御殿庭を巡る(御殿庭下~御殿庭入口~御殿庭上~山体観測装置~御殿庭中~御殿庭下)
宝永第二火口 2017.5.4

今年初めての富士登山、高鉢駐車場から高鉢遊歩道を通ってカラン沢を抜け御殿庭下までやってきました。
今日は富士山の中腹に広がるミニチュア天然植物園の御殿庭を一周して戻るつもりでしたが・・・
何故か!?そのずっと上の宝永第二火口を覗いている伝助と飼い主がいるのでしたヽU*´д`*Uノ

今年初めての富士登山、高鉢駐車場から高鉢遊歩道を通ってカラン沢を抜け御殿庭下までやってきました。
今日は富士山の中腹に広がるミニチュア天然植物園の御殿庭を一周して戻るつもりでしたが・・・
何故か!?そのずっと上の宝永第二火口を覗いている伝助と飼い主がいるのでしたヽU*´д`*Uノ
AM9:12 御殿庭下 標高1980M

高鉢駐車場からガラン沢を抜け2時間22分、今日の目標「御殿庭」へ到着しました。
今日は此処から富士のミニチュア植物園を一周して下山の途へつきたいと考えていました。
ここからのコースです。

今居る御殿庭下から御殿庭入口へ向かい、そこから上って御殿庭上で左に御殿庭中へ抜ける赤い線のルート、
当初はこれを目標に登っていたのですが、思いも寄らない事に道を塞がれ結局宝永第二火口まで登る青いルートになりますw
はてさて、何時もこちらの考えているようにすんなり行かないのが富士山ですw
今回はどんな試練を与えてくれるのでしょうか・・・ヽU*´д`*Uノぉーぃw

順調に登山を進めてきた伝助と飼い主、御殿庭下から進路を東へ、御殿庭入口へ歩き出します。

細く痩せた高い木々の隙間に、小さな針葉樹が犇めき合って頑張っている御殿庭。

そこにコケや石など、様々な色が重なり合って小さな日本庭園の様な広場を作り出しています。




日陰には積雪が沢山残っていましたが、歩けないほどではありませんでした。

伝助は雪から雪へとクールダウンしながら歩いていますヾU*・ェ・*Uゝ

AM9:28 御殿庭入口 到着

御殿庭下から東へ16分、御殿庭入口へ到着。
世界遺産に認定されてから立派になった道標が・・・突風の影響でしょうか?壊れていました。
我が家が富士登山を始めた頃は・・・こんな立派な表記は無かったんですけどね^^;

今日は此処から上へ向かいます。

ここは不思議なところです。御殿庭には草木が生い茂っているのに・・・

その対面側には何も無い丸裸の砂流が広がっているのです。

こちら側には小さな虫も居れば小鳥の囀も聞こえてきますが、

反対側には何も無いのですヽU*´д`*Uノ

こんな感じで右手に砂流を見ながら登って行く事になります。

枯れ葉や朽ち木、木の根っ子が重なり合ってしっかり足元を固めていてくれているので意外と歩きやすいです。


そういえば西側のルートから乗った事は何度かあるのですが、こちらから登るのは初めてなんですよね~





標高が上がるに連れて、木々の葉は無くなりやせ細って背も小さくなってきました。

お!そろそろ抜けそうかな?

富士の頭と宝永山が見えましたヾU*・ェ・*Uゝ

また道標が壊れて下を向いていたので持ち上げてみましたが・・・気休めかな^^;
せっかく立派にしてもらっても、富士山の自然の力には敵わないのかなw

ん!何か見えます!御殿庭上はもう直ぐかな!?

AM10:36 御殿庭上 標高2263M 到着

御殿庭入口から休憩もかねながら登る事1時間8分(遅いw)御殿庭上へ到着しました。
宝永第三火口
御殿庭上からの景色です。
目の前に富士の頭と左に宝永山、そして直ぐ手前のすり鉢状の窪みは宝永第三火口になります。
江戸時代、西暦1707年に噴火した宝永第三火口が御殿庭
火口底2150M、上側火口壁高さ2350M、火口底直径200M

よーし!後は御殿庭の中を通って下るのみ~~タイマーで記念撮影!!やっぱ難しい・・・ヽU*´д`*Uノ

先へ登ろうとする伝助・・・「おい!ここで終わりだ!戻って来い!!」U*`д´*Uノ”ぷんぷん

ほっw御殿庭中を目指して下ります。
ここから見える宝永第三火口の底から広がる緑が御殿庭なんですね!ヾU*^ェ^*Uゝ

ゆっくり火口の底へ、緑の中へ向かっていきます。

火口底へ着きました。ゴーゴーと水の流れる音がします。。。が!流れは見えず?
雪解け水が地下を流れているのでしょうか?水が流れているから木々が育つんだ!!と考える飼い主なのでした。

また道標が下を向いていました。せっかくの新しい立派な道標が・・・・
家が登山を始めた頃は、こんな立派な物は無かったw白塗りの小さな板に手書きで書いた可愛いものでした。
地図だって書き殴りの大雑把な物でw見付けたらラッキー!!でも色あせて良く見えない;;なんてのがざらでした(笑)

さて、火口の底から雪の降り積もる森の中へ、御殿庭中を目指して入っていきます。

いや~まいったな~思ったより積雪が多い!

足跡とリボンを頼りに進んでいきますが・・・雪はどんどん深くなり・・・おまけに意外と柔らかいヽU*´д`*Uノ

深い所になると私の膝位まですっぽり埋まってしまう∑⊂*゜д゜*⊃!!

一歩一歩、先へ進むのが非常に困難な状況になってきました。雪の備えは持っていないので、
これ以上深みに嵌る前に引き返す決断をしました。

火口底まで戻ってきました。まだまだ先は長いので、ここでビチャビチャのドロドロに成る訳には行きませんヽU*´д`*Uノ
面倒ですがもう一度火口底から這い上がって別のルートを探るです。。。

登るとなると遅い飼い主・・・伝助は呆れ顔w
AM11:08 再び御殿庭上へ

30分ほどロスをして、再び御殿庭上へ戻ってきました。
今日の目標は御殿庭一周でしたが、ここで引き返すのは芸が無いのでw
だったらもっと大回りをしてやろう!!とwこの更に上の宝永第二火口を目指す事に決めました!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

GO!と指差した瞬間!伝助は駆け出して行きました@@!
さっき「行かない!」と言った方向です・・・あっ!というまに見えなくなりました^^;なんだ・・・行きたかったのか・・・w

第三火口のすり鉢の中腹に、薄っすらと道があり、それが第二火口の方へ続いていました。

伝助は遥か彼方で点ほど小さくなり、私が近付くまでチョコンと火口底を眺めていますw

私は近付くと立ち上がり、

また先へ行って待っていますヽU*´д`*Uノ

何を見ているんでしょうね~どっちが飼い犬か解ったもんじゃありませんw

そして私が近付くとまた駆け出していくw
普通大型犬がこんなところを何時間も駆け回っていたら爪も肉球もボロボロになってしまう物なのですが、
伝助の足裏は異常に丈夫なんだよな~

これも生後3・4ヶ月から先住犬に負けじと追いかけて走り回って叩き上げてきた環境適応力なのだろうか?
伝助の肉球は過去の先住犬達に比べると意外と柔らかいのです。

岩や草のあるところを上手く使って休んでいます。
足元の悪い砂流の斜面に「はぁーはぁー」言いながら悪戦苦闘の飼い主を尻目にw
ちょっと上から鼻の穴を膨らませ薄目で冷ややかに見つめていますw

宝永第三火口縁
宝永第三火口の上まで来ました。
雪解け水が流れて地下へ入っていく様子です。この水が地下を通って火口底や御殿庭へ水を運んでいるのですね!

この雪の上の向こう側が宝永第二火口になるのだな~

宝永第二火口
こちらも宝永大噴火の時に出来た第二火口、第三火口よりも大きく深いです。
周囲が全て火口壁で囲われているのが特徴です。

予定とはちょっと違ってしまったけれど、ここまで来て景色を眺めると「頑張って良かったー!」と思えるわ^^;

さ~もう一分張り!折り返しはきっとあの出っ張りの辺りだ!

第二火口と第三火口の間の尾根を登っています。

犬も景色を楽しむのでしょうかね~伝助の目にはどんな風に映っているのでしょうか?

横歩きの幾つもの沢を越え、

沢越えから急斜面、そして御殿庭の緑、

積雪に阻まれて火口登り、辛い砂流を踏み越えて~

PM12:02 山体観測装置 到着 標高2352M
再度、御殿庭上から登り直して56分!
第二火口と第三火口の上に位置する御殿庭を見下ろす「山体観測装置」へ到着しました。
登った途端にしたからガスが吹き上げて真っ白になりましたが、火照った体を冷やしてくれますヾU*・ェ・*Uゝ

更に上へ馬の背へ向かって登っていってしまう伝助を静止!!
「解った!お前は凄い!!凄いから参ったー!」「今日はここで勘弁してくれ!」ヽU*´д`*Uノ悲鳴をあげるw

腰を下ろしへ垂れ込む飼い主を尻目に、突き出した岩に体を預けて今度は第二火口の底を覗き込む伝助。。。
飼い主は登る事に精一杯でw登山や景色を楽しんで満喫しているのは飼い犬の方なのかもしれない・・・
下山開始!
良く見ると伝助の居る場所はビックリするほど凄いところでした∑⊂*゜д゜*⊃!!怖くないのかな!?
さ~ここから折り返して残りの御殿庭を潜って下山するぞ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

ぬお!下からモワモワとガスが迫ってきています!雲の中へ突入だ!U*`д´*Uノ”

さっきまでとは天候がまたガラリと変わったw

丸裸の急斜面を駆け下りて~御殿庭の森の中へ入っていきます。

下るとなると飼い主は速いです!(笑)

また雪が増えてきました。

しかし、埋まるほどの積雪では無いようです(ホッ)

PM12:30 御殿庭中 通過

25分足らずで御殿庭中を通過します!本当は此処から出てくる筈だったんです^^;

そして雲を抜けたようです!

空がまた晴れてきましたヾU*・ェ・*Uゝ

空と雲と緑と雪の台地のハーモニー♪

!?あれ!?リードが無い!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

順調に下り始めて、ここで今日始めて登山者とすれ違うのですが・・・
人を見付けて戻ってきた伝助をリードに繋ごうとしたのですが・・・!!リードが無い@@!えええええええええ
思い巡らせ考えてみたのですが・・・ウエストポーチに通してぶら下げていたので外したとしたら・・・
ガラン沢から急斜面になり暑くなったので上着を脱ぐ為にポーチを外した場所しか考えられませんw

まぁ~伝助は自分から人に近付く事は無いのですが、犬の苦手な人も居ますから、その場に静止させてやり過ごします。

しかし・・・ここまで全く気付かないとはw
何処で外したっけ???などと考えているうちに、

PM12:55 御殿庭下 到着

山体観測装置から下山を始める事53分、ここから御殿庭一周を始めて約3時間40分、
当初の予定より遥かに大回りをして物凄い時間を掛けて御殿庭下まで戻ってきましたヾU*・ェ・*Uゝ
よーく考えてみましたが、何度も休憩をしましたが、ウェストポーチを外したのはただの一度きりだったはず!!
下りながらの景色はまた違って見えてしまうので、通り掛かりにその場所を確認できるかどうかになります!
一難去って試練を乗り越えまた一難!リードが無いとこの先帰りに伝助をトイレに連れ出す事も大変になります(爆)
- つづく -

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高鉢駐車場からガラン沢を抜け2時間22分、今日の目標「御殿庭」へ到着しました。
今日は此処から富士のミニチュア植物園を一周して下山の途へつきたいと考えていました。
ここからのコースです。

今居る御殿庭下から御殿庭入口へ向かい、そこから上って御殿庭上で左に御殿庭中へ抜ける赤い線のルート、
当初はこれを目標に登っていたのですが、思いも寄らない事に道を塞がれ結局宝永第二火口まで登る青いルートになりますw
はてさて、何時もこちらの考えているようにすんなり行かないのが富士山ですw
今回はどんな試練を与えてくれるのでしょうか・・・ヽU*´д`*Uノぉーぃw

順調に登山を進めてきた伝助と飼い主、御殿庭下から進路を東へ、御殿庭入口へ歩き出します。

細く痩せた高い木々の隙間に、小さな針葉樹が犇めき合って頑張っている御殿庭。

そこにコケや石など、様々な色が重なり合って小さな日本庭園の様な広場を作り出しています。




日陰には積雪が沢山残っていましたが、歩けないほどではありませんでした。

伝助は雪から雪へとクールダウンしながら歩いていますヾU*・ェ・*Uゝ

AM9:28 御殿庭入口 到着

御殿庭下から東へ16分、御殿庭入口へ到着。
世界遺産に認定されてから立派になった道標が・・・突風の影響でしょうか?壊れていました。
我が家が富士登山を始めた頃は・・・こんな立派な表記は無かったんですけどね^^;

今日は此処から上へ向かいます。

ここは不思議なところです。御殿庭には草木が生い茂っているのに・・・

その対面側には何も無い丸裸の砂流が広がっているのです。

こちら側には小さな虫も居れば小鳥の囀も聞こえてきますが、

反対側には何も無いのですヽU*´д`*Uノ

こんな感じで右手に砂流を見ながら登って行く事になります。

枯れ葉や朽ち木、木の根っ子が重なり合ってしっかり足元を固めていてくれているので意外と歩きやすいです。


そういえば西側のルートから乗った事は何度かあるのですが、こちらから登るのは初めてなんですよね~





標高が上がるに連れて、木々の葉は無くなりやせ細って背も小さくなってきました。

お!そろそろ抜けそうかな?

富士の頭と宝永山が見えましたヾU*・ェ・*Uゝ

また道標が壊れて下を向いていたので持ち上げてみましたが・・・気休めかな^^;
せっかく立派にしてもらっても、富士山の自然の力には敵わないのかなw

ん!何か見えます!御殿庭上はもう直ぐかな!?

AM10:36 御殿庭上 標高2263M 到着

御殿庭入口から休憩もかねながら登る事1時間8分(遅いw)御殿庭上へ到着しました。
宝永第三火口
御殿庭上からの景色です。
目の前に富士の頭と左に宝永山、そして直ぐ手前のすり鉢状の窪みは宝永第三火口になります。
江戸時代、西暦1707年に噴火した宝永第三火口が御殿庭
火口底2150M、上側火口壁高さ2350M、火口底直径200M

よーし!後は御殿庭の中を通って下るのみ~~タイマーで記念撮影!!やっぱ難しい・・・ヽU*´д`*Uノ

先へ登ろうとする伝助・・・「おい!ここで終わりだ!戻って来い!!」U*`д´*Uノ”ぷんぷん

ほっw御殿庭中を目指して下ります。
ここから見える宝永第三火口の底から広がる緑が御殿庭なんですね!ヾU*^ェ^*Uゝ

ゆっくり火口の底へ、緑の中へ向かっていきます。

火口底へ着きました。ゴーゴーと水の流れる音がします。。。が!流れは見えず?
雪解け水が地下を流れているのでしょうか?水が流れているから木々が育つんだ!!と考える飼い主なのでした。

また道標が下を向いていました。せっかくの新しい立派な道標が・・・・
家が登山を始めた頃は、こんな立派な物は無かったw白塗りの小さな板に手書きで書いた可愛いものでした。
地図だって書き殴りの大雑把な物でw見付けたらラッキー!!でも色あせて良く見えない;;なんてのがざらでした(笑)

さて、火口の底から雪の降り積もる森の中へ、御殿庭中を目指して入っていきます。

いや~まいったな~思ったより積雪が多い!

足跡とリボンを頼りに進んでいきますが・・・雪はどんどん深くなり・・・おまけに意外と柔らかいヽU*´д`*Uノ

深い所になると私の膝位まですっぽり埋まってしまう∑⊂*゜д゜*⊃!!

一歩一歩、先へ進むのが非常に困難な状況になってきました。雪の備えは持っていないので、
これ以上深みに嵌る前に引き返す決断をしました。

火口底まで戻ってきました。まだまだ先は長いので、ここでビチャビチャのドロドロに成る訳には行きませんヽU*´д`*Uノ
面倒ですがもう一度火口底から這い上がって別のルートを探るです。。。

登るとなると遅い飼い主・・・伝助は呆れ顔w
AM11:08 再び御殿庭上へ

30分ほどロスをして、再び御殿庭上へ戻ってきました。
今日の目標は御殿庭一周でしたが、ここで引き返すのは芸が無いのでw
だったらもっと大回りをしてやろう!!とwこの更に上の宝永第二火口を目指す事に決めました!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

GO!と指差した瞬間!伝助は駆け出して行きました@@!
さっき「行かない!」と言った方向です・・・あっ!というまに見えなくなりました^^;なんだ・・・行きたかったのか・・・w

第三火口のすり鉢の中腹に、薄っすらと道があり、それが第二火口の方へ続いていました。

伝助は遥か彼方で点ほど小さくなり、私が近付くまでチョコンと火口底を眺めていますw

私は近付くと立ち上がり、

また先へ行って待っていますヽU*´д`*Uノ

何を見ているんでしょうね~どっちが飼い犬か解ったもんじゃありませんw

そして私が近付くとまた駆け出していくw
普通大型犬がこんなところを何時間も駆け回っていたら爪も肉球もボロボロになってしまう物なのですが、
伝助の足裏は異常に丈夫なんだよな~

これも生後3・4ヶ月から先住犬に負けじと追いかけて走り回って叩き上げてきた環境適応力なのだろうか?
伝助の肉球は過去の先住犬達に比べると意外と柔らかいのです。

岩や草のあるところを上手く使って休んでいます。
足元の悪い砂流の斜面に「はぁーはぁー」言いながら悪戦苦闘の飼い主を尻目にw
ちょっと上から鼻の穴を膨らませ薄目で冷ややかに見つめていますw

宝永第三火口縁
宝永第三火口の上まで来ました。
雪解け水が流れて地下へ入っていく様子です。この水が地下を通って火口底や御殿庭へ水を運んでいるのですね!

この雪の上の向こう側が宝永第二火口になるのだな~

宝永第二火口
こちらも宝永大噴火の時に出来た第二火口、第三火口よりも大きく深いです。
周囲が全て火口壁で囲われているのが特徴です。

予定とはちょっと違ってしまったけれど、ここまで来て景色を眺めると「頑張って良かったー!」と思えるわ^^;

さ~もう一分張り!折り返しはきっとあの出っ張りの辺りだ!

第二火口と第三火口の間の尾根を登っています。

犬も景色を楽しむのでしょうかね~伝助の目にはどんな風に映っているのでしょうか?

横歩きの幾つもの沢を越え、

沢越えから急斜面、そして御殿庭の緑、

積雪に阻まれて火口登り、辛い砂流を踏み越えて~

PM12:02 山体観測装置 到着 標高2352M
再度、御殿庭上から登り直して56分!
第二火口と第三火口の上に位置する御殿庭を見下ろす「山体観測装置」へ到着しました。
登った途端にしたからガスが吹き上げて真っ白になりましたが、火照った体を冷やしてくれますヾU*・ェ・*Uゝ

更に上へ馬の背へ向かって登っていってしまう伝助を静止!!
「解った!お前は凄い!!凄いから参ったー!」「今日はここで勘弁してくれ!」ヽU*´д`*Uノ悲鳴をあげるw

腰を下ろしへ垂れ込む飼い主を尻目に、突き出した岩に体を預けて今度は第二火口の底を覗き込む伝助。。。
飼い主は登る事に精一杯でw登山や景色を楽しんで満喫しているのは飼い犬の方なのかもしれない・・・
下山開始!
良く見ると伝助の居る場所はビックリするほど凄いところでした∑⊂*゜д゜*⊃!!怖くないのかな!?
さ~ここから折り返して残りの御殿庭を潜って下山するぞ!U*`д´*Uノ”ぉぅ!

ぬお!下からモワモワとガスが迫ってきています!雲の中へ突入だ!U*`д´*Uノ”

さっきまでとは天候がまたガラリと変わったw

丸裸の急斜面を駆け下りて~御殿庭の森の中へ入っていきます。

下るとなると飼い主は速いです!(笑)

また雪が増えてきました。

しかし、埋まるほどの積雪では無いようです(ホッ)

PM12:30 御殿庭中 通過

25分足らずで御殿庭中を通過します!本当は此処から出てくる筈だったんです^^;

そして雲を抜けたようです!

空がまた晴れてきましたヾU*・ェ・*Uゝ

空と雲と緑と雪の台地のハーモニー♪

!?あれ!?リードが無い!!∑⊂*゜д゜*⊃!!

順調に下り始めて、ここで今日始めて登山者とすれ違うのですが・・・
人を見付けて戻ってきた伝助をリードに繋ごうとしたのですが・・・!!リードが無い@@!えええええええええ
思い巡らせ考えてみたのですが・・・ウエストポーチに通してぶら下げていたので外したとしたら・・・
ガラン沢から急斜面になり暑くなったので上着を脱ぐ為にポーチを外した場所しか考えられませんw

まぁ~伝助は自分から人に近付く事は無いのですが、犬の苦手な人も居ますから、その場に静止させてやり過ごします。

しかし・・・ここまで全く気付かないとはw
何処で外したっけ???などと考えているうちに、

PM12:55 御殿庭下 到着

山体観測装置から下山を始める事53分、ここから御殿庭一周を始めて約3時間40分、
当初の予定より遥かに大回りをして物凄い時間を掛けて御殿庭下まで戻ってきましたヾU*・ェ・*Uゝ
よーく考えてみましたが、何度も休憩をしましたが、ウェストポーチを外したのはただの一度きりだったはず!!
下りながらの景色はまた違って見えてしまうので、通り掛かりにその場所を確認できるかどうかになります!
一難去って試練を乗り越えまた一難!リードが無いとこの先帰りに伝助をトイレに連れ出す事も大変になります(爆)
- つづく -

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Entry ⇒ 2017.05.06 | Category ⇒ 御殿庭 | Comments (2) | Trackbacks (0)