの高低差がもっとも少なく、
見所である「宝永火口」~「宝永山山頂」~「馬の背」~そしてもっとも山小屋の少ない自然に近い富士山を満喫しながら
砂の載った岩場の多い同ルートよりも歩き易く空いている御殿場ルートの六合目から上を利用出来るからなのです。
以来、これを「プリンスルート」と呼ぶそうです。
てことで、我が家のプリンス?伝助が真っ暗闇の中を向かって行ったわけです^^
AM5:02 新六合目 雲海壮 到着 標高2490M

登り始めて直ぐ、17分ほどで新六合目へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ
まずは肩慣らしとでもいいましょうか、これから登る人、ここで御来光を待つ人、それなりに人がいました。
私たちの今日のテーマは「暗くなる前に帰る!」です。。。いままで一度もまともに下山できていない情け無い飼い主w
なので今日はヘッドランプを用意して!明るくなる前から登る!!にチャレンジしていますヽU*´д`*Uノ

六合目から宝永噴火口へ向かっては比較的なだらかな横歩きとなります。
薄っすらと足元も見えているし、ゴツゴツ岩とかではないので暗くても安心です。
AM5:18 宝永第一火口縁 到着

はい!横歩きだと早い飼い主ですw六合目から僅か16分で宝永第一火口縁へ到着しましたヾU*^ェ^*Uゝ

暗くて見えないので先へ急ぎます。伝助もここは初めてでは無いので行き先が解っているようでした。

さ~ここからが今日最初の難所です。蟻地獄の様なすり鉢から這い上がらなくてはなりません!!
ここをいかに綺麗に華麗に無駄なく体力の消耗を少なくして登れるかがその後の登山へ大きく影響していきます。

そんな難所も伝助君には全く関係ないようで。。。
今日は大役です!でんちゅけリュックを背負い500mlの水を二本運んでいます!!

登るほどに少しずつ明るくなり、左手に宝永火口がぽっかりと見え始めました。

今日はパパ!過去の教訓から頭から足の先まで防寒セットで完璧です!!
凍えるほど寒いかな~と思われた富士山でしたが、気温は7度~8度と風も無く穏やかでした。

数年前、リオと伝助を連れて始めてここを登った時には、何時間も掛かったのに・・・今日は意外と良いペースです。
キツイと始めから覚悟が出来ているからだと思いますけど、あの時の苦労は無駄じゃなかったな!

しかし・・・100歩進んだら一息、なんてやっていましたが・・・段々80・・・60・・・と歩数が減っていく・・・・キツイw

「フウ」っと明るくなり始めた火口を振り返ります。

伝助君には余裕過ぎて・・・おっさんが遅い訳が理解できないでしょうね^^;

私が近付くと立ち上がり、またその分だけ登って行きます。

太陽は随分昇っているのかな?まだすり鉢の中でもがいているので検討もつきませんヽU*´д`*Uノ

空は近いようで・・・遠いような・・・遠いようで・・・近いような・・・

通常なら一旦「馬の背」へ出る道なのですが、途中に宝永山へ直で続く「新道」が作ってありました。

おお!ラッキー♪行って戻る手間が省ける!地図にはまだ載っていない道です。5分~10分は短縮できるぞ!

さ~薄暗いすり鉢の底から這い上がり・・・

私と伝助は今日始めて日の光を浴びた。宝永山馬の背から雲の海から登る御来光を見ましたヾU*^ェ^*Uゝ
すごーい!以前登った時には辛すぎて2時間以上も掛かったのにぃぃーー!!今日は1時間ちょっとで登れました!!

うおおお!押し寄せてきそうな雲の海♪さ~宝永山山頂へ向かうぞヾU*・ェ・*Uゝ



AM6:28 宝永山山頂 標高2693M 到着

宝永第一火口縁からすり鉢を這い上がる事1時間10分、スタートから1時間43分、
まずは第一の難関を乗り越えて、非常にベストな形で「宝永山山頂」へ到着しましたヾU*・ェ・*Uゝ
まるで雲に浮かぶ小島に乗っているようですヾU*^ェ^*Uゝ
一泊した水ヶ塚公園辺りは道路もビチャビチャで時折小雨も降っていましたから、雲の下は雨だったりするんでしょうね、
今日は突風も無く雲の上は穏やかで、完全な防寒の私には丁度良い気候で最高の登山日和となりました!!
宝永山山頂からの景色
さ~ここまで順調♪順調♪天気は最高!装備は完璧!プリンスルート最高!!
ちょっと休息をして、ここから馬の背を渡り砂走りをトラバース(横断)して御殿場ルートへ合流するぞ!!
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