牛歩 (御殿場ルート七合九勺~富士山頂)
10月8日 七合九勺 赤岩八合館 標高3300M AM10:07

天気が良ければ最高の登山!になるはずだった御殿場ルートの攻略戦!
しかし、例年を上回る温暖な週末となったこの日に、完璧な防寒装備で挑んだ飼い主は汗だくになったヽU*´д`*Uノ
空はカンカン照りの焼け付く太陽、日を浴びた防寒服は熱を持って着てはいられない・・・
しかしここは標高3300Mの富士山、気温は脱げば寒いくらい冷たい風が吹く・・・
暑いのか!?寒いのか!?ワケが解らず、ただ容赦なく登るほど近く熱い太陽が頭上を照らし続けていました。

天気が良ければ最高の登山!になるはずだった御殿場ルートの攻略戦!
しかし、例年を上回る温暖な週末となったこの日に、完璧な防寒装備で挑んだ飼い主は汗だくになったヽU*´д`*Uノ
空はカンカン照りの焼け付く太陽、日を浴びた防寒服は熱を持って着てはいられない・・・
しかしここは標高3300Mの富士山、気温は脱げば寒いくらい冷たい風が吹く・・・
暑いのか!?寒いのか!?ワケが解らず、ただ容赦なく登るほど近く熱い太陽が頭上を照らし続けていました。
ここからのコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20171014192117423.jpg)
富士宮口五合目からプリンスルートを経由して、
宝永第一火口~宝永山~馬の背~下り六合~御殿場ルート六合目~七合目~と七合目九勺までやってきました。
地図だけ見ると、もうほとんど登ったような気になってしまいますが・・・よーく見て見ましょう@@!
最短で登れるという隣の富士宮ルートの八合目(標高3250M)と大差の無い位置なのです。。。
五合目から登る富士山は、八合目で半分と言われています。。。
それは、富士山は八合目辺りから反り上がって上りが更に急になるからなのです。。。そうです。。。まだ半分なのです。

伝助の靴をフルセット新品に履き替えさせて、
御殿場ルート最後の山小屋「赤岩八合館」の後ろから空へと続くような階段を登っていきます。

大きく深呼吸しても何故か足りない・・・そうです。空気も随分薄くなってきましたヽU*´д`*Uノ
本来、自分の実力では八合目辺りがやっとの私・・・そうです!私は富士山八合目の男なのです(笑)

でんちゅけ君は疲れないのだろうかσU*´д`*U?

いよいよ登る時間よりも立ち止まる時間の増える飼い主を、後から登ってくる登山者が次々と追い抜いていきます。

伝助もこんな遅い奴のペースに合わせて、登ったり下りたり待ったりを繰り返していたら、さぞ疲れることだろう・・・

私が追いつくと登り、

遅すぎると気にして戻ってきてはまた登り、

また私が来るまで待っている。を繰り返していましたヽU*´д`*Uノ

AM11:11 旧見晴館 (八合目) 標高3400M 到着
先の山小屋から標高で100M登って、現在は廃業している崩壊した山小屋「旧見晴館」標高3400Mへ到着しました。

長く人の手の入っていない山小屋は、後ろから落石で押されて積み重なる重みに潰されて崩壊しています。

標高で僅か100M登るのに・・・1時間も掛かっている。。。まだ300M以上ある。。。気が遠くなる。。。

長田尾根登山路建設記念碑

その崩壊した山小屋の直ぐ裏手に立派な石碑が立っていました。
強力として活躍した後、気象庁の職員となった長田輝雄さん。富士山をもっとも知り尽くしているといっていいベテランだったが、冬季登山中の御殿場口7合目付近で突風に煽られ、頭から岩に激突して即死してしまった。享年59歳。長田さんの死後、全国の気象庁職員から募金がよせられ、8合目の尾根から頂上に向かって幅1m、長さ1,100mの尾根伝いの登山道が開かれ、風から身を守る鉄柵が設けられたそうです。この登山道は「長田尾根」と呼ばれています。
冬は雪と氷に覆われ、表面には数センチしか出ていません。冬季富士山登山の際、突風が吹くと、測候所職員や強力達はこの数センチしか出ていない鉄柵にしがみ付き風が止むのを待ったそうです。
![dsc00707[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010378cc.jpg)
![dsc00708[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010386ce.jpg)
以前はこんな鉄柵がずっと続いていて、2008年「迷いが生じる」との事で撤去されたらしいです。
今は遠隔操作の気象観測も、昔は命懸けだったのですね~富士山レポート長田尾根より
知らなければ「これなんだろ?」で通り過ぎて終わってしまいますが、知るとそれがそこに在る意味に重みが出ます。
この時は知りませんがヽU*´д`*Uノ

さ~登っても登っても近付かない登山の始まりです。

伝助が何処に居るか解りますか?真ん中辺で点ほど小さくなっていますw

そして、私があまりにも遅いので戻ってきますヽU*´д`*Uノ

伝助には私が遅いのが不思議なんだろうな~「こんなに楽しいのに♪」って顔して見ていますw

ジグザグジグザグが永遠と続いていきます。

間に何も建物が無いだけに、そこに頂上が見えているのに・・・全然近づいてこない;;

今度は、物凄く歩幅の小さい杖を突いたご老人に抜かされました∑⊂*゜д゜*⊃!!
あまりにゆっくりと歩いていたので、私は「そんなんで良く登れるな~」と笑いそうになったのですがw
可笑しいのは自分ですw私はそんなご老人にも抜かされて追い付けないほど遅いのですから(爆)

いよいよ具合も悪くなってきました。
カンカンと照り付ける太陽に、首から後頭部から頭もジリジリと焼かれ、顔もヒリヒリと痛くなって頭痛もしてきました。

足元もゴロゴロ岩が増えて歩き難い・・・足が前へ進まない・・・
今では10歩どころか4・5歩進むのもやっと・・・まるで牛歩です。。。(笑)

日差しで焼ける。。。でも暑すぎてフードは被れない・・・防寒服は熱を持って汗がどんどん出てくる。。。だけど寒い。。。
まるで風邪を引いて布団に包まって汗を搔いているのに寒くて震えているみたい・・・これが高山病か!?

物凄い岩だな@@!私はフラフラしながら牛歩を重ねて登って行く・・・
胃液が上がってきて溝が痛くなって吐きそうだ。。。それを水を飲んで奥へ流し込む、
それを繰り返して水もどんどん減っていった。。。

そうなると人間弱いもので、逃げる言い訳を探したがる。。。逃げる?何処へ?w
「パパちょっとコンビニへ行ってくる~~」というワケにはいかないヽU*´д`*Uノ
皇太子様は本当にこんなところを登ったのだろうか!?お付の人もさぞかし大変だったろうに・・・
家のプリンス=伝助 お付の人=飼い主(笑) なんと頼りないお付の飼い主だろうか・・・

いよいよ下山者も増えてきた。
富士宮ルートから登頂した人達が、御殿場ルートを下山道に使う人が多いのでぞろぞろと降り始めてきていた。
伝助を呼び戻す声を出すほどの気力も無く、まして直ぐに追い付く事も出来ないで戸惑っていると・・・
伝助は人が来ると避けたり伏せたり、はたまた可愛がってくれる人、寄って来る人には愛想を振り撒き上手くやっていたw

流石伝助!「あれお宅の犬?」「可愛いね~」「良い子だね~」と誰一人悪く言う事も無く皆が褒めてくれた。
御殿場ルートは他のルートと違って、近くに迂回出来るようなブル坂などが無いので混んでも反れる事が出来なかった。

山頂までもう少しのところで休憩をした時に、私が背負ってきたお茶1本と水6本が無くなった。。。
伝助は器に注いでも喉を潤すほどしか水を飲まないので、ほとんど私が飲んでしまった事になる。。。
ここで伝助の靴を履き替えさせ、背負っていたリュックと水を回収する事にして服を着せた。
よかった!伝助がここまで水を運んでくれたお陰でまだ2本ある!「ここまで重かったろう~ご苦労さん」

さ~もう一分張りだ!挫けそうな心を抑えて、どう考えても戻るより登った方が早いと自分に言い聞かせ登った。

山頂直前は岩が反り上がっていて、何時落ちるんじゃないかとハラハラした∑⊂*゜д゜*⊃!!
当然そこいらに転がっている岩は上から崩れて落ちてきたものである。

しかし、伝助に水を持たせて「八合目辺りまで行ったら私のリュックも随分軽くなるだろうから、そしたら積み替えてやる」
なんて言っていたんだからwなんとも頼りない飼い主であるヽU*´д`*Uノ

でも助かった~伝助リュックが無かったら!またしても水を切らしてもっと悲惨な目に遭う所でしたヽU*´д`*Uノ
晴天の完全装備でここまで体調を崩すとは・・・やっぱり富士山は舐めてはいけませんね!楽なルートなんて無い!
鳥居が見えてきた!あそこが御殿場ルートの天辺だろうか!?

先に鳥居まで登り、なんだか賑やかに「あ!さっきの犬だ!」「登ってきた!」「パチパチ」などとw
小さな歓迎を受けていたいた伝助が、また私を気にして戻ってきました^^;

PM13:42 御殿場ルート 富士山登頂

七合九勺「赤岩八合館」から3時間34分(通常の目安は95分)
スタートから約8時間57分(通常の目安は6時間) ほぼ9時間も掛けて登頂しましたヽU*´д`*Uノあららw
何が1時くらいには~上手く行けば12時台も!?だよ(笑)
結局今回もコテンパンのギリギリのフラフラのヨロヨロのやっとの登頂じゃないかよU*`д´*Uノ”ぷんぷん!
カッコ良くいかないな~ヽU*´д`*Uノ 本当は・・・
「流石に3度目ともなると、装備もペース配分もなれたもので、今更登頂も大騒ぎするほどではなかった!(ニカッ)」
で〆たかったのにぃぃーーー;;

それでも私と伝助は!初めての登頂から4年!富士山四大登山道制覇と三度目の登頂を果たした!!
- つづく -

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富士宮口五合目からプリンスルートを経由して、
宝永第一火口~宝永山~馬の背~下り六合~御殿場ルート六合目~七合目~と七合目九勺までやってきました。
地図だけ見ると、もうほとんど登ったような気になってしまいますが・・・よーく見て見ましょう@@!
最短で登れるという隣の富士宮ルートの八合目(標高3250M)と大差の無い位置なのです。。。
五合目から登る富士山は、八合目で半分と言われています。。。
それは、富士山は八合目辺りから反り上がって上りが更に急になるからなのです。。。そうです。。。まだ半分なのです。

伝助の靴をフルセット新品に履き替えさせて、
御殿場ルート最後の山小屋「赤岩八合館」の後ろから空へと続くような階段を登っていきます。

大きく深呼吸しても何故か足りない・・・そうです。空気も随分薄くなってきましたヽU*´д`*Uノ
本来、自分の実力では八合目辺りがやっとの私・・・そうです!私は富士山八合目の男なのです(笑)

でんちゅけ君は疲れないのだろうかσU*´д`*U?

いよいよ登る時間よりも立ち止まる時間の増える飼い主を、後から登ってくる登山者が次々と追い抜いていきます。

伝助もこんな遅い奴のペースに合わせて、登ったり下りたり待ったりを繰り返していたら、さぞ疲れることだろう・・・

私が追いつくと登り、

遅すぎると気にして戻ってきてはまた登り、

また私が来るまで待っている。を繰り返していましたヽU*´д`*Uノ

AM11:11 旧見晴館 (八合目) 標高3400M 到着
先の山小屋から標高で100M登って、現在は廃業している崩壊した山小屋「旧見晴館」標高3400Mへ到着しました。

長く人の手の入っていない山小屋は、後ろから落石で押されて積み重なる重みに潰されて崩壊しています。

標高で僅か100M登るのに・・・1時間も掛かっている。。。まだ300M以上ある。。。気が遠くなる。。。

長田尾根登山路建設記念碑

その崩壊した山小屋の直ぐ裏手に立派な石碑が立っていました。
強力として活躍した後、気象庁の職員となった長田輝雄さん。富士山をもっとも知り尽くしているといっていいベテランだったが、冬季登山中の御殿場口7合目付近で突風に煽られ、頭から岩に激突して即死してしまった。享年59歳。長田さんの死後、全国の気象庁職員から募金がよせられ、8合目の尾根から頂上に向かって幅1m、長さ1,100mの尾根伝いの登山道が開かれ、風から身を守る鉄柵が設けられたそうです。この登山道は「長田尾根」と呼ばれています。
冬は雪と氷に覆われ、表面には数センチしか出ていません。冬季富士山登山の際、突風が吹くと、測候所職員や強力達はこの数センチしか出ていない鉄柵にしがみ付き風が止むのを待ったそうです。
![dsc00707[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010378cc.jpg)
![dsc00708[1]](https://blog-imgs-116-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/201710142010386ce.jpg)
以前はこんな鉄柵がずっと続いていて、2008年「迷いが生じる」との事で撤去されたらしいです。
今は遠隔操作の気象観測も、昔は命懸けだったのですね~富士山レポート長田尾根より
知らなければ「これなんだろ?」で通り過ぎて終わってしまいますが、知るとそれがそこに在る意味に重みが出ます。
この時は知りませんがヽU*´д`*Uノ

さ~登っても登っても近付かない登山の始まりです。

伝助が何処に居るか解りますか?真ん中辺で点ほど小さくなっていますw

そして、私があまりにも遅いので戻ってきますヽU*´д`*Uノ

伝助には私が遅いのが不思議なんだろうな~「こんなに楽しいのに♪」って顔して見ていますw

ジグザグジグザグが永遠と続いていきます。

間に何も建物が無いだけに、そこに頂上が見えているのに・・・全然近づいてこない;;

今度は、物凄く歩幅の小さい杖を突いたご老人に抜かされました∑⊂*゜д゜*⊃!!
あまりにゆっくりと歩いていたので、私は「そんなんで良く登れるな~」と笑いそうになったのですがw
可笑しいのは自分ですw私はそんなご老人にも抜かされて追い付けないほど遅いのですから(爆)

いよいよ具合も悪くなってきました。
カンカンと照り付ける太陽に、首から後頭部から頭もジリジリと焼かれ、顔もヒリヒリと痛くなって頭痛もしてきました。

足元もゴロゴロ岩が増えて歩き難い・・・足が前へ進まない・・・
今では10歩どころか4・5歩進むのもやっと・・・まるで牛歩です。。。(笑)

日差しで焼ける。。。でも暑すぎてフードは被れない・・・防寒服は熱を持って汗がどんどん出てくる。。。だけど寒い。。。
まるで風邪を引いて布団に包まって汗を搔いているのに寒くて震えているみたい・・・これが高山病か!?

物凄い岩だな@@!私はフラフラしながら牛歩を重ねて登って行く・・・
胃液が上がってきて溝が痛くなって吐きそうだ。。。それを水を飲んで奥へ流し込む、
それを繰り返して水もどんどん減っていった。。。

そうなると人間弱いもので、逃げる言い訳を探したがる。。。逃げる?何処へ?w
「パパちょっとコンビニへ行ってくる~~」というワケにはいかないヽU*´д`*Uノ
皇太子様は本当にこんなところを登ったのだろうか!?お付の人もさぞかし大変だったろうに・・・
家のプリンス=伝助 お付の人=飼い主(笑) なんと頼りないお付の飼い主だろうか・・・

いよいよ下山者も増えてきた。
富士宮ルートから登頂した人達が、御殿場ルートを下山道に使う人が多いのでぞろぞろと降り始めてきていた。
伝助を呼び戻す声を出すほどの気力も無く、まして直ぐに追い付く事も出来ないで戸惑っていると・・・
伝助は人が来ると避けたり伏せたり、はたまた可愛がってくれる人、寄って来る人には愛想を振り撒き上手くやっていたw

流石伝助!「あれお宅の犬?」「可愛いね~」「良い子だね~」と誰一人悪く言う事も無く皆が褒めてくれた。
御殿場ルートは他のルートと違って、近くに迂回出来るようなブル坂などが無いので混んでも反れる事が出来なかった。

山頂までもう少しのところで休憩をした時に、私が背負ってきたお茶1本と水6本が無くなった。。。
伝助は器に注いでも喉を潤すほどしか水を飲まないので、ほとんど私が飲んでしまった事になる。。。
ここで伝助の靴を履き替えさせ、背負っていたリュックと水を回収する事にして服を着せた。
よかった!伝助がここまで水を運んでくれたお陰でまだ2本ある!「ここまで重かったろう~ご苦労さん」

さ~もう一分張りだ!挫けそうな心を抑えて、どう考えても戻るより登った方が早いと自分に言い聞かせ登った。

山頂直前は岩が反り上がっていて、何時落ちるんじゃないかとハラハラした∑⊂*゜д゜*⊃!!
当然そこいらに転がっている岩は上から崩れて落ちてきたものである。

しかし、伝助に水を持たせて「八合目辺りまで行ったら私のリュックも随分軽くなるだろうから、そしたら積み替えてやる」
なんて言っていたんだからwなんとも頼りない飼い主であるヽU*´д`*Uノ

でも助かった~伝助リュックが無かったら!またしても水を切らしてもっと悲惨な目に遭う所でしたヽU*´д`*Uノ
晴天の完全装備でここまで体調を崩すとは・・・やっぱり富士山は舐めてはいけませんね!楽なルートなんて無い!
鳥居が見えてきた!あそこが御殿場ルートの天辺だろうか!?

先に鳥居まで登り、なんだか賑やかに「あ!さっきの犬だ!」「登ってきた!」「パチパチ」などとw
小さな歓迎を受けていたいた伝助が、また私を気にして戻ってきました^^;

PM13:42 御殿場ルート 富士山登頂

七合九勺「赤岩八合館」から3時間34分(通常の目安は95分)
スタートから約8時間57分(通常の目安は6時間) ほぼ9時間も掛けて登頂しましたヽU*´д`*Uノあららw
何が1時くらいには~上手く行けば12時台も!?だよ(笑)
結局今回もコテンパンのギリギリのフラフラのヨロヨロのやっとの登頂じゃないかよU*`д´*Uノ”ぷんぷん!
カッコ良くいかないな~ヽU*´д`*Uノ 本当は・・・
「流石に3度目ともなると、装備もペース配分もなれたもので、今更登頂も大騒ぎするほどではなかった!(ニカッ)」
で〆たかったのにぃぃーーー;;

それでも私と伝助は!初めての登頂から4年!富士山四大登山道制覇と三度目の登頂を果たした!!
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Entry ⇒ 2017.10.15 | Category ⇒ 御殿場ルート | Comments (2) | Trackbacks (0)
誤算 (御殿場ルート七合目~七合九勺)
10月8日 御殿場ルート七合目 標高3040M AM8:20

御殿場ルート攻略を目指して6月10日の続きを追って、プリンスルート経由で七合目の日の出館までやってきました。
相変わらず麓は厚い雲で覆われていましたが、そこから上のこちらは雲一つ無い快晴で絶好の登山日和でした。

御殿場ルート攻略を目指して6月10日の続きを追って、プリンスルート経由で七合目の日の出館までやってきました。
相変わらず麓は厚い雲で覆われていましたが、そこから上のこちらは雲一つ無い快晴で絶好の登山日和でした。
ここからのコースです。

この単調な地図だけ見ると、もう随分登った気になるのですが。。。
健康な登山者が普通に登ると6時間程度で登れると記載されていますが、私はここまで3時間35分掛かっています。
うちの実力で考えて2時間ほど上乗せをして、私は8時間前後で登れるものと計算していました。
1時くらいに登頂できれば・・・いあいあ!上手く行けば12時台には登頂出来ちゃうかもしれないぞ!ヾU*^ェ^*Uゝ
なんて理想を掲げ登って行きます・・・果たして?

七合目の休憩で、水分補給と伝助の靴をフルセット履き替えて先へ歩き出します。

前回の前半戦では、七合目から上はまだ雪が沢山積もっていて、ここで断念して引き揚げたのでした。

ここからしばらくはなだらかな登りで、横歩きに近い登山道と山小屋が続きます。

AM8:45 わらじ館 標高3100M
日の出館から歩いて10分ほど、標高で60M横歩きで登って「わらじ館」通過。もちろん閉まってます。
下からガスがジワジワ上がってきて宝永山は霧に飲み込まれそうな勢いでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
えーーー!!折角の晴天がーーー!!また霧に飲み込まれてしまうのかーーー!?ヽU*´д`*Uノ
ガスがこれ以上上がってこない事を願いつつ先を急ぎます。

次の山小屋は直ぐそこに見えていますヾU*^ェ^*Uゝ

伝助君はあたかも自分が先導しているかのように常に先へ先へと登って行きます。
ルークもそうだったけど、リオはさんは私の足元で行ったり来たりを繰り返す感じであまり放れる事はなかったのですが、
やっぱり男の子はこうなんですね!

AM8:55 砂走館 標高3120M
七合目から連なる3つの山小屋の中で一番大きな「砂走館」を通過。今日ここで始めて登山者さんと出会いました。
何処から現れたのか!?ちょっとビックリしたのですが^^;あっという間に私と伝助を追い抜いていきましたw
ここは富士山マラソンの給水所にも使われているそうで、広くベンチも多く用意してありました。
更に下からガスが迫ってきています!このまま飲み込まれてしまうのでしょうか!?

なだらかな横歩きもどうやらここまでのようです。

見上げるとこんな感じ、どうやらここからが登りの本番のようです∑⊂*゜д゜*⊃!!

断崖絶壁が見えます。丁度宝永火口の一番上の部分にあたります。あれが崩れて火口に転がり落ちているのですね!

岩肌にジグザグに、それでいて真っ直ぐ上へと登山道が伸びています。伝助は遥か彼方w

この辺はゴツゴツ岩が多いです。

空と

岩と

雲しかない世界・・・

建物が二つ見えています。あれが次の山小屋「七合九尺」なのかな?




時折霧に飲み込まれるようになりました。

大きな石垣の上から伝助が顔を覗かせています。

建物はありませんが、昔は何か建っていたのでしょう。

でんちゅけは疲れないのでしょうか?私はどんどんペースが落ちて立ち止まる事が増えるばかりヽU*´д`*Uノ

そして私が追いつくと登ってゆく

あっ!というまに二段三段先を行く・・・

AM9:40 気象観測所

下から見えた建物のうち、最初に辿り着いた建物は山小屋ではなく「気象観測所」との事でした。
昔は有人捜査で人が居たらしいですが、現代では無人になり遠隔操作で動いているそうです。

誤算・・・

時刻も10時近くになり、日もどんどん高くなり、真上から近くなる太陽が容赦なく照り付けていました。
私は過去の経験から、防寒対策を万全にしてきていたのですが・・・それが大変な事になった∑⊂*゜д゜*⊃!!

御殿場ルートは東南向きのコースで、朝の早い時間から永遠と太陽が照り付けているのです。
そして、登れば登るほど近くなる太陽が防寒の上から私の背を照りつけ物凄い高温になり始めたのです!

私は汗グッショリになって、耳まで覆うフードも被っていられなくなり、防寒ジャンバーと一緒に脱ぎました。
しかし!暑いのは照りつける日差しだけで、空気は寒いくらいに冷たいのです!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

日陰になるような岩も無く、寒さの中で照り付ける太陽にジリジリと焼かれる可笑しな状況になってきました。

おまけに物凄い乾燥した空気で喉の渇きを誘います。。。
私は水の消費をなるべく避けるべく、ガムを噛んだりして極力水を控えていました。
しかし・・・靴下も上着もズボンもヒートテックで・・・汗だくで・・・体からどんどん水気を奪っていきました。。。

伝助は大丈夫なのだろうか???
フードは暑いから被れない・・・被らないから灼熱の太陽が頭と後頭部を容赦なく焼き付ける。。。
顔もピリピリするほど照り返しで焼き付けられる。。。空気は乾いているので喉が渇く。。。
飲んだ分だけ熱で汗をかく。。。でも脱ぐと寒さであっという間に汗と体温を奪っていく。。。
でも日差しは焼けるほど暑いんだ。。。あ~もうワケ解らなくなってきたぞーー!!なんだかフラフラしてきたし・・・

そんな中、今日最初の下山者さんとすれ違いました。
親子で富士宮から登って御殿場ルートでプリンスルートを下って戻るそうです。
そっか~やっぱりみんな富士宮ルートから登っているんだ~しかしもう登って下山だなんてヽU*´д`*Uノ早いw
お二人は下山しながら私と伝助の様子を見ていたらしく、
私が立ち止まっている間に登ったり下りたりを繰り返す伝助を見て「凄いな~人には出来ない事だ」と驚かれていました。

人と話したお陰で少し気がまぎれました。なんとか気持ちを繋いで登って行きます。

とにかく日陰に入りたい!
AM10:07 七合九勺 赤岩八合館 標高3300M 到着

七合目から1時間48分、灼熱の日差しと暑さと寒さと渇きでワケが解らなくなり、異常なほどスタミナを削られてw
物凄く時間が掛かったけれど、七合九勺「赤岩八合館」標高3300Mへ到着しました。ヽU*´д`*Uノ
スタートから既に5時間23分が過ぎていました。。。だ、大丈夫さ!きっとお昼過ぎには山頂へいけるさ^^;
七合九勺 赤岩八合館 標高3300M からの景色
御殿場ルートの最上にあたる「赤岩八合館」、表記は七合九勺ですが、
この上の八合目にあった山小屋は現在は廃業している為、実質ここが現在の八合目にあたるようです。
隣の富士宮ルートの八合目の山小屋と500Mほどのバイパスで繋がっており、
シーズンの混雑時には、宿泊先を求めて登山者が往来するそうです。

結局日差しは南の真上から照りつけていて、建物は斜面を背にしているので後ろへ隠れるスペースは無く;;
私が隠れられるほどの日陰も無いので(伝助は入るけどw)少し休んだ後、靴を履き替えさせて登る事にしました。
後から知ったのですが、この週末の連休から例年以上の温暖な陽気になっていたのです。。。
まさか完璧のつもりの防寒がこれほどの仇となるとは・・・とんでもない誤算でしたヽU*´д`*Uノ
- つづく -

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この単調な地図だけ見ると、もう随分登った気になるのですが。。。
健康な登山者が普通に登ると6時間程度で登れると記載されていますが、私はここまで3時間35分掛かっています。
うちの実力で考えて2時間ほど上乗せをして、私は8時間前後で登れるものと計算していました。
1時くらいに登頂できれば・・・いあいあ!上手く行けば12時台には登頂出来ちゃうかもしれないぞ!ヾU*^ェ^*Uゝ
なんて理想を掲げ登って行きます・・・果たして?

七合目の休憩で、水分補給と伝助の靴をフルセット履き替えて先へ歩き出します。

前回の前半戦では、七合目から上はまだ雪が沢山積もっていて、ここで断念して引き揚げたのでした。

ここからしばらくはなだらかな登りで、横歩きに近い登山道と山小屋が続きます。

AM8:45 わらじ館 標高3100M
日の出館から歩いて10分ほど、標高で60M横歩きで登って「わらじ館」通過。もちろん閉まってます。
下からガスがジワジワ上がってきて宝永山は霧に飲み込まれそうな勢いでした∑⊂*゜д゜*⊃!!
えーーー!!折角の晴天がーーー!!また霧に飲み込まれてしまうのかーーー!?ヽU*´д`*Uノ
ガスがこれ以上上がってこない事を願いつつ先を急ぎます。

次の山小屋は直ぐそこに見えていますヾU*^ェ^*Uゝ

伝助君はあたかも自分が先導しているかのように常に先へ先へと登って行きます。
ルークもそうだったけど、リオはさんは私の足元で行ったり来たりを繰り返す感じであまり放れる事はなかったのですが、
やっぱり男の子はこうなんですね!

AM8:55 砂走館 標高3120M
七合目から連なる3つの山小屋の中で一番大きな「砂走館」を通過。今日ここで始めて登山者さんと出会いました。
何処から現れたのか!?ちょっとビックリしたのですが^^;あっという間に私と伝助を追い抜いていきましたw
ここは富士山マラソンの給水所にも使われているそうで、広くベンチも多く用意してありました。
更に下からガスが迫ってきています!このまま飲み込まれてしまうのでしょうか!?

なだらかな横歩きもどうやらここまでのようです。

見上げるとこんな感じ、どうやらここからが登りの本番のようです∑⊂*゜д゜*⊃!!

断崖絶壁が見えます。丁度宝永火口の一番上の部分にあたります。あれが崩れて火口に転がり落ちているのですね!

岩肌にジグザグに、それでいて真っ直ぐ上へと登山道が伸びています。伝助は遥か彼方w

この辺はゴツゴツ岩が多いです。

空と

岩と

雲しかない世界・・・

建物が二つ見えています。あれが次の山小屋「七合九尺」なのかな?




時折霧に飲み込まれるようになりました。

大きな石垣の上から伝助が顔を覗かせています。

建物はありませんが、昔は何か建っていたのでしょう。

でんちゅけは疲れないのでしょうか?私はどんどんペースが落ちて立ち止まる事が増えるばかりヽU*´д`*Uノ

そして私が追いつくと登ってゆく

あっ!というまに二段三段先を行く・・・

AM9:40 気象観測所

下から見えた建物のうち、最初に辿り着いた建物は山小屋ではなく「気象観測所」との事でした。
昔は有人捜査で人が居たらしいですが、現代では無人になり遠隔操作で動いているそうです。

誤算・・・

時刻も10時近くになり、日もどんどん高くなり、真上から近くなる太陽が容赦なく照り付けていました。
私は過去の経験から、防寒対策を万全にしてきていたのですが・・・それが大変な事になった∑⊂*゜д゜*⊃!!

御殿場ルートは東南向きのコースで、朝の早い時間から永遠と太陽が照り付けているのです。
そして、登れば登るほど近くなる太陽が防寒の上から私の背を照りつけ物凄い高温になり始めたのです!

私は汗グッショリになって、耳まで覆うフードも被っていられなくなり、防寒ジャンバーと一緒に脱ぎました。
しかし!暑いのは照りつける日差しだけで、空気は寒いくらいに冷たいのです!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

日陰になるような岩も無く、寒さの中で照り付ける太陽にジリジリと焼かれる可笑しな状況になってきました。

おまけに物凄い乾燥した空気で喉の渇きを誘います。。。
私は水の消費をなるべく避けるべく、ガムを噛んだりして極力水を控えていました。
しかし・・・靴下も上着もズボンもヒートテックで・・・汗だくで・・・体からどんどん水気を奪っていきました。。。

伝助は大丈夫なのだろうか???
フードは暑いから被れない・・・被らないから灼熱の太陽が頭と後頭部を容赦なく焼き付ける。。。
顔もピリピリするほど照り返しで焼き付けられる。。。空気は乾いているので喉が渇く。。。
飲んだ分だけ熱で汗をかく。。。でも脱ぐと寒さであっという間に汗と体温を奪っていく。。。
でも日差しは焼けるほど暑いんだ。。。あ~もうワケ解らなくなってきたぞーー!!なんだかフラフラしてきたし・・・

そんな中、今日最初の下山者さんとすれ違いました。
親子で富士宮から登って御殿場ルートでプリンスルートを下って戻るそうです。
そっか~やっぱりみんな富士宮ルートから登っているんだ~しかしもう登って下山だなんてヽU*´д`*Uノ早いw
お二人は下山しながら私と伝助の様子を見ていたらしく、
私が立ち止まっている間に登ったり下りたりを繰り返す伝助を見て「凄いな~人には出来ない事だ」と驚かれていました。

人と話したお陰で少し気がまぎれました。なんとか気持ちを繋いで登って行きます。

とにかく日陰に入りたい!
AM10:07 七合九勺 赤岩八合館 標高3300M 到着

七合目から1時間48分、灼熱の日差しと暑さと寒さと渇きでワケが解らなくなり、異常なほどスタミナを削られてw
物凄く時間が掛かったけれど、七合九勺「赤岩八合館」標高3300Mへ到着しました。ヽU*´д`*Uノ
スタートから既に5時間23分が過ぎていました。。。だ、大丈夫さ!きっとお昼過ぎには山頂へいけるさ^^;
七合九勺 赤岩八合館 標高3300M からの景色
御殿場ルートの最上にあたる「赤岩八合館」、表記は七合九勺ですが、
この上の八合目にあった山小屋は現在は廃業している為、実質ここが現在の八合目にあたるようです。
隣の富士宮ルートの八合目の山小屋と500Mほどのバイパスで繋がっており、
シーズンの混雑時には、宿泊先を求めて登山者が往来するそうです。

結局日差しは南の真上から照りつけていて、建物は斜面を背にしているので後ろへ隠れるスペースは無く;;
私が隠れられるほどの日陰も無いので(伝助は入るけどw)少し休んだ後、靴を履き替えさせて登る事にしました。
後から知ったのですが、この週末の連休から例年以上の温暖な陽気になっていたのです。。。
まさか完璧のつもりの防寒がこれほどの仇となるとは・・・とんでもない誤算でしたヽU*´д`*Uノ
- つづく -

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Entry ⇒ 2017.10.14 | Category ⇒ 御殿場ルート | Comments (2) | Trackbacks (0)
下山 御殿場ルート(七合目~御殿場口五合目)
PM13:48 御殿場ルート 七合目 標高3040M

二回に分けて御殿場ルートを制覇する目標を立てた今回の冒険。
一回目の目標である七合目へは、晴天から霧の中?雲の中~はたまた突風に竜巻までも潜り抜け
8時間近くも掛けてwなんとか達成する事が出来ましたヾU*^ェ^*Uゝ
さて、ここからの進退を決めなくてはなりません!宝永山を経由するのか?このまま来た道を下山するのか・・・

二回に分けて御殿場ルートを制覇する目標を立てた今回の冒険。
一回目の目標である七合目へは、晴天から霧の中?雲の中~はたまた突風に竜巻までも潜り抜け
8時間近くも掛けてwなんとか達成する事が出来ましたヾU*^ェ^*Uゝ
さて、ここからの進退を決めなくてはなりません!宝永山を経由するのか?このまま来た道を下山するのか・・・
七合目 日の出館
ここで伝助の靴を全て新品に履き替えます。
いちを行けたら行こうと考え、七合目から先を覗いて見ましたが・・・硬く凍った積雪に覆われていましたヽU*´д`*Uノ

此処と、もう一つ下の六合目から宝永山へ続く馬の背へ渡れるのですが・・・
御覧の通り富士山の七合目から上はまだ深い雪で硬く覆われていました。
せめて晴れていれば頑張りたくもなるのですが、リスクを犯してまで渡ったとて、
この深い霧では何も見えませんヽU*´д`*Uノどうせ次回は反対側から渡ってくるのですから・・・
ここで滑落しようものなら誰の目にも留まらないし、逸れてしまったら見付けるのも困難。
目的は達しているのだ。よって今回は此処で大人しく引き上げる決断をしました。
下山開始

上がってきた所へ戻り、8時間近く登ってきた道を戻ります。

七合目からの下山は、終始ブル坂を使って下る事にしました。
一度左へ大きく旋回していますが、登って来る時にずっと目で追って確認をしてきたので、
五合目までこれ一本で間違いなく下山できるからです。

視界2~3メートル
少し前を歩く伝助すらもほとんど見えないほどの状況になってきました。
これで宝永山を目指して馬の背を歩いていたら!?やっぱり素直に引き返して正解だったと思いました。

初期の伝助ならば、来た道をひたすら戻ってしまっていたのですが、
最近では、来た道をそのまま戻るとは限らない!と解ってきているようでw
分岐があったり、人が居たり、また私と放れすぎたりしてしまうと、その場で待つか戻ってきますヾU*^ェ^*Uゝ

登りと違って下りとなると速い飼い主wザックザックと伝助ペースで下っていきます。
空が薄っすらと明るくなってきましたヾU*^ェ^*Uゝ

霧でほとんど何も見えなかったので、下りの画像はあんまり撮っていないのでしたヽU*´д`*Uノ



登るのはあんなに大変だったのに・・・下るとなると速いw双子山がみえてきました。

霧も随分晴れて、あの突風も随分落ち着いていたので、双子山が見えた時には凄い安堵感がありました。

まるで雲バリアー

ほら!やっぱり!麓は普通に日差しが通って晴れてるし∑⊂*゜д゜*⊃!!

今日も長い長い冒険でした。

でも無事に帰ってきたぞヾU*^ェ^*Uゝ

さ~あの陽の下へ出よう~♪

PM15:56 御殿場口五合目 到着

七合目からブル坂を真っ直ぐ下る事約2時間10分、スタートからほぼ10時間の長い冒険が終わりました。
いや~帰りはわき目も振らずに降りてきたので速かった~(笑)
これから富士山は8月9月と山開きがあり、登山人で賑わいをみせるので私達は登れなくなります。
この続きは10月シーズンが終わってから、秋には富士宮から馬の背を経由して再び御殿場ルートへ合流です!
四大登山道制覇!そして3度目の登頂を果たし!御中道の挑戦権を獲得したいと思いますヾU*^ェ^*Uゝ
- おしまい -

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ここで伝助の靴を全て新品に履き替えます。
いちを行けたら行こうと考え、七合目から先を覗いて見ましたが・・・硬く凍った積雪に覆われていましたヽU*´д`*Uノ

此処と、もう一つ下の六合目から宝永山へ続く馬の背へ渡れるのですが・・・
御覧の通り富士山の七合目から上はまだ深い雪で硬く覆われていました。
せめて晴れていれば頑張りたくもなるのですが、リスクを犯してまで渡ったとて、
この深い霧では何も見えませんヽU*´д`*Uノどうせ次回は反対側から渡ってくるのですから・・・
ここで滑落しようものなら誰の目にも留まらないし、逸れてしまったら見付けるのも困難。
目的は達しているのだ。よって今回は此処で大人しく引き上げる決断をしました。
下山開始

上がってきた所へ戻り、8時間近く登ってきた道を戻ります。

七合目からの下山は、終始ブル坂を使って下る事にしました。
一度左へ大きく旋回していますが、登って来る時にずっと目で追って確認をしてきたので、
五合目までこれ一本で間違いなく下山できるからです。

視界2~3メートル
少し前を歩く伝助すらもほとんど見えないほどの状況になってきました。
これで宝永山を目指して馬の背を歩いていたら!?やっぱり素直に引き返して正解だったと思いました。

初期の伝助ならば、来た道をひたすら戻ってしまっていたのですが、
最近では、来た道をそのまま戻るとは限らない!と解ってきているようでw
分岐があったり、人が居たり、また私と放れすぎたりしてしまうと、その場で待つか戻ってきますヾU*^ェ^*Uゝ

登りと違って下りとなると速い飼い主wザックザックと伝助ペースで下っていきます。
空が薄っすらと明るくなってきましたヾU*^ェ^*Uゝ

霧でほとんど何も見えなかったので、下りの画像はあんまり撮っていないのでしたヽU*´д`*Uノ



登るのはあんなに大変だったのに・・・下るとなると速いw双子山がみえてきました。

霧も随分晴れて、あの突風も随分落ち着いていたので、双子山が見えた時には凄い安堵感がありました。

まるで雲バリアー

ほら!やっぱり!麓は普通に日差しが通って晴れてるし∑⊂*゜д゜*⊃!!

今日も長い長い冒険でした。

でも無事に帰ってきたぞヾU*^ェ^*Uゝ

さ~あの陽の下へ出よう~♪

PM15:56 御殿場口五合目 到着

七合目からブル坂を真っ直ぐ下る事約2時間10分、スタートからほぼ10時間の長い冒険が終わりました。
いや~帰りはわき目も振らずに降りてきたので速かった~(笑)
これから富士山は8月9月と山開きがあり、登山人で賑わいをみせるので私達は登れなくなります。
この続きは10月シーズンが終わってから、秋には富士宮から馬の背を経由して再び御殿場ルートへ合流です!
四大登山道制覇!そして3度目の登頂を果たし!御中道の挑戦権を獲得したいと思いますヾU*^ェ^*Uゝ
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雲の中を進む御殿場ルート(新六合目~七合目)
2017.6.10 御殿場ルート 新六合目 辺り 標高2780M

スタートの御殿場口五合目から5時間16分も掛かってw新六合目付近まで登ってきました。
地図には休業と書いてありましたが、既に山小屋は無く、土台の石垣だけが残っている状態でした。
ここまで標高で約1300M登る間に、物凄い気温の変化と、突風と、流雲の飲み込まれw
挙句に小さな竜巻まで起こりました。
もっとも山小屋が少なく、富士の自然を感じられる登山道ですが、裏を返せば身を隠す場所も無く、
イザって時に駆け込む逃げ場の無い怖さを思い知りました。
天気予報は晴れですが、山の状況は刻々と変わっているようで、果たして目標の七合目へ行けるのでしょうか?

スタートの御殿場口五合目から5時間16分も掛かってw新六合目付近まで登ってきました。
地図には休業と書いてありましたが、既に山小屋は無く、土台の石垣だけが残っている状態でした。
ここまで標高で約1300M登る間に、物凄い気温の変化と、突風と、流雲の飲み込まれw
挙句に小さな竜巻まで起こりました。
もっとも山小屋が少なく、富士の自然を感じられる登山道ですが、裏を返せば身を隠す場所も無く、
イザって時に駆け込む逃げ場の無い怖さを思い知りました。
天気予報は晴れですが、山の状況は刻々と変わっているようで、果たして目標の七合目へ行けるのでしょうか?
AM11:08 新六合目 辺りを出発

山小屋が無い以上、道を反れて寄る時間ももったいないので、伝助の靴の確認をして、
私達はその場で少し休憩をして、そのまま上へ向かう事にしました。
現在位置です。

地図だけ見ると、もう随分登っているような気になりますが、
富士山は標高が上がるほど傾斜が急になっていくので、実は八合目辺りで半分登った!となるのです。
近いようで・・・遠いような・・・なんせ七合目はまだ此処から見えていないのですから^^;

どうやら麓は予報通り晴れているようです。

とにかく、少しでも天候の良いうちに上を目指します。

伝助坊主はまだまだ元気一杯ヾU*^ェ^*Uゝ相変わらず先に登っては降りてくるの繰り返しをしています。

恐らく伝助は、一度の登山で私の登る三往復分くらい歩いていますw

また正規登山道のロープが見えました。ここはちゃんと道が在る様なのでこちらを登ります。

ブル坂とは違い、正規の登山道はクネクネと呻るように続いています。



また、霧が濃くなってきました。

いえ、霧というよりは、私達が雲の中へ入っていっているというのでしょうか^^;

また石垣が見えてきました。あれが六合目なのでしょうか?
この辺で気温は既に5度近く凄い寒さです。私はリュックにジャンパーを入れてあったのでそれを着ます。

たまに雲の切れ間から麓が見えますが、やっぱり晴れているようでした。
下から見たら、恐らく富士山の頭にだけ帽子のように雲が掛かった状態なのでしょう。

また飼い主の為にw休憩が増えていきます。
その都度、伝助の靴のチェックです。下がっていれば上げ、穴が開いていれば履き替える。
小石が入っていれば一度脱がせて履きなおさせる。お陰で私の手は真っ黒ですヽU*´д`*Uノ
でも、これをちゃんとやっておかないと、溶岩石で肉球や指の間が擦れて皮が剥けて出血してしまうのです。

たかがゴム靴一枚ですが、これが凄い効果を発揮しているのです!
普通こんな砂流を大型犬が2時間以上歩いたら、足の裏は大変な事になってしますのです∑⊂*゜д゜*⊃!!

PM12:31 六合目 通過

新六合目から約1時間半、地図に記載されている六合目を通過します。
どうやらここも石垣だけを残し、随分前に廃業してしまっていたようです。
もはや、この御殿場ルートに逃げ場は完全にありませんヽU*´д`*Uノ

何も無い緩やかな砂流をただ永遠と登る。それがこの御殿場ルートのようです。
確かに、距離は長く足元は砂流だし、登頂を目的とした登山者さんは好んでこのルートは登らないでしょう。
まさしく、上級者コース。最後に目指すルート!なのでしょうね!

私も好んで二度も三度も登る事は無いでしょうから

後で振り返って、また登った気になれるように

曲がりの一つ一つをこうして画像に残していきます。

一緒に登った気に慣れたらのなら幸いです^^
伝助はこうやってチョコマカ登っていますヾU*^ェ^*Uゝ

上へ行くほどドンドン雲が厚くなっていくようです。

伝助の飾り毛にも水滴が付き始めます。

幸いな事は、湿気が多い分、喉が渇かなくて済むということでした。

伝助と二人、限られた水を大事に使う事が出来ます。

水が無くなっても売っている山小屋は此処にはありません!ちょっとコンビニ~ってワケにもいきませんから^^;

雲がドンドン濃くなって、遂に足元辺りも白く霞んで見えるようになってしまいました。
画像では伝わりぬくいですが、これが現状です。

足元も、砂流から段々大きな石や岩が増えてきました。

着実に登っている証拠です。



視界はかなり悪いです。もう景色もへったくれもありませんヽU*´д`*Uノ

大きな岩が見えます。こういった場所では良い目印代わりになります。チョックチョックです。

もはや視界5メートルほど

直ぐ前を歩く伝助さえも霞んで見えます∑⊂*゜д゜*⊃!!


さっきの大岩をグルッと回って上へ出た辺りです。

すると一瞬霧が晴れて・・・見えた!!∑⊂*゜д゜*⊃!!今日の目標七合目だ!!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

近いようですが・・・まだジグザグに何段も先ですヽU*´д`*Uノ

しかし深い霧の中、目標がしっかりと目で確認できただけでも力が沸きます^^

私の鼓動が伝わって、伝助にも解るようです。

最後の力を振り絞るぞU*`д´*Uノ”ぉぅ!


ここも休業中とは書いてありますが、山小屋はしっかりとありました。それだけでも随分気持ちが違います。

七合目から上は、まだ雪で覆われています。まぁ~ここまで登れただけでも今回は上々です^^

七合目付近に残っている積雪は硬く、ゴム靴を履いた伝助はツルツルと滑ってしまうのでw
ここは共同作業で、石垣の段差の部分を上手く使い、伝助を抱えたりしてなんとかよじ登りましたヽU*´д`*Uノ
PM13:48 七合目 日の出館 標高3040M 到着

新六合目から2時間40分、スタートから7時間55分、
ベテランの登山者ならば既に頂上まで行っている時間を駆けてwのらりくらりとやっとの思いで七合目までやってきましたw
いや~凄いキツイってわけじゃないんだけど・・・とにかく長いヽU*´д`*Uノ
しかし辺りは雪も積もってさらに霧で一面真っ白∑⊂*゜д゜*⊃!!とりあえず今日の目標は達成できましたヾU*^ェ^*Uゝ
少しの休憩の後、これからの進退を考えなくてはなりません、
このまま下山するか?宝永山を経由して下るのか?・・・・
- つづく -

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山小屋が無い以上、道を反れて寄る時間ももったいないので、伝助の靴の確認をして、
私達はその場で少し休憩をして、そのまま上へ向かう事にしました。
現在位置です。

地図だけ見ると、もう随分登っているような気になりますが、
富士山は標高が上がるほど傾斜が急になっていくので、実は八合目辺りで半分登った!となるのです。
近いようで・・・遠いような・・・なんせ七合目はまだ此処から見えていないのですから^^;

どうやら麓は予報通り晴れているようです。

とにかく、少しでも天候の良いうちに上を目指します。

伝助坊主はまだまだ元気一杯ヾU*^ェ^*Uゝ相変わらず先に登っては降りてくるの繰り返しをしています。

恐らく伝助は、一度の登山で私の登る三往復分くらい歩いていますw

また正規登山道のロープが見えました。ここはちゃんと道が在る様なのでこちらを登ります。

ブル坂とは違い、正規の登山道はクネクネと呻るように続いています。



また、霧が濃くなってきました。

いえ、霧というよりは、私達が雲の中へ入っていっているというのでしょうか^^;

また石垣が見えてきました。あれが六合目なのでしょうか?
この辺で気温は既に5度近く凄い寒さです。私はリュックにジャンパーを入れてあったのでそれを着ます。

たまに雲の切れ間から麓が見えますが、やっぱり晴れているようでした。
下から見たら、恐らく富士山の頭にだけ帽子のように雲が掛かった状態なのでしょう。

また飼い主の為にw休憩が増えていきます。
その都度、伝助の靴のチェックです。下がっていれば上げ、穴が開いていれば履き替える。
小石が入っていれば一度脱がせて履きなおさせる。お陰で私の手は真っ黒ですヽU*´д`*Uノ
でも、これをちゃんとやっておかないと、溶岩石で肉球や指の間が擦れて皮が剥けて出血してしまうのです。

たかがゴム靴一枚ですが、これが凄い効果を発揮しているのです!
普通こんな砂流を大型犬が2時間以上歩いたら、足の裏は大変な事になってしますのです∑⊂*゜д゜*⊃!!

PM12:31 六合目 通過

新六合目から約1時間半、地図に記載されている六合目を通過します。
どうやらここも石垣だけを残し、随分前に廃業してしまっていたようです。
もはや、この御殿場ルートに逃げ場は完全にありませんヽU*´д`*Uノ

何も無い緩やかな砂流をただ永遠と登る。それがこの御殿場ルートのようです。
確かに、距離は長く足元は砂流だし、登頂を目的とした登山者さんは好んでこのルートは登らないでしょう。
まさしく、上級者コース。最後に目指すルート!なのでしょうね!

私も好んで二度も三度も登る事は無いでしょうから

後で振り返って、また登った気になれるように

曲がりの一つ一つをこうして画像に残していきます。

一緒に登った気に慣れたらのなら幸いです^^
伝助はこうやってチョコマカ登っていますヾU*^ェ^*Uゝ

上へ行くほどドンドン雲が厚くなっていくようです。

伝助の飾り毛にも水滴が付き始めます。

幸いな事は、湿気が多い分、喉が渇かなくて済むということでした。

伝助と二人、限られた水を大事に使う事が出来ます。

水が無くなっても売っている山小屋は此処にはありません!ちょっとコンビニ~ってワケにもいきませんから^^;

雲がドンドン濃くなって、遂に足元辺りも白く霞んで見えるようになってしまいました。
画像では伝わりぬくいですが、これが現状です。

足元も、砂流から段々大きな石や岩が増えてきました。

着実に登っている証拠です。



視界はかなり悪いです。もう景色もへったくれもありませんヽU*´д`*Uノ

大きな岩が見えます。こういった場所では良い目印代わりになります。チョックチョックです。

もはや視界5メートルほど

直ぐ前を歩く伝助さえも霞んで見えます∑⊂*゜д゜*⊃!!


さっきの大岩をグルッと回って上へ出た辺りです。

すると一瞬霧が晴れて・・・見えた!!∑⊂*゜д゜*⊃!!今日の目標七合目だ!!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

近いようですが・・・まだジグザグに何段も先ですヽU*´д`*Uノ

しかし深い霧の中、目標がしっかりと目で確認できただけでも力が沸きます^^

私の鼓動が伝わって、伝助にも解るようです。

最後の力を振り絞るぞU*`д´*Uノ”ぉぅ!


ここも休業中とは書いてありますが、山小屋はしっかりとありました。それだけでも随分気持ちが違います。

七合目から上は、まだ雪で覆われています。まぁ~ここまで登れただけでも今回は上々です^^

七合目付近に残っている積雪は硬く、ゴム靴を履いた伝助はツルツルと滑ってしまうのでw
ここは共同作業で、石垣の段差の部分を上手く使い、伝助を抱えたりしてなんとかよじ登りましたヽU*´д`*Uノ
PM13:48 七合目 日の出館 標高3040M 到着

新六合目から2時間40分、スタートから7時間55分、
ベテランの登山者ならば既に頂上まで行っている時間を駆けてwのらりくらりとやっとの思いで七合目までやってきましたw
いや~凄いキツイってわけじゃないんだけど・・・とにかく長いヽU*´д`*Uノ
しかし辺りは雪も積もってさらに霧で一面真っ白∑⊂*゜д゜*⊃!!とりあえず今日の目標は達成できましたヾU*^ェ^*Uゝ
少しの休憩の後、これからの進退を考えなくてはなりません、
このまま下山するか?宝永山を経由して下るのか?・・・・
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Entry ⇒ 2017.06.13 | Category ⇒ 御殿場ルート | Comments (6) | Trackbacks (0)
雲走り小石飛ぶ御殿場ルート(御殿場口五合目~新六合目)
2017.6.10 富士山御殿場口五合目 AM5:53

今日は、富士山四大登山道制覇と、三度目の富士山登頂を果たすべく、御殿場口五合目へとやってきました!

今日は、富士山四大登山道制覇と、三度目の富士山登頂を果たすべく、御殿場口五合目へとやってきました!
富士山四大登山道 マップ
![fujisan_map[1]](https://blog-imgs-106-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20170611174903362.jpg)
富士山には山頂を目指せる登山道が静岡県側に3本、山梨県側に1本、計4本のルートがあります。
今日挑戦するのが画像で緑色のルート、御殿場ルートになります。
厄介なのが、同じ五合目と名の付く場所なのに、他の登山道よりもスタート地点が標高で1000Mも低い事です。
今日のコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-106-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/2017061117574609b.jpg)
まず。地図を見ただけで、一番短い富士宮ルートの倍くらいありゲップが出そうですヽU*´д`*Uノ
これを日中2往復もするツワモノの登山者さんも居るというのですから恐ろしいものですw
私はマップを見つめ、家の・・・いえ、私の実力ではワンコの物資まで担いで一日で登り降りする事は不可能と思いました。
そこで!二回に分ける事を考えました!ヾU*^ェ^*Uゝ
今日の一回目は!とにかく六合目か七合目辺りまで足を伸ばし、宝永山でも経由して下山し、
次回、二回目は富士宮口から宝永山~馬の背を経由して御殿場ルートへ出て七合目から登頂を果たそうと!
御殿場口五合目 標高1440M

ん~我ながら中々良い作戦ではないか!?
とう言う事で、朝日を一杯に浴びて!絶好の登山日和の中スタートですU*`д´*Uノ”ぉぅ!

GO!といって放した瞬間!伝助は駆け上がって行きます!

今日は長丁場ですw一体どんな登山になるのでしょうか?

ここから見る限り、富士山なんて遥か遠くの山に見えますw

大石茶屋

登り始めて直ぐ「大石茶屋」なる山小屋へ来ました。シーズン外なのでw当然閉まっていますが。。。

さ~上を目指すぞ!U*`д´*Uノ”

なんとも、青空にクッキリ!富士山が綺麗に見える!

絶好の登山日和を呼び込みましたヾU*^ェ^*Uゝ

今はまだシーズン外なので、正規登山道は整備が済んでおらず、削れたり流されたりして解り難い所が多いので、
今日は基本的に、この真っ直ぐ続いているブル坂を中心に登っていく事になります。

今日は土曜日ですが、一番長く険しいこの御殿場ルートはもっとも人気の無いコースらしくw
人もほとんど居ませんでしたヽU*´д`*Uノ腕組している左の人は、富士山マラソンの特訓中なんだとか^^;

左手に見えるラクダのコブみたいな山は双子山です。神話の神様「イザナギ」が祭ってあります。

もっとも長いコースですが、そのぶん傾斜は一番緩やかだそうです。
それでも人気が無く敬遠されてしまうのは、この足元の砂流のせいなのでしょう。

今のところなだらかな真っ直ぐな登りですが、足元が砂で柔らかいってのはかなり堪えますヽU*´д`*Uノ

振り返るとこんな景色。

振り返った左手には山中湖が見えます。

富士山に並んで見える左の赤茶けた所が宝永山です。

今日は七合目まで行き、帰りは馬の背を渡って宝永山経由で砂走りを下って帰ろう♪などと考えていました。
この時点では・・・


前を歩く登山者に追い付けるかな?なんて思いましたが・・・徐々に放されるだけでしたヽU*´д`*Uノとほほ
マラソンの人はこの砂の傾斜を行ったり来たりしていてw足の筋肉が物凄い人でした∑⊂*゜д゜*⊃!!

ノロマな飼い主を尻目にw行ったり来たりして楽しんでいるのは伝助だけでしたw

私は、時折振り返り気分をスイッチして、

あの杭まで!あの曲がりまで!次の柱まで!と気持ちを繋いで登っていましたヽU*´д`*Uノ

ほぼなだらかに、真っ直ぐ登ってきましたが、既にスタートから1時間半は登っています。

ここから右へ呻っていて、傾斜は少し急になっていくようでした。
あの黄色い杭のところで一旦休憩しようU*・д・*Uy--~

伝助は嬉しそうだな♪

不思議だけれど、富士山へ来ると犬の気持ちはおおらかになるのだと思う。

休憩と同時に、伝助の靴の後ろ足二足を履き替えました。

そして、飼い主の為に休憩w


準備万端!さ~登るぞU*`д´*Uノ”

ブル坂に等間隔で杭が立っていますが、無いところは冬の間に雪の重みで根元から折れてしまっているようでした。

御殿場ルートは、もっとも山小屋も少なく、4ルートで一番富士山らしい自然の姿で残っているルートなのだとか、

確かに、山小屋巡りをしているような感覚の吉田ルートに比べたらwこちらの景色は別格だ。

伝助もよく振り返り、私ではなく遠くを見てる。。。何を見ているんでしょうね?

私は振り返り、双子山が見下ろせるところまで来た!確かに登ってる!と実感しながら登っています。

途中ブル坂を外れ、正規登山道が明確なところは登ってみました。


曲がり曲がりにロープが張ってあり、人の歩いた跡も微かにあるので伝助にも解るようでした。

なんか・・・龍みたいな雲が見えます。。。ちょっと風が強くなってきたかな?


下から上へ吹き上げる風が増えてきました。

と、何処からとも無く雲が現れて遥か彼方の伝助へ流れ込んでいきます。

ワサワサと、遠くへ行き過ぎた伝助が戻ってきますw

麓は快晴

富士山も快晴

だけど、何処からとも無く風を巻いて雲が沸いてくる。

また下から物凄い風が吹いてきました。

いや~な予感で鼓動が高鳴ります∑⊂*゜д゜*⊃!!

そしてまた直ぐに穏やかになります。

辺りは御覧の通り砂流の広がる何も無いところです。イザって時に身を隠す岩もありませんヽU*´д`*Uノ

きっと麓から暖かい空気が上がってきていて、富士山頂から降りてくる冷たい空気とこの辺りでぶつかるのでしょう。

なので、急に暖かくなったり上着が必要なほど寒くなったりの繰り返しで、急に雲が張ったりしていました。

そして・・・
雲走り 竜巻 ∑⊂*゜д゜*⊃!!
画像では伝わり難いと思いますが、この動画がこの時の私と伝助の置かれている環境です。
下から上への突風と雲が舐めるように渦を巻いて駆けて行き、挙句に小さな竜巻までも起こりました!
竜巻は最後の6秒ほどしか撮ってありませんが、さっきのマラソンの人達が逃げる様に彷徨っていて、
当然私ものんきに動画など撮っていられなくなりw伝助の元へ走りましたヽU*´д`*Uノ

小さな竜巻は宝永山の方へ行き、寄り添う私と伝助の方へブーメランで戻ってきました∑⊂*゜д゜*⊃!!
小石が飛んで顔にバチバチと当たってきて結構な痛さでしたヽU*´д`*Uノ
不幸中の幸い、小さかったから難を逃れたのでした。

そういえば随分前に富士山で5~6個の竜巻が発生したニュースを見た事があるのを思い出しました!
ここだ!ここだったんだ!ここはマズイ!!穏やかなうちに暖かい下か冷たい上へ行かなくては!!
中途半端な此処がマズイ!これがこの時の私の考えでした。

穏やかなうちに少しでも上へ!しかし・・・私は遅い・・・
せめてイザって時に身を隠せる場所だけでも検討を付けておかなくては!!
AM11:08 新六合目 辺り 到着 標高2780M
スタートから5時間16分∑⊂*゜д゜*⊃!!標高で約1300M登って新六合目辺りへやってきました。
しかし・・・地図には休業中と書いてありましたが・・・建物の影も無く・・・あるのは土台の石垣だけでしたヽU*´д`*Uノ
これは既に・・・廃業~ということなんでしょうねU*`д´*Uノ”ぉぃぉぃ!
五時間歩いて身を隠す場所が一つも無いなんて!!確かに人気が無い=廃業なのは良く解ったw
しかし富士山天気予報を何度見直しても天気は晴れ!なんだけどな~一体どうなるんだろ?
- つづく -

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![fujisan_map[1]](https://blog-imgs-106-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/20170611174903362.jpg)
富士山には山頂を目指せる登山道が静岡県側に3本、山梨県側に1本、計4本のルートがあります。
今日挑戦するのが画像で緑色のルート、御殿場ルートになります。
厄介なのが、同じ五合目と名の付く場所なのに、他の登山道よりもスタート地点が標高で1000Mも低い事です。
今日のコースです。
![m8bimq0000003iwt[1]](https://blog-imgs-106-origin.fc2.com/l/u/k/lukerio0918/2017061117574609b.jpg)
まず。地図を見ただけで、一番短い富士宮ルートの倍くらいありゲップが出そうですヽU*´д`*Uノ
これを日中2往復もするツワモノの登山者さんも居るというのですから恐ろしいものですw
私はマップを見つめ、家の・・・いえ、私の実力ではワンコの物資まで担いで一日で登り降りする事は不可能と思いました。
そこで!二回に分ける事を考えました!ヾU*^ェ^*Uゝ
今日の一回目は!とにかく六合目か七合目辺りまで足を伸ばし、宝永山でも経由して下山し、
次回、二回目は富士宮口から宝永山~馬の背を経由して御殿場ルートへ出て七合目から登頂を果たそうと!
御殿場口五合目 標高1440M

ん~我ながら中々良い作戦ではないか!?
とう言う事で、朝日を一杯に浴びて!絶好の登山日和の中スタートですU*`д´*Uノ”ぉぅ!

GO!といって放した瞬間!伝助は駆け上がって行きます!

今日は長丁場ですw一体どんな登山になるのでしょうか?

ここから見る限り、富士山なんて遥か遠くの山に見えますw

大石茶屋

登り始めて直ぐ「大石茶屋」なる山小屋へ来ました。シーズン外なのでw当然閉まっていますが。。。

さ~上を目指すぞ!U*`д´*Uノ”

なんとも、青空にクッキリ!富士山が綺麗に見える!

絶好の登山日和を呼び込みましたヾU*^ェ^*Uゝ

今はまだシーズン外なので、正規登山道は整備が済んでおらず、削れたり流されたりして解り難い所が多いので、
今日は基本的に、この真っ直ぐ続いているブル坂を中心に登っていく事になります。

今日は土曜日ですが、一番長く険しいこの御殿場ルートはもっとも人気の無いコースらしくw
人もほとんど居ませんでしたヽU*´д`*Uノ腕組している左の人は、富士山マラソンの特訓中なんだとか^^;

左手に見えるラクダのコブみたいな山は双子山です。神話の神様「イザナギ」が祭ってあります。

もっとも長いコースですが、そのぶん傾斜は一番緩やかだそうです。
それでも人気が無く敬遠されてしまうのは、この足元の砂流のせいなのでしょう。

今のところなだらかな真っ直ぐな登りですが、足元が砂で柔らかいってのはかなり堪えますヽU*´д`*Uノ

振り返るとこんな景色。

振り返った左手には山中湖が見えます。

富士山に並んで見える左の赤茶けた所が宝永山です。

今日は七合目まで行き、帰りは馬の背を渡って宝永山経由で砂走りを下って帰ろう♪などと考えていました。
この時点では・・・


前を歩く登山者に追い付けるかな?なんて思いましたが・・・徐々に放されるだけでしたヽU*´д`*Uノとほほ
マラソンの人はこの砂の傾斜を行ったり来たりしていてw足の筋肉が物凄い人でした∑⊂*゜д゜*⊃!!

ノロマな飼い主を尻目にw行ったり来たりして楽しんでいるのは伝助だけでしたw

私は、時折振り返り気分をスイッチして、

あの杭まで!あの曲がりまで!次の柱まで!と気持ちを繋いで登っていましたヽU*´д`*Uノ

ほぼなだらかに、真っ直ぐ登ってきましたが、既にスタートから1時間半は登っています。

ここから右へ呻っていて、傾斜は少し急になっていくようでした。
あの黄色い杭のところで一旦休憩しようU*・д・*Uy--~

伝助は嬉しそうだな♪

不思議だけれど、富士山へ来ると犬の気持ちはおおらかになるのだと思う。

休憩と同時に、伝助の靴の後ろ足二足を履き替えました。

そして、飼い主の為に休憩w


準備万端!さ~登るぞU*`д´*Uノ”

ブル坂に等間隔で杭が立っていますが、無いところは冬の間に雪の重みで根元から折れてしまっているようでした。

御殿場ルートは、もっとも山小屋も少なく、4ルートで一番富士山らしい自然の姿で残っているルートなのだとか、

確かに、山小屋巡りをしているような感覚の吉田ルートに比べたらwこちらの景色は別格だ。

伝助もよく振り返り、私ではなく遠くを見てる。。。何を見ているんでしょうね?

私は振り返り、双子山が見下ろせるところまで来た!確かに登ってる!と実感しながら登っています。

途中ブル坂を外れ、正規登山道が明確なところは登ってみました。


曲がり曲がりにロープが張ってあり、人の歩いた跡も微かにあるので伝助にも解るようでした。

なんか・・・龍みたいな雲が見えます。。。ちょっと風が強くなってきたかな?


下から上へ吹き上げる風が増えてきました。

と、何処からとも無く雲が現れて遥か彼方の伝助へ流れ込んでいきます。

ワサワサと、遠くへ行き過ぎた伝助が戻ってきますw

麓は快晴

富士山も快晴

だけど、何処からとも無く風を巻いて雲が沸いてくる。

また下から物凄い風が吹いてきました。

いや~な予感で鼓動が高鳴ります∑⊂*゜д゜*⊃!!

そしてまた直ぐに穏やかになります。

辺りは御覧の通り砂流の広がる何も無いところです。イザって時に身を隠す岩もありませんヽU*´д`*Uノ

きっと麓から暖かい空気が上がってきていて、富士山頂から降りてくる冷たい空気とこの辺りでぶつかるのでしょう。

なので、急に暖かくなったり上着が必要なほど寒くなったりの繰り返しで、急に雲が張ったりしていました。

そして・・・
雲走り 竜巻 ∑⊂*゜д゜*⊃!!
画像では伝わり難いと思いますが、この動画がこの時の私と伝助の置かれている環境です。
下から上への突風と雲が舐めるように渦を巻いて駆けて行き、挙句に小さな竜巻までも起こりました!
竜巻は最後の6秒ほどしか撮ってありませんが、さっきのマラソンの人達が逃げる様に彷徨っていて、
当然私ものんきに動画など撮っていられなくなりw伝助の元へ走りましたヽU*´д`*Uノ

小さな竜巻は宝永山の方へ行き、寄り添う私と伝助の方へブーメランで戻ってきました∑⊂*゜д゜*⊃!!
小石が飛んで顔にバチバチと当たってきて結構な痛さでしたヽU*´д`*Uノ
不幸中の幸い、小さかったから難を逃れたのでした。

そういえば随分前に富士山で5~6個の竜巻が発生したニュースを見た事があるのを思い出しました!
ここだ!ここだったんだ!ここはマズイ!!穏やかなうちに暖かい下か冷たい上へ行かなくては!!
中途半端な此処がマズイ!これがこの時の私の考えでした。

穏やかなうちに少しでも上へ!しかし・・・私は遅い・・・
せめてイザって時に身を隠せる場所だけでも検討を付けておかなくては!!
AM11:08 新六合目 辺り 到着 標高2780M

スタートから5時間16分∑⊂*゜д゜*⊃!!標高で約1300M登って新六合目辺りへやってきました。
しかし・・・地図には休業中と書いてありましたが・・・建物の影も無く・・・あるのは土台の石垣だけでしたヽU*´д`*Uノ
これは既に・・・廃業~ということなんでしょうねU*`д´*Uノ”ぉぃぉぃ!
五時間歩いて身を隠す場所が一つも無いなんて!!確かに人気が無い=廃業なのは良く解ったw
しかし富士山天気予報を何度見直しても天気は晴れ!なんだけどな~一体どうなるんだろ?
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Entry ⇒ 2017.06.11 | Category ⇒ 御殿場ルート | Comments (2) | Trackbacks (0)